大阪万博の「火星の石」は「金星の石」だ! 電気的宇宙論から見た惑星の歴史
話題の「大阪・関西万博」で展示されている火星の石。南極で採取された隕石なのだが、実は火星ではなく金星に由来する……という異説がある。電気的宇宙論者が指摘する太陽系の歴史とは?
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5月2〜8日にかけて世界を騒がせたオカルト・考古学・民俗学などの最新不思議ニュースから、超常現象情報研究所と編集部が厳選!
5月3日放送「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」(テレビ朝日系)では、11歳の“神社仏閣博士ちゃん”こと丸山裕加が、高尾山の7大ミステリーを紹介。7大ミステリーの内容は論者によって異なるようだが、同番組では、「店内を柿の木が貫く蕎麦屋高橋屋」「根がひとりでに動いたというたこ杉」「鳥居のような浄心門」「男女が離ればなれになっても登り切る時間がほぼ同じになる男坂と女坂」「100のお寺を訪れたのと同じ御利益のある仏舎利塔」「薬王院及び山頂の冨士浅間神社」などを挙げた。天狗信仰や修験道の中心ということで、日本の三大天狗にも触れ、火渡りの行の映像も紹介。
https://www.tv-asahi.co.jp/hakasechan/backnumber3/0064
5月6日付『読売新聞』朝刊「東京探Q」は、八王子市の地名について解説。八王子という地名は、平安時代に建てられた八王子神社に由来する。この神社に祀られた八王子権現とは、蘇民将来の伝説で知られた牛頭天王(スサノオ)とその8人の王子のことで、日本各地に八王子神社や八王子権現が建立され、八王子という地名も埼玉や三重、京都市などに分布しているという。鎌倉時代にこの一体を支配した梶原景時は、源氏の氏神である八幡神社を建立したが、八王子神社も守り続けた。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20250505-OYT1T50079
1935年、大阪府羽曳野市の応神天皇陵で巨大な竪穴式石室が見つかり、当時の宮内省が調査していたことが、宮内庁の未公開報告書で明らかになった。関係者によると、古墳時代の天皇陵で、埋葬施設が発見された唯一の例だという。報告書によると、簡易ボーリング調査で南北約7メートル、東西約4.5メートルの範囲で天上石の存在が確認され、複数の天上石を並べて石室に蓋をしたと思われる。石室の内部は確認せずに埋め戻された。報告書は一般に公開されないまま長く忘れられていた。5月7日付『日経新聞』朝刊「応神天皇陵に巨大石室」及び同日付『東京新聞』朝刊「応神陵に巨大竪穴石室」に関連記事
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO88486000W5A500C2CT0000
5月3日、住民投票により、米テキサス州キャメロン郡の一部がスターベース市として独立することになった。独立するのは、アメリカの宇宙企業スペースXのロケット発射台や従業員住宅などが集まる地域で、有権者283人のほとんどが同社従業員だという。市長も、スペースXの幹部が就任すると見られている。5月2日付『朝日新聞』朝刊「けいざい+」及び5月6日付『読売新聞』朝刊に関連記事。
https://www.asahi.com/articles/AST5435RTT54UHBI00MM.html
5月1日付『朝日新聞』朝刊「小型ロケット開発しのぎ削る」は、日本の民間企業が開発・計画中の小型ロケット計画を紹介。日本政府は2030年代前半までに年間30機のロケット打ち上げ体制を目指しているが、そのためにはH3のような基幹ロケットだけでは足りず。民間のロケットが必要。日本の民間企業としては、2025年に衛星搭載可能なロケットの打ち上げを計画しているインターステラテクノロジーズ、(失敗ではあったが)昨年ロケット「カイロス」を2回打ち上げたスペースワンの他にも、宇宙輸送システム株式会社やスペースウォーカー社も独自の宇宙船開発を目指している。
https://www.asahi.com/articles/DA3S16205352.html
防衛装備庁の「防衛イノベーション科学技術研究所」が2月17日、「航宙機及び航宙母艦の概念検討の契約希望者募集要項」という入札公司を行った。名称からすると、宇宙空母のような印象も受けるが、防衛省の担当によるといずれも人工衛星の一種で、航宙母艦とはいっても人は乗らず、宇宙空間で無人ドローンを運用するイメージだという。具体的な使途はデブリ対策で、通常の人工衛星は決まった軌道上を周回することしかできないが、母艦から航宙機が出発してスペースデブリの駆除にあたり、処理が終わったら母艦に帰るということが想定されている。5月4日付『毎日新聞』朝刊「宇宙ごみ駆除『航宙母艦』」に関連記事。
https://mainichi.jp/articles/20250504/ddm/012/010/124000c
5月6日付『朝日新聞』朝刊「ISSの『次』商業利用へ開発活発」は、国際宇宙ステーションが2030年頃に運用終了となるのを見越して、民間で進められている宇宙ステーション開発について紹介。アメリカの宇宙企業ヴァストは、直径4.4メートル、長さ10.1メートルの円筒形の宇宙ステーション「ステーションヘイブン1」を開発中で、4月中旬にコロラドスプリングスで開かれたシンポジウムでは模型も展示された。日本の東北大学発のスタートアップ「スペース・クオーターズ」は、宇宙空間で建造物をつくる技術を開発している。全長約6メートルの五角形と六角形のアルミ製パネルを大量に打ち上げ、遠隔ロボットで溶接しながら組み立てることを想定している。
羽仁 礼
ノンフィクション作家。中東、魔術、占星術などを中心に幅広く執筆。
ASIOS(超常現象の懐疑的調査のための会)創設会員、一般社団法人 超常現象情報研究センター主任研究員。
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