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3回目の月の異常現象は、月面で捕らえられた〝人影〟と〝UFO〟紹介します。
月面には全高が推定約8キロにの「タワー」と呼ばれる構造物や、推定14キロの「キャッスル」など、地球文明の建造物をはるかにしのぐ巨大構造物が数多く発見されている。これらの多くは月面に繁栄した文明の名残である可能性は高い。ならば、それらを築いた地球外生命体は、構造物の大きさに見合った存在ーーつまり、月には巨人がいた可能性が考えられるのだ。
実は、この仮説を裏づけるような画像が、グーグル・ムーンから発見されている。それも、1度ではない。別々の場所で、2度も発見されていたのである!
最初に巨人が発見されたのは、2014年7月20日。全体が黒く、やや不鮮明だがヒト型の“何か”が歩くようなものだった。しかも、足元にははっきりと影が写り込んでいる。そう、このヒト型は、月面に“立って”いるのだ。驚くのはその“身長”で、地表面との比較から、170メートル以上と推定できる。
「ルナ・ジャイアント」とも呼ばれるこの謎の存在は、8日後、最初に発見された地点から600キロも離れた地点で再び発見された。一見すると類似した画像に見えるが、20日の画像より、さらに生物的な印象を受ける。仮に、同じ存在なら移動していたことを意味し、別の個体ならば、こうした巨大な存在が複数いる可能性が出てくる。
これがヒューマノイドなら、この巨大な体躯は、重力の軽い月面で巨大化したと考えられないだろうか。宇宙服は着用していないように見えるのも、月の環境に適応したと考えるほうが矛盾が少ないだろう。
このルナ・ジャイアントについては、カメラやデータの不具合、あるいは偶然影を落とした自然物の“いたずら”など、正体を巡り、さまざまな意見が交わされている。いずれにしても、詳細がわからない現段階では、あらゆる可能性を否定できない。つまり、無機物ではなく、ヒト型生物の姿であるという可能性を捨てきれないのも事実なのだ。
アポロ11号が撮影したという驚愕の写真が公開された!
クレーターから円筒形のロケットらしき物体が飛び出している構図だが、研究家たちの間では、“UFOロケット”という表現が使われている。
「YouTube」の『パラノーマル・クルーシブル』というチャンネルにアップされたビデオでは、次のような文章が掲示されている。
「アポロのアーカイブに、ミサイル形UFOを撮影したと思われる画像が含まれている。NASAは月面にある地球外生命体が構築した構造を爆撃しているのだろうか? 爆撃に使用されているのは、極秘プロジェクトで開発された超ハイテクマシーンかもしれない。今回の写真に写っているのは外見が非常に奇妙な物体だが、エイリアン・テクノロジーによるものではなく、地球から打ち上げられたものだろう。しかし、だれが何のために打ち上げたのだろうか……?」
台湾在住のUFOおよび宇宙現象研究家として有名なスコット・ワリングは次のように語っている。
「このUFOは、月のクレーターから飛び立っているように見える。アポロ11号の着陸船が追い越しながら画面に収めた構図だろう。噴射によって、塵が巻き上げられているようだ」
月面でこのタイプのUFOが目撃された事例はなく、今回明らかにされた写真にによって、「NASAがアメリカ政府の極秘宇宙開発ミッションに深く関わっている証拠になりえる」と主張する陰謀論者もいる。
月に関する陰謀論は数多い。人類は月に着陸していないという説、その逆に、人類は今も定期的に月を訪れているが、すべての事実が隠蔽されているとする説もある。
極秘宇宙開発プロジェクトに関わっているアメリカ政府が年次会議を開催し、毎年天文学的な金額の予算を組み、それが一般国民に知らされないまま注ぎ込まれているという。もちろん、こうした予算は表向きの資料には一切出てこない。宇宙開発用の潤沢な秘密資金まで準備できるシステムがとうの昔に確立しているというのだ。
並木伸一郎
「ムー」創刊当初から寄稿するベテランライター。UFO研究団体ICER日本代表、日本宇宙現象研究会(JSPS)会長などを兼任。ロズウェルやエリア51をはじめ現地調査を重ねて考察し、独自の仮説を「ムー」や自身のYouTubeなどで発表している。
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