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ムー旅レポート2発目、宇宙人博物館でメキシコ史を覆す遺物と遭遇!
ムー的ミステリー・トピックスを取材しようと、PASELAメキシコ観光社の協力を受けてメキシコへと向かった我々取材班。到着初日から、強烈な洗礼を受けたことは先日のwebムーでお伝えした通りである。
そして2日目を迎えた今回は、メキシコで最も宇宙人アイテムを保有されているという宇宙人博物館への取材を敢行! その度肝を抜く品々をぜひ紹介させてほしい。
宇宙人博物館「アリステア」は、メキシコの富豪マリオ・イゲラ氏が自宅の一部を改装し、趣味で始めた博物館である。しかし博物館とはいっても、マリオ氏の知り合いしか見学を許されていない、ごく限られた人にのみ公開している場所である。
今回、我々は現地コーディネーター宮良(みやら)さんのつてで特別に取材の許可をもらったのだが、自宅を改装した博物館ということで、正直、取材時間は長くても2時間くらいだろうと思っていた。
しかし、この読みが完全に外れていたことを先にお伝えしたい。展示されている品々は個人の趣味を明らかに超えており、取材時間はなんと怒涛の6時間にも及んだのだ。
朝10時過ぎ。ホテルのような外壁に囲まれたマリオ邸に到着した我々取材班は、まず門を入ってすぐのパティオに案内された。ここでまずメキシコで出土した名も無き文明の遺物を見させてもらった。
これらの多くはゲレロ州とハリスコ州近辺で出土しているという。明らかに宇宙人と思われる生命体が多数刻まれているが、出土場所によって材質や特徴に違いがあることから、マリオ氏はゲレロ、ハリスコには違う種族の宇宙人が飛来していたと推測しているようだ。そして館内に入るとまずその展示品の多さに驚かされた。親指の爪ほどの大きさの置物から、重さ16キロを超える彫刻まで400個を超える品々が展示されていたのだ。
特に、古代ピラミッドの地下から発見されたという頭部の彫刻はまさにエイリアン・オーパーツと形容するにふさわしい遺物であった。逆三角形の顔にアーモンド型の目をしたこの物体は、重さ約10キロの頭部を約5センチの首が支えており、力を入れなくても軽く触るだけで最も簡単に回転するのだ。
素材は黒曜石、または火山性クリスタルと考えられているが、触れると滑らかでまるで碁石のようにツルツルである。この時代に石を磨く技術があったとは考えにくいことから、マリオ氏も一度は鑑定に出そうとしたそうだ。しかし、鑑定には石を一部削り取る必要があったことから、やむなく断念せざるを得なかったのだという。確かに少しでもバランスが崩れたらもう2度と立つことも難しいかもしれない。それほど絶妙なバランスなのだ。
そしてさらに気になる点は、なぜ宇宙人を模造した彫刻が古代のピラミッドから出土したのか、である。
マリオ氏はその答えについて「あくまでも推測に過ぎない」と前置いた上で、宇宙人は当時の人間にとって非常にインテリジェンスな存在で、尊敬や崇拝の対象であった可能性について語ってくれた。
マリオ氏のコレクションの1つに宇宙人と王族と思われる人間が交配し、子供を成すまでの過程が記された彫刻がある。氏は、これこそが人間と宇宙人の関係性を示した縮図だと断言。宇宙人は王族など高位の人間と交配していた=宇宙人は高位の人間しか接することが許されない地位にいた、と解釈しており、産まれた子供は宇宙人と地球人のハイブリッドとしてその後もこの地で繁殖していた可能性が高いとしている。
アリステア博物館に展示されている遺物が全て本物だとしたら、地球の人類史は大きく変わるのではないだろうか。いや、人類の歴史どころか、現代を生きる我々の概念までも変えてしまうだろう。
しかし残念なことに、展示品の多くが一部を除き詳しい鑑定が行われていないのが現状である。巻物などはすでに科学的検証が行われているが、陶器類はどうしても鑑定が難しいということだ。
そして6時間後――。閉館時間ギリギリに国立人間博物館へと向かった我々だったが、そこでもマヤ、アステカ時代の土偶にマリオ氏が説明するハイブリッド思しき土偶を多数発見。
早速マリオ氏に確認したところ、これらはすべてハイブリッドを表したもので間違いないということだ。ぜひ日本でも同じような特徴の彫刻を発見した際には、ハイブリッドの可能性も含めてじっくり鑑賞していただきたい。
そしてここで余談だが、マリオ氏の豪邸が売りに出されている。なんでも博物館を開設するために引っ越しを考えているのだそうだ。その時には非公開としている秘密の遺物についてムーでの公開を約束してくれたことから、また続報が入り次第お知らせしたいと思う。
また豪邸購入に興味のある方はぜひメキシコ観光社までぜひ一報を!
遠野そら
UFO、怪奇現象、オーパーツなど、海外ミステリー情報に通じるオカルトライター。超常現象研究の第一人者・並木伸一郎氏のスタッフも務める。
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