UFO・異星人と臨死体験・死後の世界の共通性とは? すべては異次元「数のない世界」に属する仮説
“この世”にいる我々にとって、“あの世”はわからないことばかりだ――。気鋭のジャーナリストは死後の世界もUFOも“あの世”に属するものであり、そこは“別次元”であるとの自説を展開している。
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小鬼のような姿で知られる怪物UMAポンベロがアルゼンチンの国立大学に出現! 子供を誘拐した怪物と同一個体なのか? 現地は謎と恐怖に覆われている。
南米を中心に目撃情報が絶えない伝説の怪物「ポンベロ」。ついにその姿をとらえたという映像が公開され、SNSを中心に話題になっている。
その映像は2022年4月27日のもの。アルゼンチン・ブエノスアイレスにあるロマス・デ・サモラ国立大学の公式インスタグラムで公開されたというのだ。
構内をパトロール中だった警備員の男性が、奇妙な笑い声をあげながらサッカーグラウンドを走り回る謎の生き物を発見。慌てて自身の携帯で撮影した。
その動画を見ると、「見ろ!何なんだ、あれは!」という男性の声とともに、黒い小さな生物が犬のようなスピードで道路を斜めに横切る様子がとらえられている。
公開した大学の公式アカウントには、「ポンベロが現れた!」「走り方が動物の動きではない」といったコメントが殺到。もちろん周囲に生息している野生動物である可能性はゼロではないが、大学側もいまだその正体をつかめないでいるそうだ。
ポンベロとは、パラグアイを中心にアルゼンチンやブラジルなどの周辺諸国に伝わる伝説の怪物である。古い伝承によると、全身が毛むくじゃらで、身長は1mほどのいたずら好きな小人だそうだ。普段は夜行性で森の中に潜んでいるが、時には女性をも襲う恐ろしい悪鬼なのだという。
実はこの動画が公開される2週間前にも、同じアルゼンチンでポンベロによる子供の誘拐事件が報じられたばかりである。
当時3歳のセバスチャン君は、「キャプテン・アメリカごっこをしにいく」と母親に言い残し、自宅から約3キロ離れた森の中の小沼で溺れているところを奇跡的に救出された。
発見者は近くで畑作業をしていた女性。何かを警告するかのように激しく吠える犬の鳴き声を不審に思い様子を見に行ったところ、小沼の中で溺れている男の子と、キャプテン・アメリカのマントを咥えて必死に引き上げようとしている犬を発見したのだという。
幸いセバスチャン君は大事に至らず、飼い主を守った愛犬のお手柄として話題になったが、その裏で、この事件は「ポンベロによる幼児誘拐事件」として大々的に報じられたのだ。
3歳の子供が、道に迷い思いもよらぬほど離れた場所で発見されることはあるだろう。だが、セバスチャン君が発見された小沼までは、防犯用の金属製ワイヤーフェンスが設置されている場所が7カ所、さらには小高い丘を2つ越えなければたどり着けないという。また森の茂みには、何かに誘導されたかのようにジグザクと進んだセバスチャン君の足跡が残されていたことから、ポンベロに小沼へと誘導されたのではないか、と推測されているのだ。
この事件を受け地元住民は戦々恐々とした毎日を過ごしているというが、真相はいまだ謎のままである。
ポンベロの正体については悪霊や妖怪、宇宙人など様々な説があるが、その被害はかなりの数に上るといわれている。中にはポンベロの子供を妊娠・出産した事例も報告されていることから、伝承ではなく実在する存在として恐れられているそうだ。その正体は新種のUMAなのだろうか。今後も注目していきたい。
(2022年5月2日記事を再掲載)
遠野そら
UFO、怪奇現象、オーパーツなど、海外ミステリー情報に通じるオカルトライター。超常現象研究の第一人者・並木伸一郎氏のスタッフも務める。
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