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中力治 岡山県倉敷市
妻の姪が1か月ほど前から様子がおかしくなったというので、私たち夫婦は墓参りを兼ねて妻の実家に様子を見にいくことにしました。
姪のA子は42歳で独身。実家の土木業の手伝いをしています。
家族によると、約1か月前、新しい現場で測量を終えて帰宅して以降、様子がおかしくなったそうです。
たとえば、「女の人の声が聞こえる! !」と、大声で叫ぶことがしばしば。
さらには、タンスや机を怪力で外に放りだしてしまうこともあるそうです。ふつうに考えたら、小柄な彼女にはとうてい無理な話です。
“霊の仕業かもしれない”
そう思ったA子の父親は、霊能者に見てもらうことにしました。
霊能者によると、測量した工事現場に居すわる女性の地縛霊がA子に憑いてしまったそうです。しかし除霊を試みるもののうまくいかず、困りはてている現状だというのです。
私も試しにA子と話をしてみました。
すると、横柄な話ぶりで、「墓参りはしなくてよろしい」「何もしなくてよろしい」と、返答されました。
明らかに今までのA子の言動ではありません。しかし、私たちにはどうすることもできません。
A子の家族に墓参りをすませて帰ると告げたところ、義兄が手土産にと、柿を持たせてくれました。
帰路、車を運転していると、隣で妻が何かを食べている音がします。
何を食べているのかと聞いたところ、「柿を食べている」というではありませんか。
驚きました。なぜなら彼女は柿が大の苦手だったからです。
そうこうするうちに帰宅し、その夜は何ごともなく眠りにつきました。
翌日、私は外出し、夜遅くに帰宅したのですが、家の中に足を踏みいれた瞬間、驚きました。
妻が、「女の声がする! !」といって泣き叫んでいたのです。
私は妻を自分の正面に座らせました。そしてお経を唱えはじめました。
やがて妻は私の背後に目をやり、「お母さんが来ている。お父さんも来ている。あなたにも見えるでしょ」と、いいます。
「私は見えないよ」
そう答えると今度は口調が変わり、
「お父さんは治と魚釣りに行きたかったそうよ」さらには、「墓参りに帰ってきたら嬉しいわ」というではありませんか。
そして、それらをいいおえると、前のめりにバサっと倒れ、一呼吸置いて再び泣きさけびはじめました。私は妻の両手をしっかりと握り、一心不乱にお経を唱えました。
20分ほどがたったころでしょうか、妻は徐々に落ちつきを取りもどし、やがて正常に戻りました。
考えてみれば、今年、お盆に実家の墓参りをしていませんでした。
次の日、実家に帰り、父母の仏前に手を合わせました。
母が亡くなってから20年以上がたちます。妻の体を借りて私の元へ来てくれたのはまぎれもなく母でした。
私はそれまで霊の存在など信じていませんでした。しかし、A子や妻の件をとおし、霊界が存在することを実感しました。
なお、A子のその後は確認していません。そのうちA子の家族に尋ねてみようと思います。

(本投稿は月刊『ムー』2026年04月号より転載したものです)
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webムー編集部
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