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木の穴から現れたのは、既知の野生小動物とは似ても似つかない「小人」だった! その正体は、南米に伝わる妖精だったのか!?
TikTokに投稿された1本の動画が今、ネット上で物議を醸している。そこに映っているのは、南米に伝わる妖怪「ドゥエンデ」ではないかというのだ。では、5月中旬に行われたという問題のライブ配信映像を確認してみよう。
大きな木へと近づいていく撮影者。カメラが幹に開いた大きな穴にズームインすると、その中で何かが動いているようだ。映像をよく見ると、それはリスのような小動物とはまったく異なり、直立二足歩行の人間らしきシルエットだ。頭部や胴体、四肢まで明確に確認することができ、穴の縁に手をかけて身を乗り出し、カメラを見つめていた模様。しかも、カメラが寄り切ったところで自らが撮影されていることに気づいたのか、穴の奥へと隠れてしまうのだ。
撮影者もはっきりと小人の存在を認識していたようで、「戻ってこい」と呼びかけつつ「(小人と)友達になるために餌をあげるべきか?」と視聴者に問いかけている。
すでに1500万回もの再生回数を記録している動画に対して、フェイクだと指摘する声もあるが、生配信という点を考慮するとデジタル合成によるニセモノとは考えにくい。真偽をめぐる議論が活発化している中、小人の正体が「ドゥエンデ」だった可能性を多くの人が指摘している。
ドゥエンデとは南米の民間伝承に由来する妖精の一種で、大きさは2フィート弱(約60センチ)と非常に小柄な存在だ。衣類は身につけておらず、長い毛で覆われているという。通常はジャングルに棲み、イチヂクなどの果物を主食とする。彼らは気分によって悪戯をすると考えられており、撮影者に「手懐けようとするのは危険だ」「気をつけろ」と注意を促す声もみられた。
小人がどこで撮影されたのかは不明だが、ドゥエンデといえば南米アルゼンチンで昨年末にその姿が映像に捉えられて注目を集めたばかり。クリスマスイブの未明、前屈みのドゥエンデらしき影が猛スピードで駆け抜けていく姿が警察官宅の監視カメラに映っていたのだ。
ただ、あまりにも素早い動きだったことが災いして、影の輪郭は不明瞭だった。ドゥエンデだと訴える声が相次いだ一方、人間の見間違えだと指摘する声も多かった。輪郭がぼやけるほどヒトが高速で走れるのか疑問だが、いまも正体は判明していない。
しかし、今回の映像には人間にそっくりな小人の姿がはっきりと捉えられている。ドゥエンデをめぐる研究材料として、今後大いに役立つのではないだろうか。
【参考】
https://www.ladbible.com/community/tiktoker-filmed-tiny-tree-people-duendes-328802-20240519
webムー編集部
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