ノストラダムスとババ・ヴァンガはイスラエルとハマスの衝突を予言していた!? 世界各国に飛び火する「イスラム大戦争」の懸念
世界を震撼させたイスラム過激派組織「ハマス」によるイスラエル攻撃。この衝突が各国に飛び火し、大戦争へと至ってしまうのか――? あのノストラダムスとババ・ヴァンガには全て見えていた!?
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ガザ地区でイスラム組織ハマスとの戦闘を続けるイスラエル。実は過去、同国にとって岐路となるタイミングで、たびたび奇妙なUFO目撃事件が相次いできたという。果たしてその意味とは――!?
1993年の春頃から夏にかけて、イスラエルのテルアビブ近郊の街、カディマを中心としてUFOおよび人型の乗組員(ヒューマノイド)が相次ぎ出現した。多数の目撃者と物証が残された、中東での知られざるUFO多発事例を紹介しよう。
イスラエル初の第三種接近遭遇ともいわれるこの事件は、1993年3月20日に発生した(30日という説もある)。午前3時頃、アビバ・カーメルは「外に出たい」という、説明し難い強い衝動に駆られて眼を覚ました。ベッドから起き上がり外に出ると、裏庭に銀色のUFOが着陸する光景を目撃。形は「フルーツを貯蔵するサイロのよう」で、大きさは周囲径18メートルほどだったという。彼女がUFOに近づくと、身長2.5メートルほどでピッタリとフィットした銀色のツナギを着用した乗組員と思しき人影が出現。テレパシーを使ってカーメルと短い会話をしたという。
翌日、彼女が裏庭を確認すると、直径7メートルほどの着陸痕と思しきミステリーサークルが見つかった。さらに翌月、UFOは彼女の前に再び現れると、大量の金属片と謎の赤い液体を残して去った。これらはテルアビブの大学で分析され、液体からは多量のカドミウムが検出された。彼女はこの体験から数か月後、チャネリングとヒーラーとしての能力に目覚めたという。
5月になると、今度はダニー・ロテムという男の前にUFOが現れる。早朝、寝苦しさを感じて目覚めたロテムは「車に乗ってどこかへ行きたい」という抑え難い衝動に駆られた。森沿いの道を走っていると、着陸している卵型のUFOを発見。現れた乗組員は小柄だったが、ロテムをUFO内に誘い入れ、快適なソファに座らせるとテレパシーで「仲間は任務中だ。時間が経てばそれが何なのかわかるだろう」と話しかけてきた、と証言している。
同じ頃、リション・ル・シオンの街にもヒューマノイドが訪れた。バティア・シモンズが目撃したのは、やはり銀色のつなぎを着用し、幽霊のように宙に浮いて移動する2.5メートルほどの巨人だった。彼らはシモンズの寝室に連日現れ、テレパシーで「あなたを傷つけるために来たわけではない」と話しかけてきた。そして、しばし部屋を観察した後に壁をすり抜け、ホバリングするキノコ型UFOに乗ると空へと消えた。彼女の部屋からは、やはりカドミウムを含む粉末が検出された。
5月の末には、カディマから数キロの距離にあるブルガタでも巨人が目撃されている。午前3時頃、飼い犬の吠える声に起こされたハンナ・ソメックが見たものは、犬を放り投げている、鮮やかな色のつなぎを着た身長2.5メートルの巨人だった。ハンナが犬に危害を加えたことを問い詰めると、巨人は「邪魔をしないでください。私は忙しい」とテレパシーで反論。ハンナが夫を呼びに寝室に戻っている間に、巨人はどこかへ行ってしまったという。
これらの事件は大きな話題となり、政府も無視できない事態となった。1993年6月、政府系のテレビ局チャンネル・ワンが目撃事件を取り上げた番組を放送。その番組に電話で出演したオフラという女性は、3人の「背が高く、色白で、金髪でハンサム」なヒューマノイドによってUFOに乗せられ、テレパシーでコミュニケーションした、と告白。彼らは自らについて『光の民』として知られていると語ったという。そして、オフラにとってその体験は、決して悪いものでもなかったようだ。
他にも数々の証言が残る事件なのだが、注目すべきはこれらのヒューマノイド目撃の多くに共通点があることだ。
夜中から朝方にかけて現れ、ツナギを着用し、テレパシーで会話をする巨人。そして、カドミウムの残留物。女性の前に現れることが多いのも特徴だ。目撃者が強い衝動によって導かれるようにUFOの元へ向かっているのも奇妙である。特に重要なのが、巨人たちが友好的で平和的な存在であったという点だ(ハンナが見た巨人はたまたま気分が悪かったのだろう、多分)。
ご存じのように、イスラエルは現在、パレスチナ自治区との戦争状態にある。両者間の緊張関係は歴史的にも極めて根深いものだが、今回取り上げた事例に限らず、戦争や紛争地域ではUFOの目撃が多くなるという説がある。
実際、イスラエルでは1978年にも国境付近でUFOの目撃が相次いだというが、これはイスラエルとエジプトとの和平交渉が始まる前後のことだった。巨人の目撃が多発した直後の1993年8月には、パレスチナとの関係改善の道を開いたオスロ合意(現在は形骸化)があった。
どうやら、イスラエルにとって岐路となるタイミングで、巨人やUFOが現れる傾向にあるようだ。これはもしや、彼らは和平を訴えるためにやって来るのではないか、と考えたくもなる。ロテムの元に現れたUFOの乗組員も、そういった“任務“を遂行していたのだろうか?
一方、パレスチナではUFOの目撃こそ少ないが、2022年末には海面から天へと登っていく巨大なエンジェルの姿が撮影されている。短い映像はSNS上で話題となった。それは平穏な日々を求める人心を反映しているようでもあり、印象的だ。
若い人にはピンと来ないかもしれないが、かつて宇宙人といえば平和的なメッセージを届けてくれる存在だった。アダムスキーを始めとしたコンタクティーたちは、地球環境や戦争反対といった「宇宙人たちからのメッセージ」を伝え、支持を得た。そう、オフラやアビバ・カーメルのように。しかし昨今、そのような平和的宇宙人との遭遇事例は減っていると感じる。
我々以上に高度な文明を持った宇宙人が存在し、本当に地球を訪れているとするならば、彼らから我々がどのような存在に見えているかは想像に難くない。どれだけ平和へと導こうと、聞き耳を持たない地球人は、遂に彼らから匙を投げられてしまったのではないか、などと思うのは考えすぎだろうか? イスラエルとパレスチナの平和のために、今こそ再び巨人が現れてくれることを望んでしまう。
現在進行形の戦地に思いを寄せ、筆を置いて合掌したい。
【参考】
https://barbedol03.wordpress.com/blogs/news/strange-ufo-sightings-in-israel/
オオタケン
イーグルリバー事件のパンケーキを自作したこともあるユーフォロジスト。2005年に発足したUFOサークル「Spファイル友の会」が年一回発行している同人誌『UFO手帖』の寄稿者。
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