今年2度めのネッシー出現事例か!? 水面からのぞく無気味な“背中”、高まる捕獲可能性
スコットランド・ネス湖の深みから、不気味な泡とともに“灰色の物体”が浮上! 今年3月に話題を呼んだ“黒い影”に続く貴重な目撃事例となるか──。
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今年もネッシーの大捜索イベント「ザ・クエスト」が行われた。派手な発見はなかったが、重要な知見が得られたようだ!
2025年5月22〜25日にかけて、英スコットランドのネス湖でUMAネッシーの大捜索イベント「ザ・クエスト」が開催された。今年で3回目となる同イベントは、ネス湖センターと調査団体「Loch Ness Exploration(LNE)」が共同で開催している。
今年の「ザ・クエスト」は開催前から大きな期待と注目を集めていた。というのも、今年に入ってからネス湖のライブカメラに「赤ちゃんネッシー」や「2体のネッシー」が映り込むなど、これまでにない異変が相次いでいたからだ。
イベント期間中は、世界中から数百人ものモンスターハンターたちが対面とオンラインの両方で集結し、全長23マイル(約36キロメートル)に及ぶネス湖をくまなく調査。さらに今回の捜索では、史上初めて潜水艦タイプの水中ロボット(ROV=遠隔操作無人探査機)が使用された。ネッシーを水中から撮影することを狙った試みだ。
さらにGoProカメラとライトを備えた餌付きのカメラトラップも投入され、水中を移動しながら野生生物の痕跡を記録する体制も整えられた。
しかしながら、今回の「ザ・クエスト」ではネッシーの目撃は記録されず。過去の捜索で話題になった迫力ある水中音や不思議な映像も得られないまま調査イベントは終了したようだ。
とはいえ今回、全くの無収穫というわけでもなかったようだ。前述の水中カメラトラップによって、カワカマスやサケの映像を撮影することに成功したというのだ。
専門家によると、これらの魚がネス湖で映像として確認されたのは今回が初めてだという。専門家たちは、カワカマスやサケが「ネッシーの食事」になっていると考えており、さらに「この湖に巨大生物が生息している可能性を示す手がかりになる」と指摘した。実際に餌となる生物が確認されたことで、ネッシーの生態解明に一歩近づいたといえる。地味だが極めて貴重な発見というわけだ。
初の発見なのに「餌である」となれば、それまでネッシーは何を食べていたのか、新たな謎も生まれたようだ。
ネス湖センターのゼネラルマネージャーであるナギナ・イシャク氏は、イベントを振り返って次のように語った。
「この週末の興奮と話題は、ネス湖の謎が今もなお生きていることを証明しています。私たちは皆、湖底に眠る秘密を解き明かしたいという同じ願いを抱いているのです」
今年の「ザ・クエスト」は、ネッシーそのものの目撃という派手な成果こそなかったが、ネッシーの生態解明につながる、地味だが興味深い発見を成し遂げた。人々の関心が尽きることのないこの湖で、果たしてネッシーの全てが明らかになる日は来るのか──。ネス湖センターでは早くも2026年の「ザ・クエスト」を5月28〜30日にかけて実施することを発表しており、「次こそは」と期待の声が高まっている。
【参考】
https://www.glasgowlive.co.uk/whats-on/whats-on-news/loch-ness-monster-search-ends-31737321
webムー編集部
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