【速報】UFO研究者スティーブン・グリアがアメリカ政府の「闇プロジェクト」を暴露! 752人の内部告発者が明かした事実を記者会見で公表した

文=宇佐和通

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    元祖「暴露系」UFO研究者、スティーブン・グリア博士が緊急記者会見を開き、これまでに判明した驚くべき事実の数々を明かした! いったいどんな内容が語られたのか、最速で詳しくお伝えする!

    注目の記者会見で何が語られたのか!?

    『ディスクロージャー・プロジェクト』の創設者スティーブン・M・グリア博士が、ワシントンD.C.で現地時間6月12日午後2時から、驚くべき内容の記者会見を行った。グリア博士は元医師のアクティブなUFOリサーチャーとして知られ、ディスクロージャー・プロジェクトと共に「地球外知性研究センター(CSETI)」を設立している。当初は20名程度で始まった内部告発者の数も今はかなり多くなり、それに伴って博士自身の発言力も高まっている。

     今回の記者会見はしばらく前から告知が行われており、その内容に対する期待はUFOコミュニティでかなり高まっていた。そして実際に見てみると、映像に対する書き込みからもわかるとおり、期待以上の出来だったといえるようだ。

    スティーブン・グリア博士のYouTubeで会見の模様が公開されている。https://www.youtube.com/watch?v=zDY7t6HihCw

     冒頭で、まず博士は以下のような事実を明かした。

    * アメリカ、カナダ、オーストラリア、ロシア、イギリスをはじめとするさまざまな国々の政府文書を所有している。
    * 145か所の極秘基地と秘密施設の地図を所有している。
    * 軍部、各産業界、政府などから752人の証人が協力している。
    * 目撃証言およびビデオ、その他の傍証となる情報を含むファイルがある。
    * 121に上るUFOの機体回収事例に関する資料がある。
    * 個人名も記載された目撃証言がある。
    * いわゆる“ディープスロート”的な協力者が何人もいる。

     情報の合計サイズは8テラバイトに達するという。今回の記者会見では、違法な形で運営されているUFO/UAP関連プロジェクトの現場も明らかにされた。ディスクロージャー・プロジェクトに協力した700人の内部告発者からの情報をまとめたもので、それらが行われている地図まで公開された。

    内部告発者たち 画像は「Dr. Steven Greer」より引用

     詳細はどれも驚くべきものだ。

     モハベ砂漠の地下はロッキード社の秘密施設があり、ブラックバジェット(ペンタゴンの秘密予算)で作られたUAP由来の機体が保管されている。その推進力は電磁場エネルギーで、これは1940年代に開始されたETテクノロジーからのリバースエンジニアリングによって実現されたという。グリア博士が語るには、この現場については客観的な形の証明が可能であるとのこと。物証として提示されたのは、2022年のブラックバジェット絡みでロッキード社の特命チーム「スカンクワークス」と関わった人物が、過去16か月にわたって提供し続けてくれた資料だ。

    トップシークレット証人の暴露が続々!

    証人のひとり「TB」が見たUFO 画像は「Dr. Steven Greer」より引用

     匿名の内部告発者は、ペンタゴン内部にもいる。ちなみに匿名の理由は、年金受け取り資格が取り消されないようにすることと、80年間にわたる守秘義務の書類にサインしているからだ。そんなトップシークレット証人という表現が相応しい“TB”という人物は、2003年にオクラホマ州ロートンで発生したUFO墜落機体回収事例に関わっていた。この事例では機体だけではなく、身長39インチ(約1m)のグレイの死体も回収されていた。機体の外見は、イラストを見る限りロズウェル型ーーロズウェルの国際UFO博物館の壁画に描かれている機体と瓜二つだーーに見える。

    証人「MS」が明かした地下施設 画像は「Dr. Steven Greer」より引用

     また、C・マートンというペンタゴンの契約企業ーー軍産複合体の一部ということになるーーで働いている“MS”という人物は2009年、ET由来の機体の構造や性能を検証する施設に勤務しており、そこのタスクチームに一流の科学者が参加していることを確認している。ユタ州ダグウェイ実験場の地下には、エアフォース1ほどの大きさの航空機まで格納できる1300平方マイル(約3300平方km)の広大な極秘施設が広がっていて、新幹線を彷彿とさせる移動システムも完備されているという。ちなみに、イラストにはエアフォース1が描かれていた。

    証人「TE」が回収に参加したした墜落UFO 画像は「Dr. Steven Greer」より引用

    “TE”という証人は、ネリス空軍基地から派遣された墜落UFOの回収任務に参加した。現場はネリス基地の北方で、墜ちていた機体はTR3Bを彷彿とさせるものだったという。また、2009年にネリス基地近郊で起きた別の事例では、生きているETを証人が目の当たりにしている。このエイリアンは、直径65フィート(約19.5メートル)の、溶接痕のない円盤状の機体に乗っていた。

    博士によるホワイトハウスへの提言

     グリア博士が強調するのは、いかなる方向性であれこうした物体が国家安全保障上の脅威となる事実だ。
     背景には長い歴史がある。
     極秘プロジェクトが発足したのはアイゼンハウアー大統領時代だったが、徐々にホワイトハウスによる統率が効かなくなってしまった。そして、現在に至るまでにコンパートメンタライゼーション(事業が細分化され、横のつながりがないために、各組織が何をしているかわからない状態)が進んだ結果が現状につながっている。

    記者会見会場の様子 画像は「Dr. Steven Greer」より引用

     ただし、関係者も一様ではない。実際のところ、いわゆる内部告発者は一般人が想像するよりもはるかに多く、自ら進んで事実を明らかに使用という気持ちが非常に強いようだ。ただ、こうした人たちに対しては強迫や贈賄が仕掛けられることも多い。そしてグリア博士は、ホワイトハウスに対して次のような提言を行っている。

    * ディスクロージャー・プロジェクトのデータベースに基づくUAP/UFO調査プロジェクトの実行。
    * UAP/UFOの標的化と、それらへの攻撃を停止する大統領令の発布。
    * 軍および政府と議会、ホワイトハウスとのすべての契約企業に、保有しているUAP/UFO現象関連の情報を開示することを求める大統領令の発布。
    * 国務省と国防総省に対する、世界レベルで実行される地球外文明との友好的接触を求める大統領令の発布。
    * 特許商標庁に対し、国家安全保障を理由に押収されている特許の認可をただちに求める大統領令の発布。
    * アメリカ宇宙軍および国防総省に対し、国務省および国連をはじめとする国際機関や外国政府と連動する形で地球外文明と友好的関係を築いていくための手段を構築することを求める大統領令の発布。
    * ゼロポイント、量子真空、プラズマ発電などのテクノロジーをはじめとする先進テクノロジーの平和的利用を目指す大統領令の発布。反重力メカニズムについては、進行中の軍事的利用案および国家安全保障上の問題を参照しながら機密解除を解除していく。

     また、博士は議会に対しても内部告発者の保護に関する条項を中心に、ことこまかな要求を提示している。

    重要人物たちが“顔出し”参加も!

    出席者たちの豪華な顔ぶれ 画像は「Dr. Steven Greer」より引用

     3時間を超える会見の後半では、ゲストスピーカーとしてドナルド・ヘッカート元空軍大佐、元海兵隊員のマイケル・ヘレラ氏、元陸軍兵士スティーブン・ディグナ・ジュニア氏およびD・C・ロング氏、さらには契約企業のひとつであるレイセオン社からの内部告発者としてエリック・ヘッカー氏それぞれがユニークな内容の接近遭遇事例について語ったことも、見る者にとって印象深かったに違いない。

     さらには、リバースエンジニアリングを基にした地球由来の人工UFOとET由来UFOの性能比較が行われたこと、そしてディスクロージャ―・プロジェクト専属弁護士が違法UFO関連プロジェクトで見られる犯罪行為を一つひとつ挙げていたのも実に興味深い。

    ET由来のUFOと地球由来のUFOの比較 画像は「Dr. Steven Greer」より引用

     補足説明的に提示されるのが書類以外ではほとんどがイラストだったことに不満を表す声もあったが、極秘プロジェクトの現場で写真を撮影できるシチュエーションがあるわけがない。これは仕方ないだろう。それに、今回の記者会見はディスクロージャー・プロジェクトによる研究発表のイントロに過ぎないはずだ。グリア博士が繰り返し口にしたように、「氷山の一角」であることは間違いない。

     つい最近、ペンタゴンの内部告発者である元情報将校のデビッド・グルシュが「エイリアンは地球を訪れていて、地球人類を殺害している」という内容の暴露を行った。グリア博士の記者会見とは方向性こそ違うもののUAP/UFO関連情報のエクスポゼはいよいよ勢いを増して流れ始めたようだ。

    宇佐和通

    翻訳家、作家、都市伝説研究家。海外情報に通じ、並木伸一郎氏のバディとしてロズウェルをはじめ現地取材にも参加している。

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