我々は複数の宇宙を往来できるのか? マルチバース論の真実を解説/久野友萬
サイエンスライター・久野友萬の新著『ヤバめの科学チートマニュアル』より、編集部が“ヤバめ”のテーマを厳選! 一部を抜粋して特別公開!
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月には異星人の基地がある! 月面で発見された未確認飛行物体や巨大構造物の正体とは? アポロ計画を通じて人類は異星文明と接触していた? などなど、〝月をめぐる都市伝説〟の数々をご案内! 今回は月面で撮影されていた超巨大なUFOをいくつか見てみましょう。
NASAが行った月における活動の記録画像はそのほとんどが未公開となっており、われわれが目にすることができるのは全体のわずか4パーセントにも満たないといわれている。もっとも、アポロ計画に関するものだけでも14万枚以上と、実際に閲覧していこうとすれば時間と労力が必要となる。
その膨大なデータベースのなかから、2013年12月、驚愕すべき画像が発見された。
何の変哲もない月の写真のように見えるが、データに色調補正を施し、拡大していくと細長い3本の黒い物体が浮びあがってくる。いわゆる葉巻形UFOを連想させるこの黒い物体は、月上空を横切るように編隊飛行しているのだ。画像から判断するかぎり、かなり巨大であることが理解できるだろう。
この画像を発見、インターネット上で公開したのは、台湾在住のUFO研究家スコット・ワリングだ。彼は、この写真を、1969年3月3日に打ち上げられたアポロ計画3回目の有人ミッション、アポロ9号において撮影されたものと推測している。
「アポロ9号が地球軌道上から324キロの地点で、搭載されたハッセルブラッドのカメラで撮影し、そのフィルムの23コマ目に写っていたようだ。物体の大きさは、背景に写っている月のクレーターの大きさから推測すると、3機とも約2~3キロだと思われる」
すでに述べたとおり、このアポロ計画では、ほとんどの宇宙飛行士が月の上空や月面で、UFOや異常構造物と遭遇しており、その証拠ともいえる画像や通信記録も数多く残されている。
これらの事実から、月には地球外生物の居住区、あるいは前線基地があるといわれ、地球人類を監視しているという説もある。
もしかしたら、ワリングが見つけ出したこの葉巻形UFOも、月に降り立とうとするアポロの挑戦を監視していたのかもしれない。
月面に、全長100キロを超える途方もなく長大な怪物体が出現していた。それも、複数存在していたことが発覚したのだ。
この驚愕的な物体を発見したのは、やはりUFO研究家スコット・ワリング。彼は自身のブログで、2011年8月14日と翌15日にわたり、月面上に出現していた超長大な“怪物体”の衝撃映像を、ソースであるNASAの月面写真データベースのアドレスとともに公開している。
なかでも注目が、月面の北半球の高緯度地帯にあるエウクテモン・クレーターに橋のように斜めにまたがった棒状物体だ。クレーターの直径が62キロであることから、その長さは110キロ、幅は4キロ超と推測される。美しい直線を描くそれは、周囲と比較して明らかに異質で、自然の産物であることを否定する。さらに、その左先端が透過していることから、光学迷彩のような機能を有しているとも推測できる。
UFOか? 月の先住民の前進基地なのか?いずれにしても、これほど長大な構造物を建造できるのは、地球外文明の超ハイテクの産物である可能性が高いだろう。
ワリングはこれを“超ロングUFO”というが、彼が検証した月面写真データベースを追うと、ほかにも超ロングUFOが見つかっている。
たとえば、南半球にある直径105キロのブランカヌス・クレーターをまたぐ超長大なロングUFOは、どう見積もっても200キロを超える。直径97キロのブレンナー・クレーターの近くにも、同様の超ロングUFOが横たわっている。ワリングは、こうした超ロングUFOは、少なくとも100以上あるというが、捜せばもっと見つかるはずだ。
はたして、この長大な怪物体の正体は、いったい何なのか?
これほどサンプルがありながら、同時に、他の探査機による発見や天体望遠鏡での発見報告がないことから、移動性の物体、つまりUFOあるいは移動基地であることは間違いないだろう。
並木伸一郎
「ムー」創刊当初から寄稿するベテランライター。UFO研究団体ICER日本代表、日本宇宙現象研究会(JSPS)会長などを兼任。ロズウェルやエリア51をはじめ現地調査を重ねて考察し、独自の仮説を「ムー」や自身のYouTubeなどで発表している。
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