玄海原発に飛来したUFOのルート判明! 獺祭が宇宙へ進出……今週のムー的ミステリーニュース3選!

文=羽仁礼

関連キーワード:

    10月10日~10月16日にかけて世界を騒がせたオカルト・考古学・民俗学などの最新不思議ニュースから、超常現象情報研究所と編集部が厳選!

    玄海原発の「UFO」の飛行ルート判明

     7月、佐賀県にある玄海原発上空で目撃された3つの謎の光点に関し、その飛行ルートを記した地図を共同通信が入手、配信した。地図は、光点が目撃された7月26日当日の警備員の目撃情報を基に九州電力が作成し、原子力規制委員会に提出していたもので、現在もその正体については結論が出ていない。地図によると3つの光は午後9時頃原発の正門守衛所で確認され、北東から南西方向に向けて約1キロ、楕円を描くように右回りに飛んだ。敷地にも侵入し、1号機、2号機から南東に約50メートルの地点も通っていた。10月10日付『東京新聞』朝刊「玄海原発謎の「光」原子炉接近」及び「空の警備もろさ露呈」に関連記事。

    【独自】三つの光、玄海原発原子炉接近か 推定飛行ルート判明、正体は不明(共同通信)

    九州電力 玄海原子力発電所(画像=Wikipedia)。

    古代エジプト新王国時代の巨大城塞を発見

     エジプト観光・考古省は11日、シナイ半島の地中海沿いで古代エジプト新王国時代(紀元前16世紀~11世紀)時代の城塞を発掘したと発表。発掘された城塞は広さ約8000平方メートルで、過去に近くで見つかった城塞の3倍。これまでに長さ105メートルの城壁や11棟の塔、長さ75メートルの壁の跡などが見つかっている。10月15日付『毎日新聞』朝刊「3000年前の城塞発掘」に関連記事。

    エジプトで3000年以上前の城塞発掘 王の名入り容器やパン焼き窯も(毎日新聞)

    宇宙で「獺祭」を醸造する試み

     銘酒「獺祭」で知られる山口県岩国市の酒造メーカー獺祭は、21日に種子島宇宙センターから打ち上げ予定の「H3」ロケット7号機で、「獺祭」の原材料と醸造装置を打ち上げ、宇宙での醸造を試みる。原材料と醸造装置は搭載される新型無人補給船「HTV-X」1号機で国際宇宙ステーションに運ばれ、打ち上げから10日後に月面の重力を再現した環境に宇宙用醸造装置をとりつけ、約2週間発酵させ、今年中にも地球に帰還させる。醸造作業はISSに滞在する油井宇宙飛行士が担当する。10月14日付『東京新聞』夕刊「宇宙で醸造獺祭の味は」に関連記事。

    oon/” 獺祭MOONプロジェクト─宇宙空間で獺祭を造る挑戦 | 株式会社 獺祭

    ロケット・H3に日本酒「獺祭」の原材料と醸造装置を載せて、21日打ち上げ…ISS内で酒造りに挑戦(読売新聞オンライン)

    獺祭 MOON PROJECT(https://dassai.com/moon/)より。

    羽仁 礼

    ノンフィクション作家。中東、魔術、占星術などを中心に幅広く執筆。
    ASIOS(超常現象の懐疑的調査のための会)創設会員、一般社団法人 超常現象情報研究センター主任研究員。

    関連記事

    おすすめ記事