チリの上院議員がUFOアブダクション体験を激白! 古代の宇宙人コンタクトが再開する兆しなのか

文=webムー編集部

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    南米チリの国会議員が、背筋も凍る“衝撃体験”を告白。UFOによる誘拐(アブダクション)に遭い、生還後も異星人を名乗る人物の来訪を受けていた──!

    恐怖のアブダクションと数々の不可思議な出来事

     チリ最南部に位置するマガジャネス・イ・デ・ラ・アンタルティカ・チレーナ州のカリム・ビアンキ上院議員がインタビューで明かした衝撃体験に現地は沸き立っている。
     遡ること12年前のある晩、ビアンキ氏は同州プンタ・アレーナス市へと向かって車を走らせていた。その最中、上空にさまざまな色で構成された大きな円形の光が出現。異様な光景に呆然としていると、なんと車が勝手に停まり、「1分もしないうちに目撃現場から約160マイル(約257km)離れた場所」に移動していたというのだ。

    イメージ画像:「Adobe Stock」

     残念ながらビアンキ氏に“瞬間移動”した際の記憶はなく、覚えているのは「サンティアゴの練兵場2つ分ほどの広さの光」だけ。シンプルに捉えれば、その光の不思議な力がはたらき、連れ去られたーーつまり、UFOによるアブダクション事件の一種だと考えるのが自然だろう。

     それだけでも十分に衝撃的体験だが、ビアンキ氏の周辺ではさらに不可解な出来事が続いた。それから3日後、なんと「自分は異星人だ」と語る人物がビアンキ氏の元を訪問。異星人の存在に関連した雑誌のコピーを渡してきたという(ただし特別なことは書かれていなかったらしい)。その異星人は、上院議員に対し、「いつか自分の話を世界に明らかにすることになる」と語ったそうだ。

     さらに気になるのが、ビアンキ氏がその後1か月間に続けて(日常ではそれほど見かけない)フクロウを目撃したという証言だ。フクロウといえば秘密結社「イルミナティ」などで古くからシンボルとして描かれており、ビアンキ氏は一連の出来事を「不気味なシンクロニシティ」と捉えていた。

     なお、ビアンキ氏は不可思議な体験を経て、1年ほどは周囲の人間に対しても迷惑をかけたと明かしている。というのも、彼と握手したり近づいた人は、ビリビリと電気ショックのような感覚や疲労感を覚えるようになったというのだ。

     
     
     
     
     
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     嘲笑されることを懸念して、これまで自身の体験談を明かしてこなかったビアンキ氏。しかし、アブダクション体験に端を発した一連の出来事を、上院議員という立場から国民に訴えた意味は極めて大きいだろう。

    「アタカマ・ヒューマノイド」とオカルト的土壌

     ムー読者にとってチリと聞けば、やはり2003年に同国のアタカマ砂漠で見つかった超小型ミイラ「アタカマ・ヒューマノイド」を連想するだろう。通称「アタ」と呼ばれる体長15センチほどのミイラは、古い教会の跡地から出土し、さまざまな調査・分析がおこなわれながらもいまだ正体は判明していない。

    アカタマ・ヒューマノイド

     アタには肺や心臓らしき臓器もあり、DNA分析の結果からヒトである可能性も示唆されている。先天的な染色体異常をもつ人間の胎児との見解もあったが、永久歯が生えていたことから胎児とは考えにくいだろう。また、尖った頭蓋骨やアーモンド型の目、異様に長い腕などの特徴から未知の種族、あるいはヒトではなく異星人だと訴える声も絶えない。

     いずれにしても、他国でビアンキ上院議員のような高い社会的地位にある人物が同様の告白をすれば、その適性が疑われるケースも考えられる。しかし、今回のニュースの反応を見る限りチリでは異星人や超常現象に対する関心が高く、「真剣に受け止めてしっかり分析しよう」という土壌があるのだ。我々が大いに参考にすべき面もあるはずだ。

    【参考】
    https://www.24horas.cl/tendencias/ocio/extraterrestre-senador-bianchi-abduccion

    webムー編集部

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