米国防総省のUFO映像が示す異星人の脅威! 米宇宙軍と極秘計画の謎/並木伸一郎
海軍によるUFO=UAP映像の公認に続き、ペンタゴン、アメリカ国防総省がUFO映像を”認定”した。なぜ今になってUFOの存在を公にしたのか? 公開された映像とともにその理由を考察していく。
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20年におよぶアフガニスタン駐留から撤収したアメリカ軍だが、現地での衝撃的な映像が公開された。なんと、米軍はアフガニスタンでUFOと交戦していたというのである!
アメリカ軍のUFO戦争はすでに始まっていたようだ。米軍がアフガニスタンの前進作戦基地に出現したUFOを攻撃する衝撃的な映像が公開された。
公開された映像は、2011年5月3日夜9時25分頃、アフガニスタン・ロガール地方東部に位置する米軍の前進作戦基地シャンク(FOBシャンク)の監視塔から撮影されたものだ。
暗視射撃統制システムを使用し撮影された映像を見ると、山々を背景に4機の球状のUFOが上空をホバリングしながら地表に向けて何かを放出している様子が写し出されている。そしてしばらくすると2機のUFOに向けてミサイルが発射。ミサイルはUFOに命中し、完全に爆破した。……かのように見えたが、爆煙が去るとミサイルが命中したと思われるUFOは何ら変わった様子もなく同じ場所にとどまり続けていたのだ。
当然ながら撮影者もおかしなことに気が付いたはずだ。というのも途中何度も画面が切り替わり、UFOをうまく映していない。動揺していたのだろうか。最後は、オレンジや赤、紫など色とりどりに変色しているUFOの姿が映し出され、そこで映像は途切れている。
その間、約11分の出来事である。撮影した元・米陸軍第10山岳師団・第3旅団戦闘団のアルトゥーロ・ミレレス(Arturo Mireles)氏によると、UFOを攻撃したのは、アメリカ空軍の攻撃機「A-10・サンダーボルトⅡ」で、「サイドワインダー」という赤外線を探知する空対空ミサイルだったということだ。
かなり衝撃的な映像であるが、その真偽について米軍はノーコメントを貫いている。だが、ついに2021年7月、米国防総省・ペンタゴンの公聴会でこの映像について公式な見解が発表された。それは「映像の出所や信憑性については何とも言えない。これ以上言うことはない」というそっけないものだったが、ペンタゴンのスポークスマンであるスーザン・ゴフの発表とあり、「これは実に大きな一歩である」という意見も多いようだ。
しかしながら公開された映像には2つの不明な点がある。1つはUFOが地表に向かって放出していたものは何だったのか。そして、なぜミサイルが命中したにも関わらずUFOは爆破しなかったのか、だ。
撮影したミレレスによると、基地では赤外線射撃の他、空軍・特殊偵察隊の戦闘型通信衛星を設置するミッションを行ってはいたが、明らかにその類とは異なっており、「UFOは自分たちの技術が圧倒的に上であることをアピールし、米軍をからかっていたのではないか」と語っている。
FOBシャンクは、アフガニスタンとパキスタンの国境近くに位置する基地で、険しい山々が連なる山脈のふもとにある。もしかしたらこれらの山々のどこかにUFOの発着基地があるのだろうか。今なお混乱が続いているが、今後も現地の動向を注視したいと思う。
遠野そら
UFO、怪奇現象、オーパーツなど、海外ミステリー情報に通じるオカルトライター。超常現象研究の第一人者・並木伸一郎氏のスタッフも務める。
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