ポジティブな言葉があなたを動かす!/ルイーズ・ヘイの「人生を変えるアファメーション」〈実践編〉

監修=ガイアブックス

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    肯定的な言葉を自分に対してくり返し発する「アファメーション」の元祖、ルイーズ・ヘイが実際に使っていた言葉のなかから、豊かさと成功を引き寄せるものと、折れそうな心を励ますものをご紹介する。

    ◆はアファメーションのテーマ、——はその姿勢、「 」内はルイーズ・ヘイが実際に使ったアファメーション、続く文章は解説です。アファメーションの部分をくり返すだけでなく、ポジティブな言葉や説明を読むことで、アファメーションの意味がより深く理解され、潜在意識まで浸透し、なるほどと肯定できるようになるでしょう。

    豊かさと成功を引き寄せるアファメーション

    ◆豊かさのマインド
    ——他人の幸せを喜んでください。そして、みんなにいきわたるだけの幸せが十分あることを知ってください。

    「他人の幸せを願う人ほど幸せになれます」

     自分が幸せかどうかは意識の持ち方で決まります。〈無限の知性〉はいつも私にイエスといってくれます。そして、私も〈無限の知性〉が与えてくれるものすべてに対してイエスといって受け取ります。
     かつてニューヨークを拠点に活動していた有名なキリスト教伝道師のアイク牧師は、まだ貧しい駆けだしの伝道師だったころ、高級レストラン、瀟洒な家、高級車のそばを通るたびに、「あれは私のためにある」と大きな声で何度もいったそうです。
     私は幸せな光景を目にしたときは、声に出して喜びます。そして、その幸せが私の人生にも訪れたときのために、幸せを受け入れるスペースを自分の中につくっておくのです。
     自分が持っているものに感謝すると、豊かさが増えていきます。これはモノだけでなく、才能や能力、健康についてもいえます。豊かさはいたるところにあります。私はそれを目にするたびに、喜びに浸るのです!

    ◆成功
    ——成功するためには、自分を失敗者であると考えるのではなく、成功者だと信じることです。

    「私はすべて成功だと思っています」

     どんな経験からも学ぶことはあります。すべて学びですので失敗しても問題ありません。その経験を糧にして一歩ずつ着実に進む——そのことだけを心がけて、私は成功を積み重ねてきました。そして、日々失敗を恐れず、失敗から学ぶ姿勢が身についたように思います。昔の私なら、失敗しそうになったら、すぐに逃げだしていました。しかし、今では教訓を学ぶよい機会ととらえるようになりました。
     この〈全宇宙〉を支配しているのは〈ひとつのパワー〉だけです。しかもこの〈パワー〉のなすことは100パーセント成功します。この〈パワー〉は私の創造主です。だから、私はすでに立派な成功者なのです。

    ◆幸せになる価値
    ——私は最高の人生を手に入れるのに値する人です。

    「私にはすばらしい経験をする価値があります」

     残念ながら、「自分は人生のよいこと全部を受け取る資格がある」と信じている人はほとんどいません。多くの人は子供のころから条件づけをされてきました。たとえば、ホウレンソウを食べなさい、部屋を掃除しなさい、髪を整えなさい——そうすればいいことがあると信じ込まされてきたのです。
     確かにこうしたことができるようになるのは大事ですが、自己肯定感を持つこととはなんの関係もないことです。
     私たちが気づかねばならないこと——それは、自分は今のままで十分すばらしいということ、そして、何も変えなくても最高の人生を手にする資格がある、ということです。私は両手を広げ、愛をもって宣言します。
    「私には人生に起こるよいことを全部受け取る資格があり、それを受け取ります」
    ◆お金の心配
    ——お金に対する考え方が変われば、お金の流れも変わります。豊かさに意識を向ければ、豊かさが流れてきます。

    「私は金銭的にも豊かです」

     お金に関する意識や思い込みは潜在意識に刷り込まれています。だから、お金について話すときは皆、感情的になりがちです。ただ、お金に関する自分の本音を理解しておくことは大切です。その方法のひとつとして次のようなやり方があります。
     まず、鏡に映った自分に向かって「お金に関するいちばんの悩みは○○です」といいます。その後、リラックスして、心の声が聞こえるのを待ちます。
    「このままじゃ生活していけない」「きっと自分も父親と同じように貧乏になるんだ」……どんな声であれ、聞こえてきたそのままをノートに書きとめてみましょう。それを見て、「自分はこんなふうに考えていたのか。道理で豊かになれないはずだ」と思うかもしれません。
     大事なのは、お金の流れをブロックしているのは、あなた自身の考え方だと気づき、それを少しずつ修正していくことです。ネガティブな考えを堂々巡りさせるのではなく、「私は〈宇宙〉に守られています。必要なものはすべて与えられています。私はこれからたくさんお金を稼ぐことを自分に許可します」のような新しい考え方を取り入れて、自分自身を愛することからはじめます。

    ◆ビジネス
    ——私の内なる〈神聖な知性〉はビジネスに影響し、私は次々と成功を収めています。

    「私の仕事は、自分が大好きなことをすることです」

     私は、自分のビジネスをマネジメントするうえで、〈神聖な知性〉を信頼しています。実際に会社を経営しているかどうかは別にして、私がこの〈神聖な知性〉に雇われていることは確かです。この〈知性〉は唯一無二の存在で、私たちのいる太陽系の歴史をつくってきた輝かしい実績があるのです。具体的にいうと、数百万年もの間、太陽系の惑星を調和のとれた整然とした軌道に導いてきたのです。
     私はこの〈知性〉をビジネスパートナーとして快く受け入れています。私が必要とする答え、解決策、癒し、そして創造的なアイデアは、全部この〈神聖な知性〉から得ることができます。私のビジネスが人に喜ばれ、成功を収めているのは、そのおかげです。

    ◆請求書
    ——請求書は、私に支払い能力があるという証です。

    「私にとって、経済的な自立は容易です」

     創造主は私たちにありとあらゆるものを与えてくれます。ただし、自分は創造主の恩恵を受け取るのにふさわしい人間かどうか——それを決めるのは自分です。今、私たちが持っているものは、すべて自分の意志で受け取ったものです。
     今とは何か違うものがほしくなった場合、どうすればいいでしょうか? 現状に不満を述べていては受け取れません。何か違うものを手に入れる唯一の方法。それは意識を拡大させることです。
     請求書は愛をもって受け取り、支払いをするときは喜びを感じましょう。お金の問題に関しては、ポジティブに考えることからはじめましょう。あなたにサービスや商品を提供し、請求書を発行した人は、あなたに支払い能力があると確信したからそうしたのです。請求書はあなたが信頼されている証なのです。

    折れそうな心を励ますアファメーション

    ◆恐れ
    ——私はこの〈宇宙〉のどこにいても安心感に包まれています。

    「私は大丈夫」

     私たちはいつでも、愛を選ぶか、恐れを選ぶかを選択することができます。恐れを感じたときは、私は太陽を思いだすことにしています。ときおり雲に隠れることはあっても、太陽は常に明るい光を注いでくれます。太陽と同じように、〈ひとつの無限のパワー〉も私に永遠の光を注いでくれます。
     ときどき頭の中にネガティブな思考の雲が広がり、一時的にその光をさえぎることがあります。そんなときは〈ひとつの無限のパワー〉の光を思いだすようにしています。光の中にいると安心感を覚えるからです。何かに恐れを感じたときは、恐れを、ただ空に浮かぶ雲のように通りすぎさせてあげます。
     私は恐れに支配されることはありません。私は、自分の身を守る必要に迫られることなく、いつも安心して生きていけます。また、心から行うことが大事だとわかっています。
     だから、私の一日は静かに自分の心とつながることからはじまります。不安や恐れを感じたときは、いつも心を開き、愛が自然に不安や恐れを溶かしていくのを待ちます。

    ◆救い
    ——どんな試練に遭遇しても、私は愛されることを知っています。

    「私は、いつも愛のエネルギーとつながっています」

     人生はまさに未知の領域を歩むようなものです。だれもが今この瞬間、この地球上で、自分の知識と判断力を頼りに、最善を尽くして生きているのです。
     どんな些細なことでも、自分が思っていた以上にうまくできたときは、自分をほめてあげましょう。誇りに思いましょう。
     この地球上には、心身の不調を経験し、癒しを必要としている人がたくさんいます。不調を癒す方法はあります。心の底から愛が語りかけてきたとき、その声に耳を澄ませるのです。
     毎日時間を取って、静かに心を落ちつけ、愛が手足から各臓器に染み渡るのを感じてください。愛には癒しのパワーがあります。愛はすべての扉を開けます。愛は、いついかなるときも存在している〈宇宙エネルギー〉そのもので、人生の試練を乗り越えられるよう、いつでも私たちに手を貸してくれるのです。
     心を開いて、愛を全身で受けとめ、あなたを創造してくれた〈宇宙エネルギー〉とのつながりを感じましょう。

    ◆障壁
    ——私は限界の壁を突き破り、可能性に目を向けます。

    「人生で体験することは、すべてよい人生のための学びの機会です」

     智慧と学びへの扉は常に開かれています。人生で経験するさまざまな障壁、妨害、難題……。これらは私にとって家庭教師のようなものです。なぜなら、過去への執着を断ち切り、未来への〈可能性全体〉に目を向ける機会を与えてくれるからです。
     私は想像の翼を広げて、人生最高の出来事が起きた場面を想像するのが大好きです。不思議なことに、よいことを何度も想像しているうちに、障壁や障害がいつのまにか消えてしまうのです。その後、突然降って湧いたみたいに、私の人生に小さな奇跡が次々と起こりはじめるのです。そして、ときどき、何もせず、ただ静かに座って〈神聖な智慧〉の声に耳を傾けています。私は人生という名の学校で学ぶ生徒なのです。
    ◆問題解決
    ——愛があれば、どんな問題も解決することができます。

    「自分を愛すること、それは、私の魔法の杖です」

    「ありのままのあなたを愛しています」と、鏡に映った自分の姿を見ながら自分自身に語りかけるのは、最初は難しいことかもしれませんが、毎日続けていると、だんだんできるようになります。
     今の私の人生は、問題解決しようとしなくても、よい方向に進んでいきます。しかし、かつての私は、何か問題があれば、一刻も早く修正したり解決することに躍起でした。たとえば対人関係、預金残高、上司との関係、自分の健康、創造性……。
     ところがある日、私は魔法を発見したのです。自分のすべてを心の底から愛することができれば、人生に信じられない奇跡が起こるという魔法です。
     自分を愛せるようになったとたん、私を悩ませていた問題が奇跡のように解決しはじめ、最後には解決すべき問題が何もなくなったのです。
     それ以来、私は問題解決ではなく、自分を愛すること、そして〈宇宙〉は私が必要とするもの、望むものをすべて私のもとに届けてくれるという〈宇宙〉への信頼に意識を向けるようになったのです。

    ◆恨み
    ——恨みを抱えて生きるのはやめます。

    「私は手放し、許します」

     私も昔は、多くの人と同じように、ひとりよがりの恨みを募らせ、恨みの牢屋につながれたまま生きていました。あんなひどいことをされたのだから、怒って当然だ——。当時の私はそう考えていたのです。
     しかし、憎しみや恨みを持ちつづけていると、ひどい仕打ちを受けたとき以上に自分が傷つくことになるのです。そのことに気づいたのは、ずっと後のことでした。
     許すということは、相手のネガティブな行為を容赦するということではなく、相手に対する恨みを手放して、自分自身が自由になることを意味する、ということを私は学びました。憎しみや恨みを手放した瞬間、心の扉が開いて心が軽くなり、私は牢屋から解放されたのです。

    ◆間違い
    ——私はどんな経験を通してでも、自分を愛しています。そして、すべてはうまくいっています!

    「私は自分の価値を認めます」

     私はずいぶん前から心のワークを通して自分の内面と向きあってきました。もちろん、まだまだやり足りない部分はあります。でも自分と丁寧に向きあうなかで学んだことがあります。それは、何かにつけて「自分は間違っている」と考えている間は癒されないということです。
     だから私は、間違ったときは状況をよく調べて、次回どうすればうまくいくかを考えます。自分自身が違和感を覚えるような行動を取っていることに気づいたときは、そのもとになった考え方を見つけてすぐに手放します。「悪いのは自分」「自分が間違っている」と自分を責めるような考えが頭をよぎったときは、即、そういう考え方をやめます。
     毎日が学びの連続です。人生に「間違う」ということはないのです。学んでいるだけなのです。
    『あなたが日々に発する言葉が人生を変える!』(ガイアブックス刊)。ルイーズ・ヘイが考案した104のアファメーションが収録されている。

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