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ムー推薦! オカルト×エンタメの児童文学『セカイの千怪奇』シリーズが始動

文=高野勝久

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    世界をめぐってあらゆる不思議を配信だ! 岩崎書店からムー的な児童書が登場。

     中等部一年生の世開未知人(せかいみちと)は、元考古学教授の父・豪とともに世界各地を旅している。世界じゅうのUFOやUMA、幽霊の出現情報のあった現場に直行して、取材、撮影し、オカルト動画配信サイト「オーチューブ」に発表するのがふたりの仕事だ。
     イースター島のモアイ、イギリスの幽霊屋敷、プエルトリコのチュパカブラまで、この世のあらゆる不思議に挑む父子には、どうしても自分たちの手で解明しなければならない未解決事件があったのだ……!

     ムーも推薦するオカルト×エンタメ読み物『セカイの千怪奇』シリーズ(全5巻/岩崎書店)のリリースがスタートした。執筆するのは「念力家族」「ほんとにあった怖い話」なども手がけた脚本家・小説家の木滝りまと、小説から演技、演出までオールジャンルにこなす太田守信のふたり。

     ある事件の真相に迫るため世界じゅうのオカルトスポットを冒険するという胸踊る展開で、現地で撮影された貴重な写真も多数掲載。
     実際に存在する・目撃された怪奇がテーマのエンタメ読み物だけに、次々と出現する謎やちりばめられたオカルト情報は大人もじゅうぶんに楽しめる濃密さ。メインターゲットは小・中学生だが、ムーファン=ムー民たちも、まだムー民の卵だった頃のあのワクワクと興奮を再体験できるはず!

    『セカイの千怪奇①幽霊屋敷レイナムホール』
    (木滝りま、太田守信/作、先崎真琴/絵、900円+税、岩崎書店)
    https://www.iwasakishoten.co.jp/book/b608520.html

    高野勝久

    ライター、編集者。日本の歴史や神話をメインフィールドに活動。