プーチンを操る5人の地球支配者とは? 知られざる世界最高権力「ペンタゴナルコーン」/MUTube&特集紹介
政治・経済を世界規模で俯瞰し、長大な歴史物語を眺め、さらにその奥底に蠢く勢力を三上編集長がMUTubeで解説。
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最大の台風の目は、突然襲いかかる大自然の脅威だ! 世界最高権力ペンタゴナルコーンが警告する近未来とは? 三上編集長がMUTubeで解説。
「性別は男と女のふたつだけというのが政府の公式方針だ」
1月20日の大統領就任演説でのトランプの発言に、これまで声高にLGBT(レズ・ゲイ・両性愛者・性不一致)を主張していた進歩系知識人たちは顔をゆがめたことだろう。
トランプはその後も「常識の革命」とされる発言を繰り返した。大統領就任から3日目にはダボス会議(世界経済フォーラム年次総会)で、環境問題に取り組むグリーン・ニューディールを「グリーン・ニュー詐欺」と呼び、地球温暖化対策のカーボン・ニュートラルなどをイカサマ(まやかし)だと切って捨てた。
2月1日にはカナダ、メキシコ、中国に追加関税を課する大統領令に署名。続いて10日には全貿易相手国からの鉄鋼・アルミの輸入に25パーセントの関税を課すと発表した。次々と出される大統領令に世界中が揺れ、景気悪化に対する懸念が広がっている。
大統領令だけが世界を震わせているのではない。新設の政府効率化省(ドージ)のトップとして入閣したイーロン・マスクは、各省庁の機密情報に直接アクセスする権利を得て大あばれしている。まず国務省傘下の国際開発庁(USAID)がターゲットとなった。
USAIDは海外援助を管轄する機関で、世界130か国に400億ドル(約6兆円)規模を動かし、紛争地を中心に医療・食糧支援を行ってきた。このカネが他国の政府転覆やマスコミ操作、買収につながっていると指摘したイーロン・マスクは、USAIDを犯罪者集団と呼び、その閉鎖が必要だと断じている。
この方針に世界各国で混乱が広がってる。これまで進歩派知識人と評価されてきた一群が一刀両断に切り捨てられ、価値観の逆転が世界中で続いているのだ。
この混乱は「プログラム」と考えてもいいだろう。ただしこのプログラムは、何者かが机上で作成したものではない。地球全体、いや宇宙規模に広がる潮流というべきものだろう。
トランプ政権には爆弾を抱えた人材が勢揃いしている。僅差(賛成52票対反対48票)で国家情報長官に指名されたトゥルシー・ギャバードはネオコンと軍産複合体を猛烈に批判。さらにはTPP(環太平洋パートナーシップ協定)に「政治生命を賭けて反対する」と表明している。
そして他のだれよりも物議をかもしているのが、ギャバードと同様に52票対48票という僅差で厚生長官に就任したロバート・ケネディ・ジュニアだ。
「ワクチン懐疑派」として知られるが、本人は「自分はワクチン反対派ではない」と弁明。何より食品添加物や大手製薬会社の規制に乗り出すと考えられる。
イーロン・マスクもロバート・ケネディ・ジュニアも、トランプにとってはいわば「敵の敵は友」といった間柄。主義主張が完全に一致しているわけではない。事実トランプは「マスク氏は不適格と思われる公務員を解雇する権限を与えられているが、それはわれわれ(政権中枢)が同意しなければ有効ではない。彼は、承認なしに何もできないし、何もしない」と、マスクがトランプの掌てのひらの中で動いていることを明言している。
2月18日にサウジアラビアの首都リヤドで、ウクライナ戦争終結に向けて、米国のルビオ国務長官とロシアのラブロフ外相らの会談が行われた。これを受けて2月28日にはトランプとゼレンスキーの首脳会談が行われたが、会談は決裂。その後は、ウクライナを全面支援するEU(ヨーロッパ連合)を巻き込んでの調整が続いている。
この先なお紆余曲折はあるが、ウクライナは終戦に向かう。トランプの敵である一極主義者(グローバリスト)は必死の抵抗を試み、核戦争も厭わない覚悟で臨むが、第3次世界大戦突入の可能性はほぼなくなった。亀裂が生じたヨーロッパは弱体化して安定、世界は多極化に向かう。
では中東はどうなるのか。ネタニヤフ(イスラエル首相)の大イスラエル主義の野望は潰える。これはプログラムと考えていい。
そもそも昨年(2024年)11月にトランプが大統領選に勝ったのはプログラムの一環なのだ。ある者はそのプログラムを作った者を「神」と呼ぶ。なかには「人類の叡智の結晶」と呼ぶ者もいる。どちらも同じ意味で、全宇宙の巨大な潮流がつくり上げる壮大な歴史のひとコマにすぎない。
今年の大統領就任式で奇妙な光景が見られた。米国時間1月20日正午にトランプは右手をあげて宣誓を行い、第47代米国大統領に就任したが、このときトランプの左手は『聖書』の上に置かれていなかった。なぜ『聖書』に手を置かなかったのか。記者団の質問に、トランプが答えることはなかった。緊張のため慣例を忘れたと解説されるが、おそらく意図的に『聖書』に手を置かなかったのだろう。
なぜか。トランプはキリスト教福音派の熱心な信者ということになっているが、最初に大統領に就任した2017年の5月にトランプはユダヤ教徒の正装でエルサレムの「嘆きの壁」を訪問している。このことから、彼はキリスト教徒ではなくユダヤ教徒だと推測される。なのでキリスト教の『聖書』に手を置いて宣誓することはない。
大統領就任の宣誓後、国歌斉唱の際にもトランプの動きは目立っていた。国歌斉唱のときには多くのアメリカ人は右手を左胸にあてる。就任式の際にもほとんどのアメリカ人は右手を左胸にあてていた。だがトランプだけは敬礼のポーズを続けていた。国歌演奏の際に敬礼するのは軍人だけ。トランプは陸海空宇宙軍の総司令官として敬礼していたのだ。ここにトランプの覚悟が見て取れる。
昨年7月13日、選挙集会の場でトランプは銃撃され、銃弾が右耳をかすめ顔に血が流れた。直後に拳こぶしを振り上げたトランプは、自分が神に守られていると感じたにちがいない。この事件以降トランプは変わった。第1次トランプ政権時代にみられた妥協はなくなった。
トランプはユダヤ教の神ヤハウェに守られることになったのか。その真相はだれにもわからない。こうした流れをすべて見極め、人類の行く末を俯瞰する一群の勢力は、トランプに激変期の舵取りを委ねる決定を下した。
この勢力は俗に「五角錐勢力=ペンタゴナルコーン」と呼ばれる。
(文=志波秀宇)
続きは本誌(電子版)で。
webムー編集部
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