虚舟新資料「沿海紀聞」が発見された!/MUTube&特集紹介  2026年11月号

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    発見が相次ぐ虚舟図に新たな〝仲間〟が加わった! この記事を三上編集長がMUTubeで解説。

    異国舟事件が外務省に報告されていた!

     国立公文書館の所蔵資料から新たな「虚舟」の図が発見された。それは学術界などでは一定の知名度をもつ古くから存在を知られた資料のなかにありながら、これまでだれにも虚舟だと気づかれることなく眠っていたのだという。それがなぜこのタイミングで「再発見」されることになったのか。そしてそこには、何が記されていたのか?

     新発見の虚舟図は、江戸末期の1850年代編纂と推定される『沿海紀聞』という資料のなかにあった。「江戸名所図会」などを著した江戸の町名主、斎藤月岑によってまとめられた全40巻からなるもので、明治初期に著者から外務省に献本されたのち、政府資料として国立公文書館に移管されたという経緯をもつ。

     1850年代は、折しもロシア船やペリー率いる黒船来航などが立てつづき、海防への意識が格段に高まっていた時代。文人として多くの文化人と交流を持っていた月岑も、自身が聞き集めた外国船の来航、漂着などにまつわる伝聞、つまり「沿海」に関する事例を編纂しまとめあげた。それが『沿海紀聞』だ。

    (文=鹿角崇彦)

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    月刊ムーの特集記事を三上編集長が解説!

    webムー編集部

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