遺体にキスすることは医学的に危険な行為なのか!? 医師の衝撃主張に世界で議論沸騰、WHOも参戦
愛する人との最後の別れで遺体の顔にキスをする行為について、「危険な行為だ」と主張する医師が現れ、主に欧米で物議を醸しているようだ。
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プレ・インカ最大の王国チムーの首都であるチャンチャン遺跡。その発掘調査中に、この遺跡からの出土品でも過去最古となる木像が発見された!
古代アンデス文明最大の都市・チムー王国。首都チャンチャン遺跡から木造の像が発見された。周辺では過去140体以上もの生贄の痕跡が発見されていることから、その関係性も含めて更なる調査が進められている。
チャンチャン遺跡とは、西暦900年〜1490年ごろまでペルー北部・太平洋沿いで栄えたチムー王国の首都である。中心部にはピラミッド型の神殿や墓地、貯水池などを備えたプレ・インカ最大の王国で、最盛期には20万〜30万もの人々が生活していたとされる。1986年にはユネスコ世界遺産にも登録されたが、その文明はいまだ謎のベールに包まれた部分が多い。
今回発見された木製の像は、全長47センチ、幅16センチほど。顔は赤く彩色され、目には真珠貝を黒い樹皮で固めたものが張りつけられている。頭部には帽子、下腹部には三角形の布当てを当てているようだ。
ペルー文化省の遺跡調査チームによると、この木像は貴族などの支配者層の棺を運ぶ際に使用していたものであり、その形状や様式からチムー文化初期時代のものだと推測している。今後さらに調査を進めていく予定だが、これまでに発見された遺物の中で最も古い木像になるということだ。
また、木像のすぐ下には白や茶の糸で装飾された袋の他、クスノキ科ネクタンドラ属の植物の種で作られたネックレスが埋められていたそうだ。ネクタンドラ属は、古来アンデスにおいて向精神作用を目的に生贄などの儀式で多く用いる植物である。この木像はどのような目的で使用されていたのだろうか。
アステカ、マヤ、インカ文明において、神に生贄をささげる習慣があったことは広く知られているが、チムー王国における生贄の多さは他に類を見ない。
乾燥した砂漠地帯に位置していたチムー王国。日干し煉瓦の城壁と呼ばれる王都は、エルニーニョの異常気象により存亡の危機に面すると、海の神へ生贄を捧げる儀式が行われていたそうだ。多い時には一度に140人以上もの子供を生贄として捧げていたことが明らかになっており、その規模は人類史上最多だといわれている。
遺跡調査チームによると、木像には衛兵のように城壁の壁に設置された固定式のものと、持ち運び可能な可動式の2種類があるそうだ。今回発見された木像は、棺を運ぶという死の儀式で用いられていたことから兵馬俑のような役割を果たしていたのかもしれない。
まだまだ謎多きプレ・インカ。調査チームはさらにその下層部まで発掘を進めていくというが、どのような真実がそこには埋まっているのだろうか。
遠野そら
UFO、怪奇現象、オーパーツなど、海外ミステリー情報に通じるオカルトライター。超常現象研究の第一人者・並木伸一郎氏のスタッフも務める。
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