UFOを操縦している「4種類の異星人」を米議員が暴露! 9月開催のUFO公聴会における主要議題か
米国防総省(ペンタゴン)で重用されている著名物理学者から爆弾発言が飛び出していた――。政府が確認しているエイリアンには4つの種族がいるというのだ。
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ミサイル兵器をものともしない飛行物体が領空に侵入したら……? UFO問題が安全保障に直結する脅威として語られる現在、アメリカ下院UFO公聴会で衝撃の営巣が公開された。
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2025年9月9日、ワシントンD.C.の連邦議会ビジターセンターで開催された「Restoring Public Trust Through UAP Transparency and Whistleblower Protection(UAPの透明性と内部告発保護を通じた公的信頼の回復)」──通称「米下院UFO公聴会」。
この日、米下院監視・説明責任委員会配下の『機密解除タスクフォース』が主催する歴史的な場で、常識を覆す映像が公開された。
ヘルファイア・ミサイル(AGM-114)が光る飛行物体に命中するも、その物体は衝撃にも動じることなく飛行を続けるーーという奇妙な動画だった。
「長きにわたり、UAP問題は秘密・偏見・無視に覆われてきました。今日はっきりと申し上げたいのは、これはSFではなく憶測を煽るものでもありません。国家安全保障、政府の説明責任、そして国民の知る権利に関わる問題なのです」
この公聴会の議長を務めるアンナ・ポーリナ・ルナ下院議員(共和党・フロリダ州)のこの力強い宣言が会場に響き渡った瞬間、誰もが歴史の証人となることを実感したに違いない。そして、この公聴会で証言に立った軍関係者たちの体験談は、まさに現代版『未知との遭遇』そのものだった。
元アメリカ空軍憲兵として16年間の現役勤務を経験したジェフリー・ヌッチェテリは、2003年から2005年にかけてヴァンデンバーグ空軍基地で目撃した「赤い四角形(Red Square)」と「サッカー場より大きな三角形の機体」について詳細に報告。彼の証言によれば、目撃者たちは上層部から脅され、沈黙を強いられたという。
さらに衝撃的だったのは、米海軍の現役オペレーション・スペシャリストで上級曹長のアレクサンドル・ウィギンズの証言である。2023年、南カリフォルニア沖で発光するチックタック型物体が海面から出現し、3機と合流後に同時に消失する光景を複数のセンサーと目視で確認したというのだ。
公聴会では二つの驚異的な映像が上映された。
一つ目は2023年にUSSジャクソンの作戦空域で目撃されたチックタック型UAP。海面から現れ、複数機で編隊を組み、瞬時に消失する様子は、あの有名な2004年「ニミッツ事件(チックタック/FLIR1)」を彷彿とさせる内容だった。ただ、この動画は公聴会以前からネットに公開されていたものなので、それほどの驚きはなかった。
しかし真に衝撃的だったのは二つ目の映像──ここでは仮に「ヘルファイア vs UAP」映像と呼ぼう。背景や詳細な説明が一切ないまま公開されたこの映像には、ミサイルの直撃を受けながらも飛行を続ける球体のUAPが映っていたのである。
「この映像は、ある内部告発者から提出されたものであり、私たちも詳細を知らない。ただ、事実として、こういうものが存在する」――エリック・バーリソン下院議員(共和党)がこう説明した映像は、解像度こそ荒かったが、そのインパクトは圧倒的だった。
アメリカ空軍が運用するMQ-9リーパー無人機のセンサー映像の中で、一定の高度を保ちながら滑るように前進する飛行物体。
やがて画面左上から一本の細い線が斜めに交差してくる──ヘルファイア・ミサイル(AGM-114)だ。
画面中央の飛行物体にヘルファイアが命中した瞬間、わずかに破片のようなものが飛び散るが、炎(熱)も煙も見えない。
そして驚くべきは次のフレームだった。
その物体は爆風に巻かれることもなく、速度を保ったまま、飛行を続けていたのである。
バーリソン議員によれば、この映像は2024年10月30日、イエメン沖で撮影されたものとされている。センサー画面に映る”LRD LASE DES”という表示は、撮影機がレーザーを照射し、別機がミサイルを発射する共同照準の状況を示している。つまり、映像には映っていないもう1機のMQ-9が、レーザー誘導型のヘルファイア・ミサイルを発射したことになる。
この映像に対して、ネット上では大きな反響が巻き起こった。議場でも映像が公開された際にはざわめきが起こり、SNSでは「兵器が効かないUAP」というセンセーショナルな見出しが踊った。とくに「ミサイルを跳ね返したUAP」「ミサイルが効かない相手」といった形容が流布されている。
今回の映像が初めてのケースではない。過去70年以上にわたり、各国空軍による未確認飛行物体への迎撃記録が複数報告されている。ただし、これらの記録において明確な撃墜成功例は確認されていない。
代表的な事例として、1980年4月11日にペルーのラホヤ空軍基地で発生した迎撃事件がある。公式記録によれば、Su-22戦闘機が基地上空で静止する球状物体に対して30mm機関砲弾64発を発射した。パイロットの証言では、対象物は「磁器のようなクリーム色の球体で、底部には金属の灰皿のような構造があった」と描写されている。興味深いのは、砲弾が命中したにもかかわらず、物体に損傷が見られず、その後垂直に上昇して視界から消えたという点だ。
これらの歴史的事例と併せて注目すべきは、UFO/UAP目撃証言に共通する特徴である。多くの証言では、物体の形状変化や半透明性が報告されている。写真記録においても、輪郭が曖昧な映像が多数存在することは周知の通りだ。2004年のニミッツ事件でも、当時レーダーインターセプトオフィサーを務めていたジム・スレイトが、目撃したチックタックに対し「輪郭ははっきりしているが周縁はぼやけていた」と証言している。
こうした証言記録を総合すると、UAP現象には通常の金属製航空機とは異なる特性が報告されていることがわかる。
一つの仮説として、これらの物体が固定的な形状を持たず、状況に応じて変化する性質を有している可能性が提起されている。この「流動的存在」仮説に従えば、物理的攻撃に対する耐性も説明可能かもしれない。
さらに注目すべきは、衝突した物体が爆発しないことから、映像に登場するミサイルが、特殊仕様の「R9X型ヘルファイア(通称:ニンジャ・ミサイル)」だった可能性が取りざたされている点だ。これは爆薬を使用せず、内蔵されたブレード(刀)を展開して目標を物理的に切断する設計の非爆発型兵器で、オバマ政権下で極秘裏に開発され、のちに一部情報が公開されたことで知られている。現時点では、映像で使用されたミサイルの種類や詳細な状況について確証は得られていない。仮にR9X型であったとしても、通常の物体であれば物理的損傷や軌道変化が観測されるはずである。
もしR9X型ヘルファイアが使われたのであれば、今回の事例が単なる偶発的遭遇ではない可能性も考えられる。これまでのUAPとの空中戦の歴史を踏まえ、軍部がUAPの特殊性を理解しており、従来兵器とは異なるアプローチを試みた、UAP撃墜のための試行錯誤的な迎撃であった可能性だ。ペルーの事件をはじめとする過去の迎撃失敗例から、通常の爆発型兵器では効果がないと判断し、あえて物理的切断を目的とするR9X型を選択したのかもしれない。もしそうであるなら、この映像は軍部による「UAP対策兵器」の実地テストの記録ということになる。
しかし、検証作業は始まったばかりであり、結論を急ぐべきではない。今後、より詳細な技術分析や関係者からの追加証言により、この映像の真相が明らかになる可能性がある。現時点では、錯覚や技術的要因による説明から、未知の現象である可能性まで、幅広い選択肢を排除することなく、冷静な検証を続けることが求められている。
【参考】
米国下院・監視改革委員会(House Committee on Oversight and Accountability)の公式ウェブサイト「Restoring Public Trust Through UAP Transparency and Whistleblower Protection」
https://oversight.house.gov/hearing/restoring-public-trust-through-uap-transparency-and-whistleblower-protection
ラホヤUFO事件(Incidente ovni de la Joya – Arequipa)
https://es.wikipedia.org/wiki/Incidente_ovni_de_la_Joya_-_Arequipa
アルカイダ幹部の殺害は秘密兵器によるものだった…爆発せずに6枚のブレードで攻撃する「ヘルファイアR9X」
https://www.businessinsider.jp/article/257622
秋月朗芳
2005年に発足したUFOサークル「Spファイル友の会」代表。同会で年一回発行している同人誌『UFO手帖』の編集長を務める。また最近『日曜版』という、オカルト/ポップカルチャー/テックを扱うニュースサイトの運営も始めている。
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