ペルーの「異星人ミイラ」に衝撃の新展開! 科学者が子宮に胎児の姿を確認、高まる“本物”の可能性

文=webムー編集部

    ペルーの異星人ミイラにさらなる新展開! 子宮内に胎児を宿した個体の存在が発覚、“作り物”との主張を覆す判断材料になるか!?

    異星人ミイラは妊娠していた

     2017年にその存在が公表されたペルーの「異星人のミイラ」。2023年9月にはジャーナリストのハイメ・マウサン氏がメキシコの“UFO公聴会”で2体のミイラ「クララ」と「ジョセフィーナ」を披露し、大きな注目を集めた。ペルー・ナスカで発見された異星人のミイラはこの2体だけでなく他にも複数体が存在し、現在も調査が続けられている。

    メキシコの公聴会で公開された異星人の遺体と、そのX線画像

     これまでの調査では「クララ」と「ジョセフィーナ」の体内に卵のような物体が3つ存在することや、体に金属板が埋め込まれていることなどが明らかにされてきた。だが、ミイラを分析したと主張する科学者の中には、これらのミイラは動物の骨を現代の接着剤で接合して作られた“作り物”に過ぎないと断定する人もいる。

    モンセラートのX線画像。確かに胎児のような影を確認できる。画像は「Daily Mail」より引用。

     しかし、ここへ来て異星人のミイラに新たな発見が。異星人ミイラに関する調査の第一人者、デビッド・ルイス・ベラ博士とジャーナリストのジョイス・マンティラ氏が、「モンセラート」と名付けられたミイラの子宮内に“胎児”を発見したのだ。2人はリマの放射線医学センターで、モンセラートの遺体を分析していたという。

    異星人のミイラ「モンセラート」と呼ばれる個体。画像は「Daily Mail」より引用

     研究の結果判明したのは、モンセラートは推定妊娠30週未満。死亡したのは1200年前と見られている。CTスキャンによると胎児は仰向けで、頭は腹部の近く、胸と腕は骨盤近くに位置していることもわかった。科学者たちは、モンセラートが亡くなった当時は胎児の骨がまだ柔らかく、固まり始めたばかりだったため脊椎と肋骨の一部が一体化できていなかったと考えているようだ。

    モンセラートのCT画像。やはり胎児が存在する。画像は「Daily Mail」より引用

    研究によって指紋や歯の発見も

     多くの研究者が謎の解明に全力を傾ける「異星人ミイラ」。2024年7月には、「マリア」の指紋についての検査結果が明かされた。このマリアは今回胎児が発見されたモンセラートと同じく、3本指をもつ個体だ。

    異星人のミイラ「マリア」とその指紋

     マリアの指紋を検査したジョシュア・マクドウェル氏は、「手足の指には輪や渦巻き模様が見られず、指紋らしき隆起はほとんど直線に見えた」と明かしている。これはマリアの指紋が「人間のものとは一致しない」ことを意味し、ミイラが“人間ではない何か”である可能性を高めることになる。

     また、2025年2月には別の個体「アントニオ」のミイラに28~32本の歯が発見されるなど、続々と明らかになっていくペルーの異星人ミイラにまつわる新事実。今回の胎児の発見で、さらに研究が進むことを期待したい。

    【参考】
    https://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-14780353/Nazca-mummies-discovery-womb-alien-corpse.html

    webムー編集部

    関連記事

    おすすめ記事