痕跡を残さず消えた「未確認落下物体(UFO)」の謎! 光を放ちながら垂直降下する奇怪な姿にボストンが騒然

文=webムー編集部

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    米マサチューセッツ州で「未確認落下物体」が目撃された! 動画に映っていたのは宇宙からの落下物なのか――!?

    女性が目撃した不思議な落下物体

     米マサチューセッツ州の放送局『BOSTON 25 NEWS』が報じた正体不明の落下物、すなわちUFO(Unidentified Falling Oblect、未確認落下物体)が話題になっている。 

     6月25日の午後9時頃、同州ボストン市内ペンブローク地区に暮らすコリーン・マコーミックさんは自宅の庭にあるホットタブ(ジャグジーのようなもの)で寛いでいた。その時、ふと空を見上げると、なにやら小さな物体が夜空に浮かんでいることに気づいたという。それは点滅しながら、地面に向けて真っ逆さまに落下していた。

    「一瞬、火事のようにも見えたけれど、それは高速で落下していた」(マコーミックさん)

     マコーミックさんは慌ててスマホのカメラを構え、8秒ほどの動画を撮影することに成功。そこには縦長で上部に3つ、下部に1つの光を放ちながら落下していく物体がたしかに映っている。

     他局の取材に対して、マコーミックさんは「物体はとても静かで、なんの音も聞こえなかった」と話している。無音ということは、大きな音を発する航空機やドローンだった可能性は低い。

     取材班がペンブローク警察と消防署、FAA(連邦航空局)に問い合わたところ、該当の日時に空からの落下物についての報告はなかったとの回答しか得られず、マコーミックさんが目撃した物体の正体は今も不明のままだ。

    2年前にはアリゾナでも謎の落下物が

     未確認落下物体といえば、2023年9月に今回のマサチューセッツ州よりも遥か西に位置するアリゾナ州で、民家に謎の物体が落下。その日リサ・シコルスキーさんが家で仕事をしていると、突如轟音が鳴り響いた。その轟音は約15秒間続き、次の瞬間、爆裂音とともに家は大きな揺れに襲われた。

     シコルスキーさんの屋根は大きく損傷し、空から落ちてきたなにかが直撃したことは一目瞭然だった。ところが、シコルスキーさん宅を含め、周辺からは落下物の痕跡が一切発見されなかったのだ。

     この一件では、モーションセンサーで作動するはずのカメラがなぜか事件発生時に作動していなかったことや、周辺住民は轟音や激しい揺れを感じていなかったことなど不可解な点が多い。そのため、監視カメラでは検知できない謎の物体(=UFO)が飛行中に民家への衝突をギリギリで回避した際、その衝撃波が屋根を損傷し、爆音や揺れをもたらしたのではと議論されている。

     今回のマコーミックさんの事例はアリゾナ州のケースとは異なる部分もあるが、痕跡が何もないという点では同じだ。謎の落下物体はいったいどこから飛来し、どこへ消えていったのか。謎は深まるばかりである。

    【参考】
    https://whdh.com/news/watch-unidentified-floating-object-caught-on-camera-in-pembroke

    webムー編集部

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