公開された「異星人のミイラ」は本物か? メキシコで初のUFO公聴会が開催/MUTube&特集紹介 2023年12月号
今年9月13日開催のUFO公聴会で約1000年前の「異星人のミイラ」が公開され世界に衝撃が走った。遺体の正体は何か? 三上編集長がMUTubeで解説。
記事を読む
多くの研究家が「史上最高のUFO」と指摘する驚異的映像に昨今、新たな事実が続々と判明している――!! 航空機に大接近した物体は何だったのか?
2020年に米国防総省(ペンタゴン)がUFO/UAPの存在を公に認めて以来、世界中で徹底的な情報公開と調査・分析の機運が高まっていることはご存じの通りである。そのような中、UFO研究家たちを過去10数年にわたり悩ませ続けてきた1本の映像に関する議論も、かつてないほど白熱しているようだ。
高速で飛行する航空機の横にピッタリとつけ、翼にまとわりつくようにフワフワと浮揚する謎の円盤――!
多くの研究家に「史上最高のUFO」と言わしめる驚異的映像が最初に登場したのは2008年3月6日、YouTube上でのこと。「飛行機から見たUFO」のタイトルでfrossaniと名乗るユーザーによってアップロードされたのだ。
動画の概要欄には「2006年4月29日、ローマからパリへと向かうブルーパノラマ航空の機内から撮影」と記されていた。わずか19秒の映像ながら公開直後から大反響を呼び、UFOの正体や真偽について探るさまざま声が飛び交った。
ところが6年後の2014年、YouTubeに同じ動画がアップロードされると、その概要欄には「米ネバダ砂漠上空で軍が複製UFOの試験飛行を行っていた決定的証拠。この映像は 1990 年代後半に撮影されたもので、全編がオンラインに存在するわけではないため尺が短くなっている」との記述が。
完全に異なる2つの説明のうち、どちらが正しいことを言っているのか――ますます困惑するUFOコミュニティ。
すると2022年4月、海外掲示板redditのユーザーがfrossani本人に接触し、「映像は自分のオリジナルではない」「旧友のZIPディスクからコピーしたものだが、アップロード時に加工は一切していない」という新証言を得ることに成功。これをもって1990年代後半に撮影されたとする説が優勢になるかと思いきや、専門家からは「もっと以前に撮影されていたものでは」という指摘が飛び出して支持を集めだすなど、謎は深まるばかりだった。
そして現在、CGの専門家や軍用機のエキスパートまで動画の徹底分析に乗り出しており、そこに映っているのが(翼の形から)旅客機ではなく軍用機「ボーイングT-43」だったことや、音声に編集された痕跡があるものの、映像自体には加工された証拠が見つからない等、さまざまな新事実が続々判明。ますます多くの人が首をかしげる事態となっているのだ。解析が混迷した背景には、軍用機ゆえの機密情報が影響していたのだろうか?
ありえないほどUFOに接近し、その姿と動きをハッキリ捉えた衝撃的映像。あまりの大胆さから多くの人は一見してフェイクを疑ってしまうところだが、詳しく分析するほどにホンモノである可能性が高まってくるミステリアスな展開。最近のバイデン大統領は過去のUFO事件の再調査に前向きな姿勢を示しているとも伝えられており、本件の謎も解明される時がくるだろうか。
webムー編集部
ランキング
RANKING
おすすめ記事
PICK UP
関連記事
公開された「異星人のミイラ」は本物か? メキシコで初のUFO公聴会が開催/MUTube&特集紹介 2023年12月号
今年9月13日開催のUFO公聴会で約1000年前の「異星人のミイラ」が公開され世界に衝撃が走った。遺体の正体は何か? 三上編集長がMUTubeで解説。
記事を読む
人類に文明を授けた半魚の半神「オアンネス」/幻獣事典
世界の神話や伝承に登場する幻獣・魔獣をご紹介。今回は、幻獣というよりも半神、メソポタミア神話に遡る賢人「オアンネス」です。
記事を読む
「赤ん坊を抱えたビッグフット」を撮影! 家族単位で行動する生態は人類に近い知的霊長類の証拠か?
赤ん坊を抱えたビッグフットの画像が大きな話題を呼んでいる。母親の腕にしがみつく姿と、画像の真偽はーー!?
記事を読む
スペースクリッターか? 監視カメラに映った「有機的UFO」が米大手放送局でも大ニュースに!
米カリフォルニア州の民家に設置された監視カメラが捉えた驚愕の光景が、大手放送局も報じる大ニュースに! 夜空を飛ぶ「有機的な何か」の正体は!?
記事を読む
おすすめ記事