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邪馬台国やアトランティスがどこにあったのか依然として議論が続いているが、ロシアには湖底に沈んだ謎の都市があるという――。
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昨今、UFO情報開示の世界的潮流からは取り残されていた感のあるロシア。しかし、彼の国のUFO研究者は独自の考察と理論を確立しつつあるようだ――!
昨今の積極的UFO情報開示という世界的潮流から取り残され気味だったのが、旧ソ連時代から宇宙開発で世界を先導してきたロシアだ。長引くウクライナ侵略で手一杯なのかもしれないが、現地の専門家たちはUFOを取り巻く現状について西側諸国とは異なる見方をしているようだ。
旧ソ連共産党機関紙の流れを汲むロシア「プラウダ」紙が先月末、同国を代表するUFO・地球外知的生命体の研究家であるというユーリ・グリゴリエフ氏とアンナ・アズハザ氏にインタビューを行っている。
まず、目撃されたUFOの起源が地球外にあるかどうか判断する基準について問われた両氏は、反重力エンジンや超高速、瞬時の消滅や再出現、急旋回などの着目すべきポイントを挙げ、それらがロシアや他国による(既知の)技術で再現することができない場合に地球外起源を疑うべきと語っている。ここまでは西側の研究家たちと見解を大きく異にするものではないが、やがて独自の主張が次々と繰り出され始める。
まず、両氏は「あらゆる古文書や予言で語られている通り、異星人との接触はロシアを介して行われることになる」と断言。さらに両者の長年にわたるデータ分析により、UFOは人間の言語でコミュニケーションを図っており、その際にロシア語のアルファベット(キリル文字)も使われていることがわかったという。
この事実をロシア政府は1990年代までは重視し、UFO調査にも関心を払っていたが、現在では何の関心も示さず、アメリカだけがUFO情報の発信を続けている。そして次に何が起こるかと言えば、アメリカは宇宙空間で撮影されたUFOを示して「地球外からの侵略が始まった」と騒ぎ立てることになるそうだ。
そして、アメリカの真の目的は「異星人による侵略から地球を守る」ためと称して全世界を支配することにあり、また、アメリカは(世界支配のためなら)エイリアンによる攻撃をロシアによる攻撃だと偽ることも辞さないという。しかし異星人は、UFOさえ自らの野望のために利用するアメリカの暗黒面を把握しているため、よりオープンかつ神とともに“光の側”にいるロシアとの直接対話を呼びかけてくるとのこと。
両氏の発言は、報じられた媒体の性質、さらに裏付けとなる証拠をまともに示していない点を考えるとプロパガンダ的と非難されそうだ。加えて、アメリカがリードするUFO界隈への反発と、ウクライナ侵略を背景とする自国への愛国心とが多分に混同されている可能性もある。まさに、世界に向けた壮大な「オカルト世論操作」なのかもしれない。とはいえ、UFO現象が米国だけの問題にとどまらない以上、今後さらに多角的な視野も求められてくるだろう。果たしてロシア発のUFO理論が支持を広げ、西側で主流となっているUFO理論とは別軸として存在感を増していくことになるのだろうか?
webムー編集部
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