現代に将門が覚醒する新・首塚秘術とは? 幕末の妙見革命の夢は令和で果たされる!
江戸幕府を密かに支えた将門結界は、令和の首塚改修で改めて「覚醒」の時を迎えている? 幕末の妙見革命から秘術の経緯を辿る。
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現在再建中のパリ・ノートルダム大聖堂。その地下から発見された“謎の棺”がついに研究者によって開かれたが、そこに安置されていたのは……!
2019年に大規模な火災によって消失したノートルダム大聖堂。フランス・パリを象徴する歴史的建造物が炎に包まれる衝撃的光景が、今でも脳裏に焼き付いて離れない読者も多いことだろう。火災後はすぐに再建作業が始まるとともに、これまで手つかずだった大聖堂地下の発掘作業も進められてきた。
そのような中、今年3月に鉛でできた2つの棺が出土。大聖堂の地下65フィート(約19m)、19世紀に作られた暖房システムの真下にあったという古い棺の中には、何者かの遺体が安置されていることが想定された。そのため、棺は大聖堂から同国トゥールーズにある法医学研究所へと移されるとともに、フランス国立考古学研究機関・INRAPが「これを開けて詳しく調べる予定である」と発表、世界が固唾を呑んで経過を見守っていた。
そして今、ついに棺の封が解かれ、安置されていた遺体の様子が12月9日に発表されたのだが、その内容に全世界が驚愕している。出土した2つの棺のうち一つに安置されていたのは、座りっぱなしの生活を送って1710年に83歳で死去したと考えられる高位聖職者アントワーヌ・ド・ラ・ポルトの遺体だった。しかし、もう一方の棺に納められていた遺体は、なんと「細長い頭蓋骨をもつ男」だったというのだ。
分析の結果、細長い頭の男は14世紀を生きた特権的人物で、30代で死去したと判明。また、その骨盤の特徴から騎士だったことも想定され、頭の変形は、おそらく生後約3カ月にわたり頭部を締め付けることで人為的に引き起こされたと考えられるが、詳細については不明。現在「Le Cavalier(騎士)」と名付けられ、さらに詳しい分析を待っているという。
細長い頭蓋骨といえば、洋の東西を問わず世界各地で発掘・確認されており、どうやら人類は文化を超えて“長い頭”に神性を感じ取ってしまうことが判明しているのだが、その理由については諸説あり、「古代の地球にやってきた異星人への憧れ」を指摘する説もある。また、ペルー南部パラカス半島の砂漠で発見された約3000年前の細長い頭蓋骨「パラカス・スカル」をDNA分析したところ、既存の進化樹に属さない未知の遺伝子情報が含まれていたことが判明しており(『ムー』2021年4月号)、現在では頭の変形が必ずしも人為的なものではなく、異星人との“直接的なつながり”を示す身体的特徴だった可能性まで生じてきている。
このような経緯に鑑みると、今回ノートルダム大聖堂の地下から発見された細長い頭蓋骨は、果たして確実に人為的なものだったと言えるのか、それとも…… 今後さらに詳しいDNA分析が行われることを願うしかない。
webムー編集部
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