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ANYA 著
邪馬台国の国土は四国全域におよんでいた!
邪馬台国。かつての日本に存在した、女王・卑弥呼が統治する古代国家だが、その所在については、江戸時代以来、主として九州説と畿内説に分かれて、侃々諤々の議論が繰り広げられてきた。
このような状況に対し、著者は邪馬台国の場所として、意外な地名を挙げる――阿波である。
古代の日本列島に「縄文文明」が存在し、1万年にもおよぶ平和な時代が続いたことはよく知られているが、著者によれば、縄文時代末期の紀元前1世紀にユダヤ人、呉人、さらには徐福船団の渡来があった(特に徐福船団はその後、この列島に弥生人を大量に生み出すこととなる)。
一方、高度な技術と知識を備えた「ダビデ王の血を引く」人々が辿り着いたのは、四国の山上地帯だったという。その彼らが平地の人々と宥和して擁立したのが、邪馬台国の女王・卑弥呼であり、その国土は四国全域におよんでいたというのだ。
この新たな観点から歴史を概観すれば、まさに唸らされる考察も多い。特に「卑弥呼・天照御大神同一説」や「高天原=阿波説」など、皇室のタブーにも触れる話題はスリリングである。そして本書では、そうした説がこれまで抹殺されてきた理由までも、説得力をもって説かれる。
著者のANYA氏は、「大阪在住。阿波古代史YouTuber」とのこと。経歴等は不明であるが、膨大な知識を持つ歴史論客とお見受けする。今後とも、さらなる活躍をお祈りしたい。
(月刊ムー 2025年6月号掲載)
星野太朗
書評家、神秘思想研究家。ムーの新刊ガイドを担当する。
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