「心霊写真」という新たなる恐怖の発見と衝撃/昭和こどもオカルト回顧録
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珍スポ巡って25年、すべてを知る男による全国屈指の“珍寺”紹介。今回は岩手県盛岡市の松園観音。びっしりと並んだ木彫りの仏像に記された無数のメッセージは願い事というよりも…!?
盛岡市の郊外、松園観音に足を踏み入れると、大抵の人は驚く事だろう。
境内の至る所に木彫の仏像が大量に、びっしりと並んでいるのだ。
仏像には様々なメッセージが書き込まれている。それは神仏に対して、というより自戒の念を込めたものが多かった。
仏像の造形は実にシンプルなものばかりである。これは仏師ではない素人の手によるモノと考えられる。
境内のあちこちに並べられた仏像を見ていると、技術の上手い下手は信仰においてはあまり意味を成すものではないのではないかと思えてしまう。
我々はどうしても仏像を美術的な観点から捉える癖を植え付けられている。しかし造形的に下手な仏像にこそ、それでも仏像を造らざるを得なかった篤い思いが込められている、と私は思うのである。
ちなみに裏山には無縁になった墓石を斜面に積み上げた巨大ロボのような地蔵がいた。
小嶋独観
ウェブサイト「珍寺大道場」道場主。神社仏閣ライター。日本やアジアのユニークな社寺、不思議な信仰、巨大な仏像等々を求めて精力的な取材を続けている。著書に『ヘンな神社&仏閣巡礼』(宝島社)、『珍寺大道場』(イーストプレス)、共著に『お寺に行こう!』(扶桑社)、『考える「珍スポット」知的ワンダーランドを巡る旅』(文芸社)。
珍寺大道場 http://chindera.com/
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