北米で「ビッグフットの足あと」続々確認! 人間とは決定的に異なる“4つのポイント”とは?

文=webムー編集部

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    北米で獣人型UMA・ビッグフットの足跡が相次いで発見された!研究組織によれば、“4つの特徴”と照らし合わせて本物である可能性が高いという――!

    歩幅2メートル以上の足あと

     デジカメやトレイルカメラの普及によって、目撃情報が頻繁に寄せられるようになった「ビッグフット(サスカッチ)」。今なお神秘のベールに包まれた伝説的UMAだが、今度はビッグフットのものと思しき足あとが北米で相次いで見つかり、真偽をめぐる議論が白熱している。

     まずは、メイン州ヨーク郡にて、スティーブン・バートレット氏が発見した足あとから見てみよう。2月16日、バートレット氏は雪に覆われた森で点々と続く巨大な足あとを撮影し、「ビッグフット・フィールド研究者協会(BFRO)」に協力を依頼。追跡調査を行ったオンタリオ・リチャードソン氏の報告書によると、足あとの間隔はおよそ7~8フィート(約2メートル)に達し、約150フィート(約45メートル)ほど続いていたという。

     謎の足あとは共有された動画からも確認でき、報告書には「足あとを残した存在がその場所を通過してから、まだそれほど時間は経っていないと考えられるが、正体をはっきりと特定できるほどの詳細な情報はない」とある。この調査結果を受け、BFROの創設者マット・マネーメーカー氏は「ビッグフットの足あとだ」と断言。ビッグフットは、降り注ぐ雪によって自らの足あとが覆い隠されることを知っており、(雪のシーズンは)人間に気づかれることをあまり気にしていないと持論を展開した。

     先月には、オハイオ州ウエスト・ユニオンでもスティーブ・グリーン氏が雪原に残された謎の足あとを発見している。地元メディアによると、足あとはつま先からかかとまで約17インチ(約43センチ)もあり、歩幅は約6フィート(約1.8メートル)にも達した。グリーン氏いわく、残された歩幅を真似しようと試みたものの、人間はジャンプしなければ不可能だったそうだ。

    オハイオ州ウエスト・ユニオンの雪原に残されたビッグフットの足あと 画像は「THE PEOPLE’S DEFENDER」より引用

     また足あとが直線的に続いていることに気づいたグリーン氏は、足あとの持ち主を「非常に背が高く、重い存在」と推測。アウトドア愛好家の視点から、シカやコヨーテなどの足跡ではないと否定しており、ビッグフットとは断定しなかったものの、「これまで見たことがない」と語った。

    BFROが注意喚起した4つの特徴

     立て続けに報告された謎の足あとについて、一見したところ人間の足あとのようにも見えるため、懐疑派からはビッグフット説を否定する声が多い。とはいえ、BFROがビッグフット出没多発地域の住人にアドバイスしている“特徴”と照らし合わせると、両者とも驚くほど合致していることがわかる。

    北米におけるビッグフット目撃報告の分布図。西海岸で多い。画像は「Wikipedia」より引用

    • 1フィート(約30センチ)を超える大きさ
    • 歩幅が異常に長い(4~6フィート)
    • 人間のように(左右交互に足あとがつく)よろめき歩行とは異なり、直線的な歩行
    • 人間の足あとは外側に傾く傾向があるのに対し、左右の動きは最小限である

     足あとのサイズや歩幅だけでなく、グリーン氏が指摘した「直線的」という点も見逃せない。メイン州とオハイオ州で見つかった謎の足あとの特徴が、これらとよく合致することが改めてわかるはずだ。雪とともに溶けてなくなる足あとだが、鮮明な写真と映像で記録されることにより、ビッグフットの存在を示すたしかな証拠となり得るのだ。

    【参考】
    https://www.bfro.net/GDB/show_report.asp?id=78256
    https://www.peoplesdefender.com/2025/02/28/possible-bigfoot-tracks-near-chapparal/

    webムー編集部

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