近江の「龍の骨」は皇室に献上され、博物館に収蔵された!? 奇妙な化石を巡る信仰と伝説の現在地/鹿角崇彦
江戸時代の琵琶湖畔で、幻の生物・龍の骨が発掘されていた! その骨は現存し、今でも博物館で保管されているという。
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これぞ「眼福」…!
長寿のシンボルといえば鶴と亀。富裕の象徴ならばおめでた尽くしの宝船、泰平の世の中をあらわすのは、明君の治世にだけ出現するという霊獣・麒麟に霊鳥・鳳凰……と、日本では古来さまざまな吉祥図が描かれ、年始や祝賀の場を彩ってきた。
いわゆる縁起ものはどんな身近な品でも心を晴れやかにしてくれるが、これが皇室伝来の逸品となれば、その「ありがたさ」は2倍3倍。そんな皇室のおめでたいモチーフが一堂に展示されるのが、皇居三の丸尚蔵館で開催中の「瑞祥のかたち」展だ。伊藤若冲の国宝「動植綵絵 老松白鳳図」や、神仙の住む霊地を描いた江戸時代の「蓬莱山絵巻」など、まさに眼福モノの美術品、工芸品が鑑賞できるまたとない機会を堪能しよう。
展覧会「瑞祥のかたち」
会場:皇居三の丸尚蔵館(東京都)
会期:3月2日(日)まで
料金:一般1,000円、大学生500円
詳細は公式サイトから https://shozokan.nich.go.jp/
webムー編集部
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