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高原剛一郎 著
歴史を動かしてきた「聖書預言」の全貌
一部の自称研究家や関係書においては扱いが曖昧で、しばしば混同されるのだが、「予言」と「預言」とは厳密には異なる。
「予言」は、単にある出来事が実現する前に明言することであるのに対し、「預言」は、神から「預けられた」言葉を意味する。世間には、単に難しそうな漢字でもったいを付けるために「預言」を使っている書物もけっこうあるようだ。
一方、この「予言」と「預言」とがちゃんと区別されているかどうかは、その人物なり著書なりが、本当に信用できるかどうか見極めるポイントのひとつでもある。
この意味で、『聖書』の中では、もっぱら「預言」という言葉が用いられる。
『聖書』が、ユダヤ民族を中心とした人類の過去の歴史だけでなく、未来に起こる出来事まで記した書物だとする考えは、古くから存在する。 本書も、そうした主張に基づき、『聖書』にある各種預言を解釈するものである。
ただ本書の主要目的は、日本人に、聖書についてよく知ってもらうことにある。そして著者にとっての『聖書』は、創造主による人類救済のための、マスタープランである。
本書は、最後にはユダヤ人が、イエスをメシアとして受け入れ、イエス・キリストが再臨し、至福の時代が訪れるとする。
この救済こそが、著者が紹介したい、キリスト教の本質なのだろう。
(月刊ムー 2025年8月号掲載)
羽仁 礼
ノンフィクション作家。中東、魔術、占星術などを中心に幅広く執筆。
ASIOS(超常現象の懐疑的調査のための会)創設会員、一般社団法人 超常現象情報研究センター主任研究員。
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