地球製UFO「ブラックマンタ」の正体/MUTube&特集紹介 2025年4月号
近年、次々と目撃情報が寄せられる謎の飛行物体=ブラックマンタ。現在の技術では考えられないような超高速移動と鋭角的飛行を実現するというこの地球製UFOは実在しているのか? 三上編集長がMUTubeで解説
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最初の報告例からすでに20年近くの年月を経て、今やUFO・UMAのいちジャンルをなす存在となったフライング・ヒューマノイド。 近年、世界各地で目撃報告が急増しているが、その背景にはいったい何があるのか……?
2000年ころから突如として現れた「フライング・ヒューマノイド」。ヒト型のシルエットをしていながら、翼や飛行装置を持たずに浮遊する姿は、UFO(未確認飛行物体)、UMA(未確認動物)両方に分類されることもある正体不明の飛行物体である。
これまで主にメキシコ近郊での目撃が多発していたが、近年、急速に世界中で目撃されるようになり、「何かが起こる前触れなのではないか」と注目を集めているのだ。
特に2021年はフライング・ヒューマノイドの目撃報告が絶えない一年だった。「ほうき」や、「ヘビ」のようなものまで浮遊し、空はだいぶ賑やかだったに違いない。
さらに、米・ロサンゼルスでは「ジェットパックマン」と呼ばれる謎の物体が出現、11月には飛行物体連邦捜査局(FBI)が捜査に乗り出す事態になった。結果、「風船であった可能性が高い」という結論に至ったが、これまで確認されたすべてのフライング・ヒューマノイドが誤認であったかというと、そうとはいいきれない。
また、イギリスでも、スコットランド西部に位置するグラスゴー上空にフライング・ヒューマノイドが出現している。
カップルが自宅アパートから双眼鏡越しに撮影したという動画を見ると、マッチ箱のような長方形の物体に、三角コーンのような突起と、手足のようなものが写っているのがわかる。『不思議の国のアリス』に登場するトランプ兵のようなシルエットというとわかりやすいだろうか。
周囲の建物から推測すると体長は恐らく2メートルほどだろう、風船のように風にながれて浮遊しているのではなく、一定のスピードで宙を滑るように移動していたようだ。
物体は上空を北西から南西に向かって飛行していたということだが、その様子は明らかに人工的である。動画の中でも「ドローンにしては大きい。気象観測用の気球かな」といった会話が録音されていることから、撮影者も自然由来ではない、操縦された機体だと感じたのだろう。
だが、この動画が撮影された時期は、約120か国の首脳が参集する「国連気候変動枠組条約」の国際会議(COP26)と重なっている。グラスゴー全域に厳戒態勢が敷かれ、上空も熱気球やドローンを含むすべての航空機に空域制限がかけられていたのだ。
ではこの飛行物体はいったい何だったのだろうか。
これまでフライング・ヒューマノイドといえば、背中に何かを背負っている姿が一般的であろう。かなり上空を飛行しているため、それが飛行装置なのか確認できていないが、UFO研究家の中には、これらは米軍が密かに開発した兵器 だとする意見もあるようだ。グラスゴーに出現したフライング・ヒューマノイドは何も背負っていないように見えるが、もしこれが事実だとしたら、マッチ箱のような体全体が兵器という新たなプロトタイプだったのだろうか。
2004年には、メキシコでフライング・ヒューマノイドが夜な夜な上空を旋回するという通報が相次ぎ、周囲をパトロールしていた警察官が襲われるという事件が起きている。ヘッドライトを照射した警察官に腹を立てたフライング・ヒューマノイドが、パトカーのボンネットに飛び降りつかみかかろうとしたそうだが、「何がきっかけで彼らが降りてくるか分からない」と近隣ドライバーを恐怖に陥れた。
科学技術が発達している現在では、ドローンをフライング・ヒューマノイドとして誤認するケースはあると思う。だが、これらにまぎれて怪しげな物体が上空を浮遊している可能性もゼロではないのだ。今後もフライング・ヒューマノイドの出現に注視していく必要があるだろう。
遠野そら
UFO、怪奇現象、オーパーツなど、海外ミステリー情報に通じるオカルトライター。超常現象研究の第一人者・並木伸一郎氏のスタッフも務める。
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