夏の夜のタクシー幽霊譚…意外すぎる乗客とその行く先/妖怪補遺々々
講談の世界でも「冬は義士、夏はお化けで飯を食い」などというように、夏のお話といえば怪談! なかでも「タクシーの幽霊」は定番中の定番ですが、そこはいかにも妖怪補遺々々らしい斜め上なお話を紹介しよう。
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最恐の都市伝説をマンガで解説!
四隅の怪というゲームを知っているだろうか。いつの間にか霊が現れ、1人増えているというものだ。
まず4人で正方形の部屋に集まる。部屋の四隅にひとりずつ立って、部屋の明かりを消す。そして壁にそって、Aがとなりの隅に立つBのところへ行き、その肩をたたく。次にBがとなりの隅に立つCのところへ行き、その肩をたたく。同じように、Cがとなりの隅に立つDのところへ行き、その肩をたたく。これをくり返すゲームだ。
Dが肩をたたくとき、最初にAのいた隅にはだれもいなくなっている。そのため、このゲームは4人では続けられないはずだ。しかし、いつの間にかこの世ならざるものが現れて、このゲームに参加しているそうだ。
●霊が現れるゲームの一種
●いつの間にかいっしょに遊んでいる
●霊に帰ってもらう方法は不明
昔、雪山でそうなんした5人が、山小屋にたどりつき、ひとりが死亡した。残る4人はねむらないようこのゲームを始めたところ、朝まで続けることができた。死んだ仲間の霊が4人を助けるため、ゲームに参加してくれたのではないかという。この四隅の怪を使って霊を呼び出す降霊術は「スクエア」と呼ばれている。
帰らせる方法は不明
四隅ゲームを実行して幽霊が現れたとしても、キミを危ない目にあわせることはなさそうだ。ただし、現れた幽霊に帰ってもらう方法は不明なので、遊び半分でこのゲームを行うのはやめておいたほうがいいだろう。幽霊がキミの部屋にずっといることになるかもしれないからだ。
えいとえふ
書籍・雑誌で編集・ライティングの仕事をしている「AとF」の二人組のユニット。
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