原点はタコにあらず--溟海の巨怪「クラーケン」/幻獣事典
人智の及ばぬほど巨大な海棲生物「クラーケン」の基礎知識です。
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元NASA所属のある研究者が「米政府は運用可能なエイリアンの宇宙船を所持している」と衝撃的な暴露を行った――。
史上最大のUFO事件である「ロズウェル事件」では、墜落したUFOの残骸と搭乗していたエイリアンの遺体が回収されたーーという説もある。では、米軍が掌握しているUFOはクラッシュして動かなくなった機体だけなのだろうか。
1970年代にNASAの国際宇宙ミッションに携わっていたボブ(ロバート)・エクスラー氏は、CIAとペンダゴンの高官から、ロズウェル事件で回収されたエイリアンの遺体が保存されていることや、地球外先進文明のUFOが飛行可能な状態で保管されていることを聞かされたと暴露している。
その極秘情報を知ったのは、エクスラー氏がNASAを離れた後。
離職後も協力関係を続けていたエクスラー氏は、ある日、同局の「宇宙の旅プロジェクト」のコンサルタントとして会議に招かれたという。
このプロジェクトはスペースシャトルの実物大模型を各地で展示する巡回型展覧会として企画されたものであったが、その一部には、UFOと地球外生命体に関する展示も計画されていた。
企画会議に招かれたエクスラー氏はペンタゴン(国防総省)の高官たちとも話し合ったのだが、その際に1人の高官が展覧会で「極低温タンク内のエイリアンの遺体を展示する」ことを提案したというのだ。さらに高官は、遺体を透明なポリカーボネイト製のタンクに収め、照明でライトアップして見せたい旨を説明。そしてエクスラー氏に次のようなアドバイスを求めたのだ。
「(エイリアンの遺体は)実物と模型のどちらを使うべきでしょうか」
ペンタゴン高官は、来場者に本物のエイリアンの遺体があることを示したいと考えていたのである。
政府当局が本物のエイリアンの遺体を保管しているーー。そのことを唐突に知らされてショックを受けたエクスラー氏だったが、なんとか平静を装い、対応を続けた。そして、遺体が収められたタンクと共に、カラー写真付きの「検死報告書」を一緒に展示する案を述べたということだ。そしてこの時の話し合いから、保管されているエイリアンの遺体は複数あることを察することができたという。
こうした企画会議が何度か行われたのだが、残念ながら同プロジェクトは、予算上の理由から1990年代初頭に棚上げされて日の目を見ることはなかった。もしも展示会が実施されていたならば、エイリアンの存在を当局が公式に開示するイベントになったことだろう。
そしてエクスラー氏は、CIAの高官からも重要な情報を聞かされている。
元海軍情報局長で元CIA副局長のボビー・レイ・インマン氏は、1989年にエクスラー氏が行った電話インタビューで、アメリカ政府は人類起源ではない技術を所有していると語ったのだった。
エクスラー氏:「回収されたUFOが軍の外部でも技術研究に利用できるようになると予想していますか?」
インマン氏:「正直わかりません。10年前なら答えはノーだったでしょう。時間が経つにつれて、彼らはそれについてよりオープンになりはじめているので、今は可能性はあります」
エクスラー氏はインマン氏の話から、アメリカ政府が保有しているUFOには「ロズウェル事件」の事故機の残骸だけでなく、問題なく動作する複数の機体があることがわかったのだと述べている。このことはアメリカ政府がすでにエイリアン文明と接触、交流していることを示す証左であり、当局はエイリアンからUFOを供与されているというのだ。
そして、エクスラー氏自身も肉眼で何度もUFOを目撃していることを、研究者による交流フォーラム「Outpost Forum」が1993年9月28日に行ったインタビューで語っている。
「実際、私はきわめて多くの機会に、これらの機体を非常に近い距離で見てきました。それは並外れた技術です。インマン氏の話は、これらの機体が人間の技術によって製造されたものではないと私に確信させてくれたのです」(エクスラー氏)
エクスラー氏は、地球を訪れているエイリアンにはさまざま種族がいることを指摘し、敵対的な種族から身を守るには友好的な種族と協力関係を築くことが重要であると提言している。エイリアンの中にはモラルと礼節を欠いた種族もいるというのだ。
「技術的には、これらの存在は私たちよりも知性があるかもしれませんが、礼節の分野では私たちがより進んでいるように見えます。私たちは感情を持ち、仲間のことを心配していますが、これらの他の文化の一部では、必ずしもそうではないようです」(エクスラー氏)
NASAを離れた後はUFO研究家として重要な暴露と発言を行ってきたエクスラー氏だったが、晩年は肺がんと闘い2020年6月6日に71歳で亡くなった。ちなみにエクスラー氏がインマン氏に行った電話インタビューの一部始終は、文書化されてアーカイブに残されている。記録に残されているエクスラー氏の言葉に今一度耳を傾けてみれば、まだまだ新しい発見があるかもしれない。
仲田しんじ
場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
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