米大統領選「トランプ勝利」をコビトカバの赤ちゃんが予言していた! 特殊能力と愛らしさに世界が夢中

文=webムー編集部

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    動物界に新たなスター予言者の誕生か──。大激戦となった、11月5日のアメリカ大統領選挙。トランプ前大統領の当選を予言したのは、日本でも大人気のカバだった!

    大人気のカバが予言した「トランプ勝利」

     ドナルド・トランプ前大統領の勝利に終わった次期アメリカ大統領選挙。混迷を極め誰もが結末を予測できなかった状況で、1頭のカバがトランプ氏の当選を予言していたと世界のメディアが沸き立っている。これまでにもたびたび「動物界の予言者」は話題になってきたが、カバが予言を的中させた事例は世界で初めてかもしれない。

     注目を集めているのは、タイのカオキアオ動物園で母親とのんびり暮らすコビトカバ(ピグミーカバ)の赤ちゃん「ムーデン」だ。その名前を聞いてピンときた人も多いだろう。7月に生まれたばかりのムーデンは愛くるしい姿や行動がSNSを中心に世界的なブームを巻き起こし、日本でもファンアートが描かれるほどの人気を博している。

     そんなムーデン親子に対し、動物園側は米大統領選を前にケーキに見立てた2つのフルーツバスケットを用意。共和党候補者のトランプ氏と民主党候補者カマラ・ハリス副大統領の名前を彫ったプレートがそれぞれに乗せられており、飼育員が間隔を離した状態で展示スペースにセットした。

     動物園の公式Xが当時の状況を記録した動画を公開しており、多くの来園者に見守られていた状況がうかがえる。そしてムーデンが選んだのは、トランプ氏のネームプレートが乗ったフルーツバスケットだった。実際に大統領選でトランプ氏が勝利を手にしたのはご存じのとおり。ただ、よくよく考えてみれば確率としてはわずか2分の1でしかなく、大騒ぎとなっている反面、ネット上には「ただの偶然」と指摘する声も多い。

     動物園にとってムーデンは来園者が激増するきっかけとなり、徐々に体つきが大きくなってきた現在もブームが落ち着く気配はない。さらに予知能力まで備えていたとなれば、これまで以上に注目を集める存在になることは間違いないだろう。

    ムーデン以外にもいる動物界の予言者

     じつはトランプ氏の勝利が予言されたのは今回が初めてではなく、ヒラリー・クリントン氏と大統領の座を争った2016年にも予言者が現れている。「ゲダ」と呼ばれる中国のサルで、直前の欧州サッカー選手権でも優勝チームを予言・的中させた逸材だ。

    画像は「THE TIMES Of INDIA」より引用

    「予言者の王」の称号を得たゲダの大統領選予言方法は、ムーデンのように偶然を疑われるようなものではない。ゲダの右側にトランプ氏のパネル、左側にクリントン氏のパネルが設置され、ゲダが当選と書かれたうちわを右手で掲げたのだ。それだけならまだ偶然や仕込みを疑う余地もあるが、ゲダはパネルによじ登ってトランプ氏の顔にキスまでしたという。

     かつてサッカー・ワールドカップでも、予言タコの「パウル」が話題になった。動物にはまだ科学的に証明されていない、未知の能力が具わっている可能性がある。次々と動物界から予言者が登場している今、全てを偶然のひと言で片づけるのは難しいようにも思われる。

    【参考】
    https://www.usatoday.com/story/news/nation/2024/11/05/moo-deng-pygmy-hippo-election-trump-harris-cake/76065982007/

    webムー編集部

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