「地球外文明は我々ロシアとの接触を求めている」とロシア大手メディアが主張! 米国の陰謀も暴露し、宇宙的外圧の世論工作か!?
昨今、UFO情報開示の世界的潮流からは取り残されていた感のあるロシア。しかし、彼の国のUFO研究者は独自の考察と理論を確立しつつあるようだ――!
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“史上最大のUFO事件”である「ロズウェル事件」は1947年7月に起きたが、その翌月に同じニューメキシコ州の砂漠で墜落したUFOが地元のネイティブアメリカンの男性たちに発見されていたという。そして彼らは、事故機の中から負傷したエイリアンを救出していたのだ――。
世には数々の“陰謀論”が流布されているが、その中にはUFOや異星人が登場するものも少なくない。
では、この驚きの内容の文書もまた“陰謀論”なのか。
2010年前後からネット上で出回り始めた謎の文書「テラ文書(Terra Papers)」をめぐり、今もさまざまな議論と憶測が引き起こされている。「テラ文書」は歴史、神話、UFO学、陰謀論が交差する奇想天外な内容であり、我々の現実認識を根底から揺さぶるストーリーが展開しているのだ。
ネットで出回った「テラ文書」の執筆者はロバート・モーニング・スカイ氏で、20年以上にわたる研究の末に執筆されたこの文書が不測の事態で流出し、無断でネットに掲載されて多くが目にすることになった。しかし、その後に公式のハードカバー書籍が出版され、現在はペーパーバックや電子書籍でも提供されている。
では、その「テラ文書」の内容とは。
「テラ文書」はホピ族とアパッチ族の血を引くネイティブアメリカンであるスカイ氏が、祖父から語り伝えられた話を元にして構成したストーリーである。
1947年8月13日、スカイ氏の祖父と仲間の5人が米ニューメキシコ州の砂漠で墜落したUFOを発見したことが事の発端であった。
祖父らはUFOに乗っていた負傷したエイリアンを救出して保護した。すると、エイリアンは持っていた装置を使って祖父らとコミニュケーションを図ったのだ。ホピ族によって「星の長老(スター・エルダー)」と名づけられたこのエイリアンは、驚くべき地球と宇宙の“真実”を祖父らに話したのである。そしてスカイ氏は「星の長老」が話したことを祖父からじっくりと聞き、大量のメモを取って記録し「テラ文書」としてまとめたのだ。
メモによると、我々の宇宙の歴史とは宇宙戦争と古代銀河帝国の物語である。
地球は主に2つの帝国主義的な地球外文明の影響を受けており、1つは戦争とマインドコントロールの能力で知られるレプティリアン種族である「SSS帝国」で、もう一方は冷酷さと拡張主義で知られる哺乳類種族である「ASA-RRR帝国」である。これらの帝国は、地球上のこれまでの出来事と人類の進化に影響を与えてきた。
これら2つのエイリアン帝国にとって地球は非常に興味深い惑星であり、もとは不毛の岩石惑星だったものが、彼らの介入で水と緑に満ちた繁栄する惑星へと生まれ変わったのだ。
我々人類も彼らによって地球上で繁殖させられた種であり、その意味では人類もエイリアンであるという。彼らは我々にとって神であると同時に悪魔でもあり、人類を導き、操作し、我々がまだ完全に理解していない方法で人類の歴史を形作ってきた。
現在の地球は「SSS帝国」による“監獄惑星”である。我々人類はいわば“囚人”としてこの地球上に収監されており、彼らに操作され搾取されているのだ。
実際に我々を支配しているのは彼らに選ばれたエリートたちであり、エリートは「SSS帝国」と人類の間の仲介者として政府、軍事、宗教機関など、人間社会のさまざまな側面で重要な地位を占めている。各界で多大な権力を掌握している有力者は、ほぼ彼らのエージェントということになる。彼らはこれらのエリートを通じて地球上の出来事に影響を与え、支配計画に沿って人類の歴史の流れを先導しているというのである。
「テラ文書」は地球外知的生命体の意図と真実の歴史という観点で語られることがほとんどであるが、実は“スピリチュアル”な要素もある。
地球に来ているエイリアンは物理的な存在であるだけでなく、肉体を持たないスピリチュアルな存在でもあり、彼らはこの知識の一部を人類と共有し、我々の形而上学や信仰に影響を与えてきたという。
宇宙もまた物理的なものだけでなくスピリチュアルなものでもあり、人類の進化も生物学的なものだけでなくスピリチュアルなものであることが示唆されている。
人間を含むすべての存在は1つの普遍的な意識の一部であり、我々の個々の意識はその普遍的な意識に通じているとうことだ。ホピ族をはじめとするネイティブアメリカンの伝統とスピリチュアリティに彼らの影響があるのはまず間違いないということになるだろう。
「テラ文書」は主流メディアや学界からは比較的ほとんど注目されていない。「テラ文書」のストーリーは科学的および歴史的理解から逸脱しているため、多くにとって受け入れるのは困難であり、このため“陰謀論”や疑似科学として片づけられがちである。
ある支持者は「テラ文書」は現体制の統制を脅かす可能性のある危険な情報であり、支配層エリートが意図的に抑圧しているとの見解を示しており、それが“陰謀論”に輪をかける皮肉な結果を招いている。
「私たちは一人ではありません。天文学者は間違っています。科学者たちは間違っています。彼らはここにいますが、隠れているので見えません。彼らは目に見えるところに隠れています。私たちは彼らの召使であり、彼らの奴隷であり、彼らの所有物です。私たちは彼らのものです」とスカイ氏は同書紹介文で述べている。
広い意味での「古代宇宙飛行士説」を彷彿させる「テラ文書」だが、現在の地球を影で支配している「SSS帝国」はレプティリアン種族の帝国であることから、これは広い意味での“レプティリアン陰謀論”にも通ずるストーリーになるだろう。もちろんこれは「テラ文書」が“陰謀論”であった場合の話になるが、もし“陰謀論”などではないとすれば、我々の現実認識が180度ひっくり返ることになる。
スカイ氏はウェブサイト「ROBERT MORNING SKY」を運営しており今も精力的に情報を発信している。いわゆるCONSPIRITUALITYの文脈で注視が必要だ。
【参考】
https://www.infinityexplorers.com/terra-papers-true-history-humanity/
仲田しんじ
場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
ツイッター https://twitter.com/nakata66shinji
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