CIAは日本でも情報操作を行っている! ニセ情報やトレンド操作で形成するリアルな世論/宇佐和通
米国の内外にかかわらず世論を操作し、世界を自らの望む形に変えようと活動するCIA。いったいこれまで日本はどのように操られてきたのか――?
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UFOの存在を公認したアメリカが、旧ソ連時代のUFO情報も調査に乗り出している。UFOデータ「セトカ」はUFO情報の公開にどう影響するのか?
「CIAは旧ソ連のUFOデータを数千ドルで購入した」
ロシアの宇宙飛行士が、旧ソ連が機密裏にUFOなどの異常現象に関する調査・研究を行っていたことを暴露、CIAがそれらのデータを購入していたことを明かした。
「異星人は間違いなくいるよ。僕はただ運が悪く会えなかっただけさ」
そう語るのはロシア人宇宙飛行士のミハイル・コルニエンコだ。コルニエンコは過去4回の任務で、国際宇宙ステーション(ISS)に通算516日滞在した経歴をもつベテランの宇宙飛行士である。
そんな氏はあるテレビ番組のインタビューの中で、「UFOや異星人が存在していることは間違いないし、それは我々にとって隠し立てするようなことではない」と語り、ISSで一緒に任務についていたアメリカ人宇宙飛行士がUFOを目撃していたことを告白したのだ。
1977年9月。ソビエト上空に出現した巨大なクラゲのような物体が出現し、地上へ向け謎の光線を幾重にも放つという事件が起きた。通称「ペトロザボーツク事件」である。
目撃者は数千人にも及び、事態を重くみたソ連政府は機密裏にプロジェクト「Setka(セトカ)」を発足、これによりソ連国家保安委員会(KGB)の管理の元、地球外生命体に由来するUFOなどの異常現象の調査研究に本格的に着手することになった。
コルニエンコによると、ソ連のUFO研究は「セトカ」を起点に「Galaxy MO」や「Horizon MO」などとプロジェクトネームを変更しつつも、続けられていたという。だが、ソ連が崩壊すると、これらのデータは数千米ドルで米・CIAが購入、ソ連軍の戦闘機とUFO衝突事件に関する資料を含む400件にも上るUFO資料が売却されたということだ。
旧ソ連は「ペトロザボーツク事件」をきっかけにUFOの調査研究に乗り出したと言われているが、実は第一次世界大戦下でもUFOに関する資料は残されている。当時は“UFO”という認識が無かったため、飛行体の一種と思われていたようだ。
1914年7月26日と27日には、ジトーミルの軍事基地上空に現れた正体不明の飛行体が、基地を2夜続けて照らし続けたという記録が残されている。他にも様々に色を変える飛行体や、火の玉のように発光する飛行体など明らかに現代でいう“UFO”と思われる物体がひんぴんに出現していた事がはっきりと記録に残されている。
1991年にソ連が崩壊してから30年の月日が経ったが、果たしてCIAが入手したソ連のUFO研究データはどのようなものだったのだろうか?
ご存じのとおり、アメリカはUFOの存在を認め、安全保障上の脅威として、表立った対策を進めている。旧ソ連のUFOデータを入手したアメリカは、過去の「未確認飛行物体」情報をどう扱うのか……。注視が必要だ。
(2022年1月3日記事を再編集)
遠野そら
UFO、怪奇現象、オーパーツなど、海外ミステリー情報に通じるオカルトライター。超常現象研究の第一人者・並木伸一郎氏のスタッフも務める。
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