心霊スポットから悪霊を連れ帰ったゴーストハンター夫婦の悲劇! 騒霊を受け入れ霊と共生することに…/遠野そら
心霊スポット調査を生業にするゴーストハンターは霊障には慣れているはずだが、さすがに「お持ち帰り」の事態には参ったようだ。
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1970年代後半、全米で目撃報告が相次いだ「ブラック・ヘリコプター」。UFOやキャトルミューティレーションの発生現場周辺でも目撃されていたことから、不気味な存在として当時大きな話題となった。今なお多くの陰謀論の対象として挙げられているが、近年またその目撃報告が激増しているのだ。
2022年8月、米・マサチューセッツ州南西部に位置するケープコッド在住の男性が、自宅の屋根ギリギリを低空飛行する黒いヘリコプターを目撃した。それはあまりにも低い位置を飛行していたため、風で家が揺れるほどだったそうだ。
男性によると、ヘリコプターの機体はもちろんのこと、プロペラ、窓、翼もすべて真っ黒で、機体にあるはずの識別番号やマーク等の表記が一切なかったと証言している。普通ならあり得ない話であるが、男性は過去にも何度かこの地域で、同じような黒いヘリコプターを目撃しているということだ。
また今年1月にも同じような事件が起きている。それは1月3日、夜8:30過ぎ。米・コロラド州リッジウェイでのことだ。ここでは住宅街上空で、あたりを照射しながら低空飛行している黒いヘリコプターが目撃されている。ヘリコプターは周囲を数回旋回すると北方へ飛んでいったようだが、このときに花火や銃声のような爆発音を聞いたという報告が相次いだそうだ。
夜間ということもあり、ヘリコプターのサーチライトは市中広い範囲に渡り目撃されたのだろう。連邦航空局(FAA)にはかなりの苦情が寄せられたようだ。しかしFAAはこれらの苦情について一切の情報をシャットアウト。そこで、民間ジャーナリストが、コロラド州内すべての空軍基地、空軍士官学校、さらにはピーターソン宇宙軍基地にまで問い合わせ、どこも所属のヘリコプターではないという回答があったことを明かしている。
結局ブラック・ヘリコプターがどこから来たのか、一切わからないままである。監視するかのように低空飛行を続ける彼らの目的とはいったい何なのだろうか。
アメリカでは航空機に対して最低高度が法律で定まっており、とくに住宅街や繁華街といった人が密集している地域ではさらに細かい規定がある。少なくとも、家が揺れるほどの低空飛行は許されていないはずだ。
1975年のFBIの報告書には、当時すでに当局がブラック・ヘリコプターを認識していたことがはっきりと記されている。また、コロラド州とニューメキシコ州で多く目撃されていたことから、ニューメキシコ州北端にあるという秘密基地・ダルシーとの関係性を指摘する説や、それにともない地球外生命体由来説などもあったようだ。
最近ではそれらに加えて政府の意のままに動くといわれている「アメリカ合衆国連邦緊急事態管理庁」が所有しているという説も浮上しているが、これらはあくまでも空理空論であり、その正体は依然として謎のままである。
だが今なお神出鬼没で日々どこかで目撃され続けているのはなぜか。今回紹介した目撃報告は、ほんの一部である。今後も続報に期待したいと思う。
遠野そら
UFO、怪奇現象、オーパーツなど、海外ミステリー情報に通じるオカルトライター。超常現象研究の第一人者・並木伸一郎氏のスタッフも務める。
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