短歌の実践テクから呪術性まで教える入門書!「シン・短歌入門」

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    短歌ビギナー必読の書!

    『念力家族』の歌人がひもとく令和の短歌入門書

     ムー読者には、本誌で連載されていた「オカルト短歌」でもおなじみ、NHK短歌の選者もつとめた歌人笹公人(ささきみひと)さんの新刊『シン・短歌入門』が発売された。2020〜2022年の「NHK短歌」にて連載されたコーナー「念力短歌入門」をベースに編集されたもので、短歌のはじめかた、つくりかたが基礎の基礎からわかりやすく解説されている。

     たとえば、歌をつくるには何から始めたらいいの? という本当にファーストステップの質問から、初心者が覚える型はある? 季語は入れた方がいい? 口語と文語は混じってもいい? などなど、ビギナーが悩みそうなところを細かく、ていねいにひもといてくれているのだ。どこからでも読めるQ&Aスタイルで、ページをめくるうちに、自分にも短歌よめるかも、つくりたい……! という気持ちになってくるのは、本書に込められた笹さんの短歌への愛と念力が伝わってくるからなのだろうか。

    「オカルトと短歌」「歌人 出口王仁三郎」など、笹さんらしい歌論集(コラム)も収録されていて、こちらもムー民必読。ハウツーとしても読み物としてもうれしい一冊だ。

    『NHK短歌 シン・短歌入門』(笹公人著、1,600円+税、NHK出版)

    webムー編集部

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