アポロ13号はUFOに攻撃されていた!?/並木伸一郎・月の都市伝説
重大な事故から生還した13号がUFOに攻撃されたため? アポロ計画の疑惑の中でも衝撃のエピソードを紹介。
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ある専門家によれば、地球上のUFO/UAPの“たまり場”には目星がついているという。本格的に調査するのはあまりにも危険で手がつけられないその場所とは大西洋、特にフロリダの東海岸沖。いわゆる魔の三角水域“バミューダトライアングル”と重なるエリアである――!
大番狂わせとなった2016年の米大統領選挙戦の最中、ヒラリー・クリントン陣営の選挙対策本部長を務めたジョン・ポデスタ。数年前、彼のアカウントから送信された大量の電子メールがウィキリークスによって流出し、ヒラリーと米金融界との親密ぶりなどが暴露された。
しかし、明かされたのはそれだけではなかった。ポデスタが、米政府によるUFO調査の実態を知ろうと、並々ならぬ関心を寄せていたことを示す電子メールもあったのだ。
ポデスタがUFOに関するメールをやり取りしていた人物がボブ・フィッシュだ。フィッシュはペンタゴンの業務委託業者として、1984年から1993年までの間、最高機密に触れることができる立場にあった。
そんなフィッシュは、ポデスタに次のようなことを明かしている。
1947年から1969年までアメリカ空軍主導のもと極秘UFO調査計画「プロジェクト・ブルーブック」が行われた。しかしその終了後も、当局は依然としてUFOへの関心を失ってはおらず、1970年代からは衛星を使用してUFOに関するデータを収集していた。
プロジェクト・ブルーブック終了後の極秘UFO調査プログラムに従事していたという元米空軍職員によると、UFOが海面から出入りする時は特定の周波数が発せられるため、実はUFOは簡単に追跡できるらしい。そして当局は、(主に1950年代から)大西洋のフロリダ東海岸沖で、UFOが海を出入りする様子を何度も撮影しているという。
大西洋のフロリダ東海岸沖といえば、船舶や航空機の不可解な事故が相次ぐことで有名な「バミューダ・トライアングル」と重複するエリアだ。この海域はUFOの“たまり場”なのだろうか。そして、事故と何らかの関係があるのだろうか?
ジョン・ポデスタの電子メールが流出したことで、一躍ボブ・フィッシュという男に注目が集まる事になったわけだが、オーストラリアの調査記者ロス・クルサートが彼に接触し、自著『In Plain Sight: An Investigation into UFOs and Impossible Science』(2021年刊)にまとめている。
フィッシュとの対話を通して、クルサートは米政府が深宇宙から地球にやって来るUFO/UAPについて何か知っているようだと確信。そして、UFO/UAPが発するラジオ周波数を介して積極的に追跡することができたり、多くのUFO/UAPが大西洋のバミューダ・トライアングルに潜っていったことも間違いないと考えているようだ。
「ボブ・フィッシュに手紙を書くと、数週間後に返信があり、ポデスタに話したことをすべて教えてくれました。彼はそれまでUAPについて公に話したことがありませんでした」(同著より)
また、興味深い事例として、戦闘機が装備するF/A-18レーダーを、より新しいAPG-79レーダーにアップグレードしたところ、UFO/UAPから攻撃を受けるようになったという。古いレーダーではUFO/UAPを検知できず、新しいレーダーはUFO/UAPを検知できるのだが、その代償なのか、UFO/UAPから攻撃を受けるようになったというのだ。したがって当局はバミューダ・トライアングルの調査をしようにも手が着けられない状況に陥っているようだ。
そしてクルサートによれば、明らかにフィッシュは話した内容以上のことを知っているようだったという。つまり、ポデスタにもクルサートにも話していないことがまだまだあるというのだ。
「私たちは、文明を危険にさらすことなく、真実をもたらす前進の道を見つけなければなりません。フィッシュの言葉は、まだ隠されている“真実”があることを示唆している」(同著より)
バミューダトライアングルの海中にあるというUFOの“たまり場”は、まだ当分はアンタッチャブルな海域ということになるのだろうか。今後、この海域で当局が撮影したUFOの写真が公開されたり、あるいはリークされることがあるのか気に留めておきたい。
仲田しんじ
場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
ツイッター https://twitter.com/nakata66shinji
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