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フランスの小さな村に“イエス”が降臨したとされる話が、半世紀の歳月を経て再び世界的注目を集めている――!
1972年、仏ノルマンディー地方の小さな村ドズレに暮らす主婦マドレーヌ・オーモンが、イエス・キリストの姿を目にしたと訴えた。最初の遭遇から約6年にわたり、計49回もの“発現”を体験し、そのたびに悔い改めよとのメッセージが告げられたという。
オーモンの証言によると、イエスは村にある丘に巨大な「栄光の十字架」を建立するよう求めたとされる。そのサイズは高さ738メートル、横123メートルにも及び、常識では想像しがたいものだった。
現在、ドズレの丘には高さ7.38メートルの十字架が実際に建てられている。イエスが求めた高さの100分の1ではあるものの、巡礼地のように多くのカトリック教徒が訪れるなど、静かな丘は祈りの場として息づいている。

一連の発現事件をめぐる議論は半世紀を経ても絶えることがなかったが、宗教当局は慎重な姿勢を 終始崩すことなく調査と検証を続けてきた。そして2025年、ついにバチカンは最終判断を下した。
バチカンはこれまで、1531年にメキシコ・グアダルーペに現れた聖母マリア、1930年代にポーランドの修道女ファウスティナ・コヴァルスカの前に現れたイエスなど、一部の発現を“真実性が高いもの”として公式に承認してきた。
だが、ドズレの事例については慎重視され、11月12日に示された新たな指針で「超自然的起源ではない」と正式に結論づけられた。教皇の承認を得たこの文書で、「イエスが同地で出現したという主張は14億の信徒にとって真実とは見なされない」と断言している。

バチカンは、ドズレでイエスが伝えたとするメッセージの中に「世界は2000年までに終わる」という預言が含まれていた点を特に問題視。これが正しくなかった以上、神的起源とは考えにくいというわけだ。さらに指針には、次のような象徴的な一文も添えられている。
「十字架とは鋼鉄やコンクリートで建つのではなく、恵みに動かされた心が赦しに開かれるとき掲げられるものだ」
まるでドズレに建てられた十字架を否定するような表現で、オーモン氏が語った巨大十字架のビジョンそのものが“誤った解釈”であると強調しているようにも聞こえる。

しかし、これで全てが終わったわけではない。49回という異例の体験談、繰り返し語られた内容の一貫性、そしてなによりも半世紀以上にわたりカトリック教徒が発現を信じ、巡礼を続けてきたという事実は揺るがない。これを単なる妄想だったとみなすことが正しいのか、否定されてもなお残る“説明のつかない領域”が、逆に謎を深めている。
バチカンの否認は現時点での一つの方針を示したにすぎない。不可思議な現象とは、しばしば権威の枠外で息づき、時を越えて再び語られ始めることがある。ノルマンディーの丘に宿ったとされる“天の声”は、いまもどこかで静かに響き続けているのかもしれない。
【参考】
https://www.reuters.com/world/jesus-did-not-appear-hill-france-vatican-says-2025-11-12
webムー編集部
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