主人公は須佐王子! 神や霊が視える少年のマンガ「スサノオくん」が長刀鉾誕生八百年とコラボ

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    京都のご当地マンガが祇園祭の山鉾とコラボ!

    京都を舞台にした「視える少年」のハートフル物語

     京都に暮らす小学生の須佐王子、通称スサノオくんはちょっと変わった男の子。街なかの神社にいる神さまや、死んでしまった人たちが視えるのだ。そのためにいじめられたりからかわれたりしたこともあったけど、今日も元気に神さまたちと会話をし、悩みを抱える人たちを知らず知らずに助けてしまうのだったーー!

     沼津、豊橋、大洗など、地方都市を舞台にしたアニメやコミック、そしてそんな作品の舞台を巡る「聖地巡礼」の旅も人気の昨今。『スサノオくん』は京都のまちを舞台に、「視える子」であるスサノオくんが神仏と交流しながら成長していく日々を描いたユニークなご当地マンガですが、2024年から2年続けて祇園祭の山鉾とのコラボ作品を発表しているというからその地域密着感は折り紙つき。

     2024年には、「奉納漫画」として祇園祭や長刀鉾の歴史もわかる番外編を自主制作。

    https://note.com/susanoo8/n/n25c1e532e188

     そして今年2025年は長刀鉾(なぎなたほこ)誕生800年の節目の年ということで、スサノオくんが描かれた記念特製リーフレットが作製されています。

    「視える」という力のために嫌な目にもあいながら、明るく陽気にふしぎな事件を解決していくスサノオくんを見ていると、こちらもなんだか元気になってくる。京都の神社や伝統文化がストーリーに織り込まれつつ解説されているので、京都の歴史の勉強にもなるうれしい作品です。

    『スサノオくん』
    全3巻、ロビンやすお著、主婦と生活社 https://pash-up.jp/content/00001292
    (3巻は現在電子版のみ)

    2巻では表紙も祇園の山鉾モチーフに!

    webムー編集部

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