アンティキティラ装置が甦る! 世界最古の非プログラム式コンピューターを復元図解/宇佐和通
120年前に、沈没船から発見された機械装置。「古代のコンピューター」と目されながら、これまで多くの謎に包まれていたオーパーツの実態がついに明らかになった!
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1971年に初めて探査機が着陸してから、人類の移住先として最有力候補であり続けている火星。新たな発見も相次ぎ、地球外生命の存在まで囁かれているが、なんと赤茶けた大地には「世界最古のコンピュータ」まで落ちていた──!?
興味深い発見を公開したのは、台湾在住のUFO研究家スコット・ワリング氏。NASAが提供する火星探査機からの写真を確認していたところ、「ちょっと奇妙なもの」を発見したという。ワリング氏が提示した写真は、一見したところ岩と砂だらけの荒涼とした火星の地表にすぎない。しかし、その地平線近く、赤い丸印で囲われた部分に何かがボコっと転がっている。
問題の部分を拡大してみると、そこには円状の外郭と、内側に十字構造を持つ謎の物体が。注視しなければ周囲の岩に溶け込んで見逃してしまいそうだが、丸と十字の構造は明らかに付近の岩とは異質な印象を受ける。
ワリング氏はこの物体について、「『アンティキティラ装置』と呼ばれる古代の真鍮製コンピュータによく似たもの」と表現している。
アンティキティラ装置(アンティキティラ島の機械)とは、現在アテネ国立考古学博物館に所蔵されている世界最古とされる機械式天文・暦計算機のこと。古代ギリシャにおいて、天体の位置や日食を予測するために使われた極めて精巧なアナログ・コンピュータだと考えられている。1901年にその存在が認められて以来、さまざまな分析が行われ、さまざまな大きさの歯車などで構成されていることが判明。諸説あるが、驚くべきはこの複雑な機械が紀元前1世紀頃に製作されたことだろう。
現代ではオーパーツのひとつにも数えられている「アンティキティラ装置」。ワリング氏が「似ている」と指摘するとおり、火星の構造体を見ると丸と十字の部分がそれと同様の形状をしていることがわかる。
拡大してなお鮮明な画像とは言い難い。だがもしも今回発見されたものがアンティキティラ装置と同一、同種のものであるなら大発見だ。かつて火星に超古代文明が存在し、地球となんらかの交流があった可能性まで生じてくるからだ。
火星といえば、これまでにも“あり得ないもの”が数多く発見されている。たとえば、火星のシドニア地区にある人面巨石は、宇宙やオカルトに興味がなくてもその異様な姿を目にしたことがある人も多いだろう。幅は1.6kmにもおよび、目や鼻、口にも見える外観から人工建造物だと疑われても無理はない。
また2023年10月には、火星探査機から送られてきた画像に石化した人間のような物体が写り込んでいた。こちらは画像を拡大してようやくわかる程度とはいえ、火星の荒れ果てた大地に横たわった状態で石化したのだろうか。
やはり、かつて火星には人類とほぼ同じ生命体が存在し、高度な文明を築いていたのだろうか。アンティキティラ島の機械以外のオーパーツにも、その恩恵を受けたものがあるかもしれない。
【参考】
https://www.ufosightingsdaily.com/2024/03/antikythera-mechanism-found-on-mars.html
webムー編集部
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