アラスカに出没するロシアの幽霊「黒服の貴婦人」は何者なのか!? 背景にある悲劇の物語
アメリカ国内で、なぜかロシア人女性の幽霊が出没しているという。この意外な組み合わせの背後にある悲哀の“ゴースト・ストーリー”とは――。
記事を読む
ムーと「地球の歩き方」のコラボ『地球の歩き方ムー 異世界の歩き方』から、後世に残したいムー的遺産を紹介!
世界中に600万人を超える会員を有するといわれる秘密結社フリーメーソン。会員はそれぞれが「ロッジ」と呼ばれる支部に籍を置いているが、そのロッジを都市や国単位で束ねているのがグランドロッジだ。
当然、グランドロッジは世界各地に存在する。
そのなかでももっとも古い歴史を誇るのが、ロンドンにあるイングランド・グランドロッジ(1717年設立)。施設の中心となっているのが、今回紹介するフリーメーソンズホールである。
現在の建物が建設されたのは1927年。当時の金額で100万ポンド以上の資金が費やされたという。
このホールは一般にも公開されており、無料のガイドツアーによる見学ができるようになっている。
ホール内のガラスケースには各種の勲章や歴史的文書、参入儀式が行われる部屋のミニチュアなど数多くの品々が展示されているが、なかでも目をひくのが、テンプル騎士団やマルタ騎士団の制服だ。本誌読者ならご存じのように、テンプル騎士団はフリーメーソンのルーツとも噂される団体だ。もしかするとこれは、そのあたりのつながりを暗示するものなのかとつい疑ってしまう。
また、建物もアール・デコの傑作として名高く、モザイク装飾が施された天井には太陽神ヘリオス、聖ジョージ、ダビデの星などの宗教的シンボルがあしらわれているひと通り見学が終わったら、ぜひ売店にも立ち寄りたい。フリーメーソンのシンボルをあしらったグッズが豊富で、あの有名なマーク入りのネクタイなどもあるので、お土や産にするともいいかもしれない。
ちなみに隣接するグランド・コナートルームズは、かつてはパブとして営業しており、イングランドサッカー協会の初会合が行われた「イギリスサッカー発祥の地」として知られている。場所はロンドンの地下鉄コヴェントガーデン駅もしくはホルボーン駅下車で徒歩約3分、ロンドンを訪ねたなら、ぜひ立ち寄ってほしい。
中村友紀
「ムー」制作に35年以上かかわるベテラン編集記者。「地球の歩き方ムー」にもムー側のメインライターとして参加。
関連記事
アラスカに出没するロシアの幽霊「黒服の貴婦人」は何者なのか!? 背景にある悲劇の物語
アメリカ国内で、なぜかロシア人女性の幽霊が出没しているという。この意外な組み合わせの背後にある悲哀の“ゴースト・ストーリー”とは――。
記事を読む
古銭「カラス一銭黄銅貨」の祟り!? 自然発火して所有者を追い込む呪物に/うえまつそう
怪談師・うえまつそう氏の元に届いた古銭は、不可解な現象を引き起こすという。ある日、火事の夢で目を覚ましたうえまつ氏が目撃したのは、赤く燃える一銭硬貨だった!!
記事を読む
「アラスカの地下に巨大な黒いピラミッドがある」元スパイが暴露したギザの大ピラミッドより巨大な建造物の正体は?
アラスカの地下深くには巨大ピラミッドがそびえ立っているのか――。かつてアンカレッジに配属された元諜報員が衝撃の暴露発言を行っている。
記事を読む
トイレで問われる赤白青黄色の選択肢「赤い紙・白い紙」怪談
都市伝説には元ネタがあった。今回は、だれもが知っている学校の怪談。
記事を読む
おすすめ記事