メキシコ屈指のUFO目撃多発地帯でUFOが乱れ飛ぶ! 聖地テポストランの監視カメラが捉えたエネルギー体の数々/遠野そら
ムー旅メキシコでも訪れたUFOスポット「テポストラン」でUFO乱舞事件発生!
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地球上のどの言語でもない声、歌で、宇宙と交信し、UFOを呼ぶーー。メキシコのUFOおじさんロベルトがUFO遭遇を導いてくれた。
世界的にもUFO目撃多発地帯、メキシコ。その中でも、モレロス州にある「テポストラン(Tepoztlán)」は、メキシコ有数のUFOスポットである。
このテポストランで広大な敷地にホテルを営むロベルト・ゴドイ氏(71歳)は、宇宙人の啓示に導かれこの地へと移住したという人物。
「テポストランには今も地球人になりすました宇宙人が多く暮らしています。彼らはここに特別なエネルギーを感じているのでしょう」
ロベルトさんがこの地でホテルをオープンしたのは今から約35年前。ある不思議な出来事がきっかけだったというーー。
当時アメリカ・ロサンゼルスで暮らしていたロベルトさんは、急な睡魔に襲われ友人の家で眠りこけてしまった。そして、どれくらい眠っただろうか。ふと目を覚ますと、そこは見たこともない岩山がある森の中だったのだ。
「ここはーー?」
なぜ自分がこんなところにいるのだろう。もしかして死んだのだろうかーー。まだ死にたくない、生きていたい。鬱蒼とした森の中を、泣きながらさまよい歩いていると、突如目の前が開け、岩山の麓に辿り着いたのだ。
そこは息をのむほど美しい景色が広がっており、空は高く広がっていた。すると、どこからともなく2機のUFOが現れた。なかには人間のような生命体が乗っており、次々とUFOの中に人が吸い込まれていく。
あまりにも現実離れした光景だが、不思議と怖くはなかった。しばらく見ていると、突然、目の前にヒゲの生えた男性が現れたのだ。
「ついて来い」ーーその男はそう言うと、山と山の間にある洞窟のような場所で、不思議な歌を歌い始めた。言葉は全く分からない。だが、男の言葉はテレパシーのように心の中に響いてくる。えも言われぬ気持ちで聞いていると、男は「お前は死ぬわけにはいかない人間だ。ここで暮らせ……」そう言いながら体に軽く触れたーーその瞬間、ハッと目が覚めた。慌てて飛び起きるとそこはロサンゼルスの友人の家。聞くとほんの数時間寝ていただけだった。
ロベルトさんは、この夢をきっかけにアメリカからメキシコへと帰郷。夢に現れた場所を探しながら国中を旅していたーーそんなある日。知人から「テポストランにある土地を買って欲しい」と声がかかったのだ。特に興味がなかったが氏だが、知人に連れられ現地へと向かうと、なぜだか急に鳥肌が立ち、涙が止まらない。自分でもコントロールが効かない感情に驚いていると、夢の中で見た場所へと案内されたのだ。ロベルトさんは「ここに導かれた」と直感し、土地を購入。そして宇宙人との交流拠点となるべくホテルを建設することにしたのだ。
我々が「ムー旅」取材でテポストランに到着した日。出会うなりロベルトさんはすぐ、自身が「夢の中でヒゲを生やした男に出会った場所」へと案内してくれた。そこはゴツゴツとした山々に囲まれた草地だが、氏によると、ここは地上のエネルギー、そして宇宙からの祝福を感じられる場所なのだという。
確かに、山々はまるで大地を削りとったかのように地層が剥き出しで、自分達が渓谷にいるような錯覚に陥るほどだ。
そして麓の森へ入ると、誰がいつ建てたのか地元住民も知らない小人サイズの「妖精の家」や、木が横に生えている奇妙なエリアなどがーー。ここは地球人が銀河連盟に近づくためにアセンションができる場所らしい。手を叩いた音は反響するが、声は全く響かない不思議な構造なのだそうだ。
さらに奥へと進むと、ヒゲの生えた宇宙人に連れて行かれたという場所にたどり着いた。氏によると、ここは大地の鼓動、地球のエネルギーをもっとも感じることができる場所で、山に生えた木々の根が滝のように力強く伸び、まるでカーテンのようである。
著者もうながされるまま木々に抱きつくと、なぜか不思議と涙が溢れてきた。悲しくてとかではなく、心が疲れている時に優しい言葉をかけられホロリとしてしまった、そんな感情である。
そして皆で肩を組もうとロベルトさんが促す。
取材班とガイド、そしてロベルトさんの5人が肩を組んで円陣を作ったところで、ロベルトさんは不思議な響きの声を発し始めた。それはメロディとなり、なにかしらの(スペイン語でも英語でもない)言葉を伴って、あとで聞けば「地球へ、そして宇宙へ向けた歌」だというものだった。
肩を組んだまま、その歌声に浸っているとーーまたここでも涙が。嗚咽しながら突っ伏して泣く、という激しい感じではなく、自分でもなぜ泣いているのか、これが涙なのかもわからない状況で、どんどん涙が溢れてくる。この記事を書いている今でもなぜあんなに涙が出たのかまったく分からない。
そして、どれくらい時間が経ったのだろうか。日が暮れ始め、来た道を戻っている途中、なんとなく最初に案内された岩山を撮影したところ、上空を飛行する物体が映り込んでいた。
その正体については不明だが、ロベルトさんに見てもらうと「UFOで間違いない」との答え。この岩山は”こちら側”と”あちら側”を隔てる特別な場所で、自身も幾度となくここでUFOを目撃しているのだという。
そして翌朝「ちょっと呼んでみましょうかーー」。そう言うとロベルトさんは我々をホテルのある場所へと案内し、宇宙と交信する歌を歌い始めた。昨日と同じ歌のようだが、やはり英語ともスペイン語とも違う聞いたことのない言葉である。この歌は、山で自然と降りてきた歌なのだそうだ。そして開始から数分ーー。またもや不思議な物体が写り込んでいた。
スマートフォンで撮影したため拡大すると滲んでしまうが、ロベルトさんによるとこれもやはり「UFO」とのこと。テポストランは古くからUFO基地の存在が信じられており、ロベルトさんが交信するとかなりの確率で現れるのだという。
事実テポストランではUFOの目撃報告が後を立たず、人口わずか5,5万人程の小さな町でありながら、住民の約半数がUFOを目撃しているといわれている。奇遇にも我々がロベルトさんを訪れた約1週間前には、テポステコ山周辺を飛行する謎の発光体が監視カメラに映り世界中で話題になってたばかり。
テポストランは今や「UFOの町」として人気のスポットになっており、「UFOを見にきた」という観光客も多いそうだ。
目撃が最も報告されているのが、町のシンボルであるテポステコ山頂にある神殿である。ここは古代アステカ期に建設されたもので、風の精霊エエカトルの息子テポステカトルを祀ったピラミッド型の神殿である。地元では古くから聖地として崇められているが、このピラミッド型神殿の周辺にUFOが多く現れるというのだ。
なぜUFOがここまで目撃されているのか。その理由については諸説あるが、「山々でエネルギーをチャージしている」「地底にUFO基地がある」というのが一般的なようである。また最近行われたテポステコ山の調査では、山から特殊な磁気照射が確認されそうだ。これもおそらくUFO出現理由のひとつであろう。
思い出すのは、アリステアのマリオさんのコレクションの「宇宙人と人間のハイブリッド」遺物たちだ。古代メキシコでは宇宙人との交流、交配が盛んだった、そして、今なおテポストランなど特別な場所では、その交流が続いているのではないか?
ロベルトさんによると、テポストランはその昔、海の底だったそうだ。これまでも多くの地層学者がこの地を訪れたが、どのように山々が隆起したのかはいまだ解明には至っていないのだという。
山の多くは太古の地層を残しており、まるで大地のパワーがそのまま露出しているようである。我々の知り得ない未知なるエネルギーがこの地には存在しているのかもしれない。
遠野そら
UFO、怪奇現象、オーパーツなど、海外ミステリー情報に通じるオカルトライター。超常現象研究の第一人者・並木伸一郎氏のスタッフも務める。
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