ノストラダムス研究家・五島勉 追悼特集 大予言ブームを巻き起こした稀代の著述家/羽仁礼
『ノストラダムスの大予言』—— 。累計250万部を超える大ベストセラーであり、日本におけるノストラダムス研究書の代表である。その著者、五島勉氏が亡くなられた。はたして五島氏とは、どのような人物だったの
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あの「大予言」を巡って、オカルト5人組が騒動に……。ムー民必読のミステリ小説!
1999年7月生まれ。あの「大予言」の月に誕生したオカルト好きの5人の若者は、あるオカルト系動画をきかっけに「世紀末五銃士」と呼ばれるようになり、交流をもっていた。だがあるとき、メンバーのひとりが奇妙な集団死事件に関わって命を失い、残りの4人も次々に無気味な惨劇に見舞われてゆく……。
イヤミスに定評のある推理作家、真梨幸子が「ノストラダムスの大予言」をテーマに仕上げた本作。先の読めないミステリとしての面白さもさることながら、マンデラエフェクトやシミュレーション仮説、人類滅亡、オカルト系YouTuberにホラー芸人……と、ムー民ならば食いつかずにはいられないオカルト界隈の要素が盛りだくさんで、そういう意味でも興奮のやまない一冊になっている。
また、書影をみれば一目瞭然だが、世紀末予言をリアルに体験した世代ならば本書の表紙デザインにもぐっとくるのではないだろうか。さらにくわえて版元があの祥伝社! 幾重にもオマージュやパロディが散りばめられた、ものすごい小説が誕生してしまった。
webムー編集部
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