「ナスカの地上絵」以外の謎を追う! 長頭人、3本指ミイラ、恐竜の絵、熱気球… 古代アンデス文明のミステリー/羽仁礼
新たに168もの「ナスカの地上絵」が発見されたことで話題の古代アンデス文明。実は、“ありえない出土品”だらけの謎に満ちた文明でもある。もう一度おさらいしておこう。
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7月26日~8月1日に世界を騒がせたオカルト・考古学・民俗学などの最新不思議ニュースから、超常現象情報研究所と編集部が厳選!
2010年から翌年にかけて、兵庫県立並木道中央公園の白亜紀前期(約1億1000万年前)の地層から発見された恐竜化石が、トロオドン科の新属新種であると判明、「ヒプノヴェナトル・マツバラエトオオエオルム」と名づけられた。トロオドンは現在の鳥類に近い小型恐竜で、体を丸めて眠っている姿勢で発見されたため、「眠る狩人」を意味する「ヒプノヴェナトル」と命名された。7月26日付『毎日新聞』朝刊他各紙に関連報道あり。
https://mainichi.jp/articles/20240726/ddm/012/040/044000c
7月27日付『日経新聞』朝刊「『アニマルセラピー』に光明」は、介護施設や医療機関で広まっている、犬などの動物と触れあう「アニマルセラピー」活用の動きを紹介。東京都中央区にある「日本動物病院協会」は、1986年よりアニマルセラピーとして動物を連れて介護施設などを訪問する活動を続けており、内山秀彦東京農業大学教授によれば、ネコと遊ぶと感情や判断力をつかさどる脳の前頭前野が刺激されるという。静岡市の静岡県立こども病院では、2010年から医療スタッフとしてファシリティドッグを採用、子どもの不安やストレスを軽減に役立っているという。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF129XT0S4A610C2000000/
7月30日に放映されたテレビ東京の人気番組「開運!何でも鑑定団」では、落語家の二代目林家三平がゲストとして登場。父である初代三平が死んだ年にファンから送られたという、隕石のペンダントと瑪瑙の石板を鑑定依頼した。石板の上にペンダントを垂らして質問すると、願いがかなう場合はペンダントが回転すると述べて実演したが、プレゼンターの今田耕司が来年結婚するかどうか占うと、まった反応しなかった。鑑定結果は3000円で、隕石ではなくテクタイトだった。また、ある日見たことのない女性が夢に現れたところ、2週間後にその女性、国分佐智子とドラマで共演し、その後は毎日のように電話して結婚したという裏話も披露。
https://www.tv-tokyo.co.jp/kantei/
7月26日付『朝日新聞』夕刊「殉教『二十六聖人』の肖像が里帰り待つ」は、バチカンにある「日本二十六聖人」の絵を日本で修復・展示しようとする活動を紹介。日本二十六聖人とは、1597年2月5日に長崎の立山で磔刑にされた26人のキリシタンで、日本人20人が含まれる。1862年にローマ教皇ピウス9世によって全員が聖人認定されたが、日本のUFO研究団体「宇宙友好協会(CBA)」によれば、処刑の際上空に不思議な光点が現れたという。絵画は広島市出身の日本画家岡山聖虚が描いたもので、1931年にローマ教皇ピオ11世に寄贈され、バチカン美術館に保管されている。
https://www.asahi.com/articles/ASS7T0DJ0S7TULFA004M.html
7月29日付『朝日新聞』夕刊「ねぶたの女神は台湾ルーツ」は、8月2日から開催される「青森ねぶた祭」の関連で、青森県大間町に伝わる媽祖信仰を紹介。媽祖は道教の女神で、大間町には1696年に媽祖信仰が伝わり、漁師たちの間で信仰されてきた。大間町では天妃様と呼ばれ、媽祖信仰の盛んな台湾からの観光客誘致にも役立つことが期待されている。今年のねぶた祭では、媽祖のねぶたも登場する。
https://www.asahi.com/articles/DA3S15996885.html
昨年、月着陸船「HAKUTO-R」で月面着陸に挑んだ日本の宇宙企業「アイスペース」は、月の砂を採取する小型探査車を公開。粘り強さを意味する「テネシアス」と命名した。今年冬、アメリカ製のロケットで打ち上げられる着陸船「レジリエンス」に搭載し、2025年に月面着陸を予定している。7月26日付『東京新聞』朝刊「月の砂採取再起へ粘り強く」に関連記事あり。
羽仁 礼
ノンフィクション作家。中東、魔術、占星術などを中心に幅広く執筆。
ASIOS(超常現象の懐疑的調査のための会)創設会員、一般社団法人 超常現象情報研究センター主任研究員。
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