ペンタゴン公認のUFO展示会が中止に! 元NASA研究者が見た「宇宙人の遺体」「飛行運用できるUFO」の行方は?/仲田しんじ
元NASA所属のある研究者が「米政府は運用可能なエイリアンの宇宙船を所持している」と衝撃的な暴露を行った――。
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木星は4つの衛星を持っているが、その第二衛星であるエウロパには科学者たちの好奇の視線が集中している。その最大の理由は、エウロパの地下にある莫大な水量の「内部海」の存在だ――。
木星の衛星、エウロパには太陽系で最大の海があることが知られている。エウロパの地表は氷で覆われているのだが、その30キロメートル地下からは水をたっぷり湛えた「内部海」が広がっているのだ。
いくつかの推定によると、エウロパ地表から海底までの深度は70~100キロメートルあるということだ。
最近の研究ではエウロパの地表の氷の地殻が所々で薄くなり、内部で圧力が加わっている液体の水が間欠泉として地表から噴き出していることが報告されている。
この氷の下からの噴出は、不可解な明るい青色の輝きを伴っていたといわれているが、その理由はまだ明らかにされていない。
NASAに35年以上勤続していた元職員のモーガン・アレン氏が、最近ポッドキャスト番組に出演して気になる発言を行っている。この宇宙で、技術的に進歩した文明の代表者が永久に生きることができるのは、エウロパの内部海であるというのだ。つまり、先進的なエイリアン文明がこのエウロパの内部海を活用しないはずはないというのである。
2016年にアレン氏はNASA内で、とある1枚のエウロパの写真を見て、その詳細を検分した末にこの結論に達したという。また、その写真にはエウロパの地表上空に浮かんでいる謎の物体があったことにも触れている。それはUFOなのだろうか。そして、その写真が一般に公開されることがあるのだろうか。
さらにアレン氏は、エウロパ地表の氷の下から水が勢いよく噴出される様子が2019年に撮影されたことについても言及している。間欠泉は15~20キロメートル上昇し、2機のUFOが噴出地点に潜り込んでいったという。この一連の現象には、神秘的な明るい青色の閃光が伴っていたということだ。
アレン氏は、このUFOは偶然に写り込んだものではなく、意図的なUFO活動であると考えている。氷の下にエイリアンがUFO基地を築いている可能性は十分にあり、適切なタイミングで彼らの技術を使って氷を掘削したり溶かしたりしているという。したがって、UFOが噴出孔の奥へと潜り込んでいったり、あるいは出てきたりすることもあるというのだ。
エウロパが居住可能な天体であり、人類の有望な“移住先”となる可能性があるという見解は以前から語られている。 いずれにせよ、エウロパには生命を育むのに必要なすべての条件がそろっているのだ。
残念ながら地球から離れ過ぎているため、現在の技術ではエウロパで何が起こっているかをリアルタイムで観察することはできない。
しかし、大きな希望が控えている。NASAのエウロパ探査機「エウロパ・クリッパー(Europa Clipper)」が来年10月に打ち上げを控えているのだ。
エウロパ・クリッパーはエウロパの周回軌道には入らないものの、8年間にわたって木星を周回しながらエウロパ上空の低高度を44回、フライバイ(接近通過)するミッションが予定されている。
エウロパ・クリッパーには、氷の中を探知するレーダー、短波長の赤外線分光器、地形を撮影するためのカメラ、イオンと中性粒子の質量分析計が搭載される予定で、まだまだ謎が多いエウロパについての画期的な発見が期待されている。
来年にエウロパ・クリッパーが予定通りに打ち上げられ木星軌道に入る2030年以降、木星とエウロパについてどのような驚きの発見がもたらされるのか。またアレン氏が言うようなUFOや内部海にあるというUFO基地の痕跡などが発見されるのだろうか。まだ少し先の話にはなるが期待は膨らむばかりだ。
【参考】
https://anomalien.com/mysterious-ufo-activity-spotted-on-jupiters-moon/
仲田しんじ
場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
ツイッター https://twitter.com/nakata66shinji
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