日本統治時代の台湾に飛来したデルタUFOの謎/MUTube&特集紹介 2023年5月号
京都の骨董店に眠っていた台湾の古写真に謎の飛行物体が写っていた。約80年前の農村部に飛来したのか? その目的は何なのか、本誌の独自取材で得た貴重な最新情報を三上編集長がMUTubeで解説。
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UFOホットスポット、マニトバには住民からニックネームをつけられるほど親しまれたUFO事件がある。「チャーリー・レッドスター」の正体は、地元施設の監視者だったのか?
近年UFO目撃情報が多発しているカナダ。なかでも手つかずの自然が多く残されているマニトバ州は、古くから謎の飛行体が目撃されているホットスポットである。
とくにUFO目撃事件が相次いでいた1960年~1970年代。マニトバ州南部に位置するペンビナ・バレー地域のカーマンという農村では、約2年もの間UFOが目撃され続けていた。

人口3000人ほどの小さな村・カーマンに初めてUFOが現れたのは1975年2月。ある男性が納屋で作業をしていた時のこと。突然現れたボール型の飛行体が、納屋や男性の周辺を飛び回ったのだ。それは直径35~45cmほどの大きさで、赤く光り輝き、焼け付くような熱を発していたという。
そしてこの奇妙な出現から時をおかずして、すぐさま村のあちこちで同じような飛行体が目撃され始めるのだ。時には住民のすぐ近くまで降下し、周囲をホバリングしていたといたそうだが、その様子は子供がはしゃぎ、飛び回っているようだったという。
だが驚くのはこればかりではない。
4月になると、今度は巨大なUFOが出現するようになるのだ。それは直径25mほどの、上部がドーム状に膨らんだ円盤型の物体で、脈動するように赤く光り輝いていたという。
目撃者が残したスケッチによると、機体の上下は別々の方向に回転し、楕円形の窓が中央部に16個並んでいたということだ。
UFOは毎晩のように現れ、時には遊び心のある空中アクロバットショーのような飛行をして見物人を喜ばせていたらしい。住民に危害を加えることなく、夜空を飛び回るこの奇妙で不思議な飛行体を住民らは『チャーリー・レッドスター』というニックネームを授け、ついには歓迎するようになったのだ。

噂を聞きつけ取材に訪れたテレビ番組も、チャーリー・レッドスターの撮影に成功している。当時の技術では残念ながら赤い光しか映っていないが、放射線測定器で周辺を調査したところ、数カ所で異常値が確認できたそうだ。他にも、パイロットや警察官を初め、数多くの目撃証言が残されていることからかなり信憑性の高いUFO目撃事件の1つではないだろうか。
その後、チャーリー・レッドスターは1976年を境に姿を消したとあるが、背景には国境近くにあった極秘核施設が関係しているようだ。ある説によると、1975年の終わりまでそこで核ミサイルが研究・開発されていたことから、チャーリー・レッドスターは核施設の偵察に来ていた可能性が高いと推測されている。
マニトバ州はかの有名なファルコンレイクUFO遭遇事件やUFO墜落事件など歴史に残る事件が数多く起きている。今となってはチャーリー・レッドスターの目的を知るすべはないが、UFOを引き付ける何かがこの地にあったのだろうか。
カナダでは過去に元国防相が異星人やUFOの存在を公に認め話題になっている。今後もカナダのUFO目撃情報に注視していきたい。
(2022年5月9日記事を再掲載)
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