元特攻隊員の記憶を持つ少年「真実の生まれ変わりの話」/ムー民のためのブックガイド
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大門正幸 著
リアルな生まれ変わりの事例を多数紹介
『真実の生まれ変わりの話』にも登場した著者・大門正幸氏は、アメリカはバージニア大学医学部客員教授で、「言語研究に携わる一方、「意識の死後存続」や「生まれ変わり」現象の研究を通して人間の意識や、心の問題の探究を続けている」。
過去の本欄でも、氏の著書である『「生まれ変わり」を科学する:過去生記憶から紐解く「死」「輪廻転生」そして人生の真の意味』(桜の花出版)をご紹介した。
本書は、そんな「生まれ変わり」研究の世界的権威が、この現象に関する最新かつ劇的な事例を集め、この謎の事象の真実に迫る、渾身のルポルタージュである。
2001年の「911テロ」の犠牲者の記憶を持ち、日本語よりも先に英語を話しはじめた、日本人の幼児。現代の父と娘に生まれ変わった、かつての帝国海軍の上官と部下。2011年に早逝した「ポエトリーラッパー」の記憶を持つ少年。カナダに転生した父と再会した娘。臨死体験によって人生を一変させた医師等々、あっと驚くような、そして改めて人間存在の尊さ、不思議さ、そして強さを実感させてくれる、リアルな生まれ変わりの事例が多数紹介されている(『真実の生まれ変わりの話』の主人公であった谷常佑君も登場するので、ぜひ読み比べていただきたい)。
先の『真実の生まれ変わりの話』と併読すれば、この不思議な現象に関する多角的・立体的な知見が得られよう。

(月刊ムー 2025年12月号掲載)
星野太朗
書評家、神秘思想研究家。ムーの新刊ガイドを担当する。
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