昭和のオカルト的「秘密結社本」の歴史を振り返る/初見健一・昭和こどもオカルト回顧録
昭和のオカルト少年たちを興奮させたキラーワード「秘密結社」。当時のこどもたちは、いつから、何を通してこの話題を知り、楽しむ(?)ようになったのか。昭和「秘密結社本」の系譜をひもとく。
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20年以上前に、突然、現れたカードゲーム「イルミナティ・カード」。 そこには、近未来世界の様子がことこまかに予言されていたーー。謎の予言書として、基本情報を振り返っておこう。 (2020年6月5日記事を前後編で再掲載)
目次
本誌読者なら、「イルミナティカード」という奇妙なカードが存在することを知っている方も多いのではないかと思う。
これは1975年に発表された『イルミナティ』という小説をもとに、1982年(一説には1984年とも)に発売された戦略カードゲームの一種である。
今でこそ成人がスマートフォンのゲームやカードゲームに興じる姿も珍しくはなくなったが、当時はまだ、欧米はもちろんゲーム大国の日本ですら、成人をターゲットにした戦略カードゲームの販売は異例中の異例だった。
なにしろゲームの歴史を変えた「ファミリーコンピュータ」の登場が1986年、カードゲームの代名詞ともなった「マジック:ザ・ギャザリング」の登場に至っては1993年である。そう考えると「イルミナティカード」の存在自体、一種のオーパーツといっても過言ではないかもしれない。
ゲームのシステムにしても、当時の世界観とはあまりにもマッチしていない。なぜならこれは、いわゆるトレーディングカードを使用したゲームだったからだ。具体的には、ブリスターパックと呼ばれるパックを、なかにどんなカードが入っているのかわからない状態で購入し、自分の戦術、戦略に合ったカードのみ、デッキと呼ばれる手持ち札として使用する。
当時のブリスターパックのカードはスポーツ選手などのトレーディングカードが中心であり、ゲームのカードとして何が入っているのかわからないという方式をとったのは、イルミナティカード以前には存在していない。
またこのゲームでは、プレイヤー同士が対等の条件で戦うというゲームの概念をも崩している。相手がどのようなカードを持っているのかわからないため、ゲームが始まるまで戦略の立てようがないからだ。
ポーカーであれブラックジャックであれ、古典的なカードゲームは事前に、どんなカードがそこにあるのかがわかっている。この予備情報があるからこそ、ゲームとして成り立つのだ。しかし、イルミナティというカードゲームは、それぞれのデッキのカードによって戦力差が圧倒的なまでに変わってしまうのである。とてもフェアなゲームとはいいがたい。
だが、現実の世界を見れば、完全にフェアな状態で行われた戦争など、どこにも存在しない。その意味においてイルミナティというカードゲームは、リアルな争いをカードゲームの形に落としこんだものといえるのである。
通常、この手のゲームでは、同じ属性のカードで持ち札を構成するのが一般的だ。しかしイルミナティというカードゲームでは、そうではない。
一例を挙げれば、自身がテロリズムのカードで攻撃したい場合、デッキには必ず資本家と宗教家というまったく別の属性のカードがなければならない。また政治家のカードで攻撃しようと思った場合には、陰謀と資本家のカードが必要となるのだ。これは現代社会ではきわめて納得のいく設定だが、1982年といえばまだ冷戦時代である。現代のような複雑な世界と政治体系が一般に認知されるはるか前に、こうした基本ルールが設定されていたというのは、まさに驚くべきことだ。
そして、さらに奇妙なのはこのカードゲームの作者が事実上の匿名であり、イラストを担当したとされる人物も実在が疑わしいということだ。
しかも――イルミナティカードは1995年に突然、製造と販売が中止され、短い歴史を終えることになる。その過程もきわめて不明瞭であり、情報が少なすぎるのである。
一般報道ではCIAにより、容疑も理由もはっきりしないまま捜査が行われたためだとされている。関係者やカード・コレクターの証言によると、黒いスーツを着た男たちが関連企業にいっせいに入り、ほんの数時間ですべてを持ち去ったというのである。明らかに、FBIのようなまともな刑事警察機構が行う捜査方法ではない。
しかも奇妙なことに、イルミナティカードは今でも、投機目的で売買されているという現実がある。もちろん、製造と販売が禁止されたもの、あるいはロット数が少ないものであれば、カードに限らずそれは物品投機の対象になるだろう。しかしそれは、あくまで合法的な物品に関しての話である。
イルミナティ・カードが政府による公式な捜査を受け、関係者の有罪判決が確定しているのであれば、民間人の所持は禁止されているはずなのだ。ところが現状では、いまも立派な投機の対象になっているのである。
つまり一連のイルミナティカードに関する捜査は、アメリカ連邦法に基づいたものではないということが想像されるのである。なんとも奇妙な話だが、なぜ、そのようなことになってしまったのだろうか。
イルミナティカードは、何が問題だったのか。
簡単にいえば、「予言」である。イルミナティカードに描かれたイラストは、ことごとく未来の出来事を示していたというのだ。
本章ではその内容について、できるだけ具体的に紹介してみることにする。もちろん、これらは的中したとされるイルミナティカード予言のなかの、ごく一部にすぎない。また、予言が的中したとされるほとんどのカードは、最終版が刷られる以前から存在していたものであり、最終版で追加されたものにしても、1995年の時点ではまだ、それらの出来事が起こることを予測することさえ不可能だったものばかりだ。
イルミナティカードは最終版までに、551種類のカードがある。この程度の数では、いつかは起こるだろうという事件を羅列しただけ、という懐疑論者の意見は、統計学上、とうてい受け入れがたいものとなる。
しかもカードゲームとして成立させる以上、そこには事件や事故とはまったく無関係のカードも存在する。あのノストラダムスの詩編集が詩100編で合計10巻以上も著された事実と比較すると、イルミナティカードの予言的中率は、単純計算でノストラダムスの予言の75倍を誇るのである。
さらに、正確とはいえないまでも実際の事件に類似するカード、陰謀を告発したもので、後に公開された陰謀の内容とほぼ合致しているカード、過去に起こった出来事ではあるが、本稿執筆の2019年においてようやく一般的に知られるようになった事件に関するカードまで加えると、正答数は200枚を超えてしまうのだ。
これは、確率論でも統計学でもあり得ない数字である。それどころか、予言と呼ぶことさえはばかられるかもしれない。いや、むしろ、未来を知る何者かが製作したものとしか思えないのである。
9・11同時多発テロ事件
「Terrorist Nuke」というタイトルがつけられたカード。おそらくこれは、もっとも有名なイルミナティカードの一枚だろう。なぜなら、あの9・11アメリカ同時多発テロ事件を予言したとされているからである。
確かにビルの上部で爆炎が上がっているさまは、あの同時多発テロの映像そのもので、しかも飛行機のノーズのような形状のものや翼の一部のように見える残がいも見てとれる。それだけではなく、世界貿易センタービル独特の、階層によってグレーの色が微妙に異なるという特徴まで見事にとらえているのだ。予言というものに対し懐疑的である筆者にしても、さすがにこの事実は受け止めざるをえない。
世界貿易センタービルは構造上、階層ごとにグレーの色が異なり、上層部が一番黒い。このような特徴を持つビルは世界的に珍しいわけだが、イルミナティカードを見ると、グレーの比率やビルとビルの隙間など、ほとんどが合致している。さらに、左端に描かれている少し変わった構造物は、自由の女神の台座と酷似しているのだ。
炎上するペンタゴン
「Pentagon」というタイトルがつけられたこのカードもまた、9・11同時多発テロを予言したとされている。このときにテロリストのターゲットとされたペンタゴン(アメリカ国防総省)だが、さまざまな理由から航空機衝突時の画像は公開されていない。しかし、衝突直後は、おそらくこのイルミナティカードのように中央部から火の手が上がったのだろう。それはテロ事件後の画像からも想像に難くない。
しかもペンタゴンの外観は、1995年当時の上空からの見え方とは違っているのだ。ペンタゴンは防衛のため、定期的に追加工事などを行っているため、角の部分や屋根の形状が年を経るごとに変化している。そしてイルミナティカードのそれは、カードが発売された当時である1980年代から1990年代のペンタゴンの外観とは、まるでかけ離れている。
イルミナティカードには、飛行機こそ描かれていないが、テロの1年前に行われた防衛工事を経た外観が描かれているのである。つまりこのカードは、テロ事件が起こる年まで予言していたということになるわけだ。
ダイアナ元妃事故死
「Princess Di」というこのカードは、英国ダイアナ元妃の不慮の事故を予言したとされている。一見すると、結婚直後の幸福で華やかなダイアナ妃を描いているようだが、細部をチェックするとそうではないことがわかる。
まず、プリンセスの象徴であるティアラがなく、くすんだ黄色の髪飾りになっている。背後にピラミッドアイに似たエンブレムのカメラを掲げている人物がいるのも興味深い。また、イルミナティカードではすべての人物カードは実名で書かれているのだが、このカードだけは「Princess Di」であり、「Di」を英語で発音した場合には「プリンセスの死」とも読みとれる。
さらにカードの能力値を示す数字は2と5になっており、これを25と見立て、秘密結社でしばしば用いられる「次の世界の門」を意味する11を足せば、ダイアナ妃の享年である36になる。そこから、ダイアナ妃が他界する年齢を予言していたとされているのだ。また、死因となった交通事故はパパラッチのフラッシュが原因ではないか、ともいわれているので、このカードはそこまで予言していたとされている。
トランプ大統領誕生
「Enough is Enough」というタイトルのこのカードは、トランプ大統領の出現を予言したものとされる。
確かに顔はドナルド・トランプ氏そのもので、個人識別にも使用される目と鼻の位置や歯の並びなど、とても偶然の一致とは思えない。
さらに、人物の後ろにある正方形はワシントンDCの区画そのものであり、これまでアメリカのありかたを否定したトランプ大統領の意志のようなセリフ、「もうたくさんだ!」と訳せるタイトルがつけられている。つまりこれは、トランプ大統領の政治政策すらも予言しているのだ。
くり返すが、このカードが最後に製造された年度は1995年である。当時、ドナルド・トランプ氏は政治にはまったく興味がないと公式に発言していた。この点だけをとっても、イルミナティカードの未来予言はとてつもないものといえるだろう。
過激環境保護団体の台頭
「Eco-Guerrillas」というこのカードは、文字どおり「環境保護団体」という意味である。だが、描かれている絵柄は、いまでは一部で「エコテロリスト」と揶揄されている、武力行使してでも環境を守ろうとする過激な団体の活動そのものである。
こうした団体が乱立しはじめたのは2000年代初頭からで、カードの船体の形状は、ある過激団体が専用に設計した船舶の形に酷似している。そのため、エコロジストの一部がテロリスト化することを予言したカードとされているのだ。
3・11の巨大津波
「Tidal Wave」というタイトルのこのカードは、3・11東日本大地震で、想定外の高さの津波が原子力発電所を襲う様子を予言したとされている。
建物よりもさらに大きな津波が描かれており、手前の樹木から津波の高さは30メートルから40メートルと推定できる。これはまさに3・11東日本大地震で日本を襲った津波の高さとほぼ一致している。さらに、カードをよく見ると、原子力発電所のような建物はひとつではなく、3つの建物が重なっていることがわかる。つまり、3つの原子炉が津波にさらされた姿さえも予言していた、というのだ。
仮想通貨の出現
「FOREIGN AID」というタイトルがつけられたこのカードは「外貨支援」もしくは「外国への援助」と訳せる。だが、「FOREIGN AID」としたときには、「個別のIDを確認する」という意味になる。
中央にグレイタイプの異星人のような人物がいるのも奇妙だが、その人物が渡しているお金の袋のようなもののマークは、よく見るとドル紙幣のエンブレムではない。さらに背景には、チェーンのようにつながった不思議な模様が描かれている。
一方、差しだされた腕の袖はアメリカ、イギリス、ドイツ、そしてアジアを想像させる。勘のいい読者にはおわかりだと思うが、この地域だけで現在の世界における仮想通貨(日本の公式名称では暗号資産)流通量の98 パーセントが確保されているのだ(数字は推定)。このことからこのカードは、ブロックチェーンを使用した仮想通貨の出現だけでなく、それがどこの国にも属さない、発行元がまるでエイリアンのように不明な通貨であることを予言したものとされている。
「パナマ文書」のリーク
「Tax Breaks」というタイトルがつけられたこのカードは、「税制度崩壊」と訳すことができる。
何かのリーク文書らしきものの中央に、金融マンが飛び込んでいく光景が描かれているが、この絵柄はタックスヘイブンに貯めこまれている資産、人物、企業を暴いた「パナマ文書」についての予言、もしくはタックスヘイブンと呼ばれる、国家の税制度を崩壊させかねない地域が未来において力を持つことを告げたものといわれている。
筆者が注目するのは行列する人々のなかに、「パナマ文書」で名前が挙がった、かなり上位に位置する人物に似た姿がふたり、確認できることである。
その人物は1980年代にも何度か名前が出ていたが、どちらかといえば公明正大な実業家として紹介されていた。つまり、どう考えてもこの絵柄にはふさわしくないと思われるのだ。このことは、カードが「パナマ文書」を予言したという話に、かなりの信憑性を持たせるものである。
リーマンショック発生
「Savings and Loans」というタイトルのこのカードは、直訳をすると「儲蓄とローン」という意味になる。ところが絵柄は明らかに、中産階級の家族が住む家を失う光景が描かれている。
もはや説明するまでもないと思うが、これはサブプライムローン、つまり、中産階級向けの住宅ローンを主とした貸付システムが崩壊することを予言したカードなのである。あのリーマンショックの原因となった事件だ。
さらに筆者が驚いたのは、リーマンブラザーズの看板の取り外し光景と、絵に描かれている看板の取り付けの絵柄があまりにも似すぎていることだ。
また、この問題は一応の決着をみるまでに23か月間を要しているが、カードの能力値の数字も2と3である。つまり、サブプライムローン問題の発覚から崩壊にいたるまでの期間も予言していたのだ。
これまでのカードにおいて、あるものが欠けていたことに読者はお気づきだろうか。それは時間軸である。たとえば預言書とされる「ヨハネの黙示録」であっても、ある出来事の次に何が起こるのか、あるいはどのような出来事が起こる可能性があるのかを示していなければ、その情報はまったく役に立たないといっていい。
だからこそ、投機や投資の世界においては、24時間先の予測データが日本円で数十万円から、ときには数百万円で取り引きされているのだ。そしてイルミナティカードにも、この時間的要素が存在しているのである。
まずは下にある4枚のカードをご覧いただきたい。トランプ大統領らしき人物と顔の輪郭が類似しているカードを軸に、インデックスナンバーどおりに並べたものだ。これを左から右に、過去から未来への時間軸として見た場合、どうなるだろうか。
1枚目は「Enough is Enough」(もうたくさんだ)で、すでに前章で紹介した。トランプ大統領は世界的な閉塞感が漂う経済状況に対し、民衆が「もうたくさんだ!」と叫び声をあげることで誕生した。しかし、その後、国外の勢力から資金を受けた疑惑や、政策の人的後押しをインターネット経由で海外から受けていた疑惑などが報じられた。その報道が正しいなら、2枚目のカード「Exorcism」(邪教)の力を借りて力を得ていることになる。
では、3枚目のカードはどうだろうか。まさにトランプ大統領が悪魔の角を生やしたようだが、タイトルが奇妙だ。「Hex」とは、本来は女性名詞としての「悪魔」の意であり、絵柄からすれば用法として正しくないのだ。だが大統領周辺では現在、大きな権力を持つ女性は存在しないし、女性をめぐるスキャンダルも起きていない。つまりこのカードは、近い将来に起こるトランプ政権下の不吉な出来事を暗示しているのではないだろうか。
さらに4枚目のカードだが、ここでは「Plague of Demons」(悪魔の異常発生)というタイトルで、3枚目のカードの悪魔が変容した姿が、ワシントンの背景と多くの悪魔とともに描かれている。
気をつけなければいけないのは、通常、トレーディングカードの意味づけをする場合、2枚、3枚、9枚で絵柄が合わされるということだ。これはカードホルダーが、9枚で1ホルダーという仕様であることに由来する。したがって、4枚でひとつのグループというのは異例だ。
ひょっとしたらこれらのカードの枚数はトランプ政権の任期を暗示しているのかもしれない。ともあれ、近年のマクロ経済用語として登場した「世界の不確実性」を暗示しているという意味において、無気味なカードであることは間違いないだろう。
「Terrorist Nuke」のカードも前章で紹介したが、もう少し詳しく見てみよう。
テロ事件発生以前の世界貿易センタービルの写真とイルミナティ・カードの絵柄を同じアングルで比較すると、カードの絵柄にはないものがある。ニューヨークの象徴ともいうべき、自由の女神像である。
自由の女神像の台座部分の建物や来歴については本稿では言及しないが、カードでは台座にそっくりな建物だけが描かれている。そして、描かれていない自由の女神像の行方こそが、9・11同時多発テロ事件から先の未来予言へとつながっていくのである。
それが、自由の女神像が描かれた下の3枚のカードだ。
1枚目のカードの背景は、まるで9・11同時多発テロ事件の噴煙が舞い、何も見えなくなってしまった瞬間のニューヨークを彷彿とさせる。なにより絵柄が、アメリカ自由人権団体というタイトルとはどう見ても一致しない。
というよりも、9・11テロ以降の世界は一変し、市民の安全を優先するという大義名分のもと、監視社会とも呼べる世界が誕生した。
インターネットのサービスを利用するためにはアカウントが必須となり、多くの先進諸国で音声まで分析する監視カメラが常識となっている。アメリカ合衆国の「独立宣言書」にある自由と人権は、事実上、存在しなくなったといってもいい。だからこのカードでは、独立宣言書を手放した自由の女神像が、顔を手で覆っているのだ。これは、日々の買い物すら電子マネーによって監視されている現代社会を象徴するカードなのである。
2枚目は「完全自由主義者」のカードだが、近年、GAFAと呼ばれる大企業から離れようとする消費者運動が話題になっている。今はまだそれほど大きな流れにはなっていないが、彼らは経済のグローバリゼーションによるプライバシー侵害などを問題視しており、便利さや安さよりも、自分たちの思想や行動を監視されない自由を求めている。社会経済学的な思想としては、リバタリアン(個人的な自由と経済的な自由の両者を重視する)である。この流れが近い将来、大きな対立を生みだすのかもしれない。
最後のカードは「地球温暖化」となるが、グローバルとウォーミングに文字を分解した場合、「グローバル経済への説得」とも読み取れる。
恐ろしいことにこの絵柄には、エンパイア・ステート・ビルディングはあっても、世界貿易センタービルは描かれていない。
またこれは、グローバル経済の中心であるニューヨークが近未来に没落してしまうという予言なのかもしれない。
(2020年6月5日記事を再掲載)
3月2日公開の後編に続く
嵩夜ゆう
投資家。オカルティズム研究家。イルミナティカード予言研究にも詳しい。
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