人類は、本当に月に行ったのか?「アポロ陰謀論」の基礎知識
「ムー」的な視点から不可思議な事象や謎めいた事件を振り返っていくムーペディア。 今回は、「アポロ計画」による人類の月面着陸はねつ造だったとする、いわゆる「アポロ陰謀論」の真偽を取りあげる。
記事を読む

史上3度目となる月面着陸を行ったアポロ14号ミッションで宇宙飛行士による極秘のESP実験が行われていた――。宇宙船の中から送信したテレパシーは地球上に届いていたのか。
月面を歩いた6番目の人物であるアポロ14号の宇宙飛行士エドガー・ミッチェル(1930~2016)は生前、月面着陸ミッション中にNASAには無断で超感覚的知覚(ESP)――つまり超能力の実験を独自に行っていたことを告白している。それは、ESPによる情報伝達が宇宙空間と地上の間でも可能かどうか検証する史上初の試みだった。
事前に周到に計画されていたこの超能力実験は、アポロ14号船内での休憩期間中に実行に移された。ミッチェルは、さまざまな図形が描かれたカード25枚をランダムに並べ、それらの図形を順番に念じることで地球にいる人物へと送信することを試みた。1回のセッションで2パターン、つまり計50枚の並びを送信するのに約20分が費やされたという。
そして地球上の4人の参加者は、ミッチェルからの精神的メッセージを受け取り、その図形をそれぞれ記録した。ちなみにこの4人の参加者には、事前に6回のセッションを試みると伝えられていた。しかし、任務の都合で実施できたセッションは4回にとどまった。参加者の身元は長らく伏せられていたが、後になってそのうちの1人はシカゴの有名な霊能者オロフ・ヨンソンであったことが判明している。
ミッチェルの地球帰還後、参加者が地球上で記録した一連の図形と、ミッチェルが念じて送った図形との“答え合わせ”が行われた。最高得点を獲得した2人の参加者は、全200回の推測のうち合計51回の正解を記録。偶然であれば、正解数は約40回程度になるとミッチェルは説明している。つまり、少なくとも2人の参加者は偶然以上の確率で図形のイメージを受け取っていたことになる。
まさに“表の歴史”で語られることのない衝撃の事実だが、エドガー・ミッチェルの元妻アニタ・ミッチェルは最近自身の回顧録『You Don’t Look Like An Astronaut’s Wife(宇宙飛行士の奥さんらしくないね)』を出版。その中で、元夫が月面で秘密裏に超能力実験を行っていた件について詳しく触れている。
ミッション当時、彼女はまだミッチェルと結婚していなかったものの、その実験は「エドガーの人生における極めて重要なものであった」という。200回の試行のうち51回を正答したという実験結果について、元夫は「この実験結果が偶然に起こる確率は、20億分の1だ」と話していたということだ。つまり奇跡が起きていないとすれば、超能力が作用していたことになる。アニタによると、エドガー・ミッチェルは「アポロ14号での経験を通して、彼が従来の科学の枠にとらわれない可能性にますます目を向けるようになった」そうだ。
その言葉を裏づけるように、月から帰還後のミッチェルは意識や瞑想、自己治癒などを研究するために、「ノエティック科学研究所(Institute of Noetic Sciences:IONS)」を設立。結婚後は、ロケットの先駆者であるヴェルナー・フォン・ブラウンや超能力者ユリ・ゲラーらとの交流も増え、アニタの考え方まで変化していったという。
彼女によると、アメリカの宇宙開発計画に関わる著名人には、ミッチェルと同様に未解明の現象に興味をもち、人類はいずれ地球外に拠点を築く必要があると確信している人も多いという。ミッチェルにとってアポロ14号のミッションは、人類が別の惑星に到達できるかどうかという問題を占う試金石であったのかもしれない。

実験の結果は、厳密には超能力が成立したことを証明するものにはならなかったが、月面着陸を果たした宇宙飛行士が既成の科学の枠を超えた探究へと駆り立てられており、歴史的事象の背後で極秘裏に実験まで行っていたという事実は、より多くの人類に共有されるべき話だろう。
地球外生命体の存在に加え、政府によるUFO隠蔽まで公言していたエドガー・ミッチェルだが、今後は元妻のアニタ・ミッチェルによってさらなる驚きの事実が明かされるかもしれない。
【参考】
https://www.dailymail.com/sciencetech/article-16050533/edgar-mitchell-moon-esp-experiment.html
https://www.nytimes.com/1971/06/22/archives/astronaut-tells-of-e-s-p-tests.html
仲田しんじ
場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
ツイッター https://twitter.com/nakata66shinji
ランキング
RANKING
おすすめ記事
PICK UP
関連記事
人類は、本当に月に行ったのか?「アポロ陰謀論」の基礎知識
「ムー」的な視点から不可思議な事象や謎めいた事件を振り返っていくムーペディア。 今回は、「アポロ計画」による人類の月面着陸はねつ造だったとする、いわゆる「アポロ陰謀論」の真偽を取りあげる。
記事を読む
アポロより先に月面を歩き、惑星モニヘヤを旅した!? 愛すべきUFOコンタクティの奇妙な晩年
73歳という晩年にUFOと遭遇し、月や金星を旅した男がいた。突拍子もない体験談を通じ、彼は何を訴え、いかに愛されたか。
記事を読む
アポロ計画の真の目的とは?隠蔽された地球脱出計画/並木伸一郎・月の都市伝説
月には異星人の基地がある! 月面で発見された未確認飛行物体や巨大構造物の正体とは? アポロ計画を通じて人類は異星文明と接触していた? などなど、〝月をめぐる都市伝説〟の数々をご案内! 今回はアポロ計画
記事を読む
2024年も史上最大のネッシー捜索計画「ザ・クエスト」実施決定! ついにNASAも協力か!?
今度こそ水棲UMA「ネッシー」捕獲に至る歴史的転換点となるか!? なんと、NASA(アメリカ航空宇宙局)に大規模探索事業への参加が要請された!
記事を読む
おすすめ記事